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Vビーム治療(赤ら顔、赤あざ、ニキビ跡治療など)を池袋でするなら池袋駅前のだ皮膚科へ|赤ら顔、酒さ(しゅさ)、血管腫(赤あざ)、ニキビ跡の赤み、傷跡、妊娠線治療などに

治療の特色 /Common diseases
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Vビームで赤ら顔、毛細血管拡張症や赤あざを治す
酒さ、ニキビ跡の赤み、傷跡やケロイドの赤み、血管腫にも効く赤みのレーザー治療

Vビームとは、各種血管病変に使われている色素レーザーです。当院では「赤ら顔・酒さ(しゅさ)」、「赤あざ(単純性血管腫、乳児血管腫)」、「毛細血管拡張症」、「ニキビ跡・傷跡」などの施術に使用しています。

ここではVビームで効果が期待できる症状や、効果を実感するタイミング、代表的なダウンタイムや当院の症例などVビームに関する気になる情報を紹介します。

目次(クリックで開閉)

Vビームとは

Vビームは厚生労働省が認可した色素レーザーという種類の医療機器で、各種血管病変の治療に使われています。Vビームのレーザーを照射すると、血液中のヘモグロビンに反応して血管が破壊されます。そのため血管の拡張や増殖が原因で肌に赤みが出るような症状に効果が期待できるのです。当院ではVビーム2という機種を使用しています。

※「単純性血管腫」、「乳児血管腫」、「毛細血管拡張症」以外の症状にVビーム2で施術をするときには、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

Vビームで対応できる症状

  • 酒さ(しゅさ)、赤ら顔
  • 毛細血管拡張症
  • 小鼻の赤み
  • 老人性血管腫(赤ほくろ)
  • 赤あざ(単純性血管腫、乳児血管腫)
  • ニキビ跡の赤み
  • 傷跡、ケロイド
  • 静脈湖

Vビームで効果が期待できる症状

ここではVビームで効果が期待できるそれぞれの症状について、詳しく紹介します。

酒さ(しゅさ)、赤ら顔

酒さ(しゅさ)とは、鼻や頬などに赤みやニキビのようなポツポツがあらわれる皮膚疾患で、一般的には「赤ら顔」と呼ばれています。酒さの原因として皮膚の免疫異常や、ニキビダニ、遺伝が関係していると考えられています。また「紫外線」や「加齢」、「血行が促進されるような行動(運動、入浴、気温差、辛い食べ物やアルコールなど)」により症状が悪化しやすいと言われています。

代表的な酒さの症状は「毛細血管拡張症による肌の赤み」、「毛穴のポツポツ」、「目の充血や刺激感」、「鼻のゴツゴツ感」です。症状のあらわれ方に個人差はありますが、毛細血管の拡張が原因で顔全体にぼんやりとした赤みがよく見られます。ほてり、かゆみ、刺激感といった自覚症状があります。

「酒さ・赤ら顔をVビームで治療した症例」を見る

毛細血管拡張症

なんらかの理由によって肌表面の毛細血管が拡張したままで戻らなくなり、網目のようなチリチリとした赤い線が出る病気です。顔の中心に近い部分(頬、鼻、眉間など)に症状がよく見られます。通常は痛みや刺激感などの自覚症状はありません。

「毛細血管拡張症をVビームで治療した症例」を見る

小鼻の赤み

鼻の横、鼻下は刺激により血管が拡張しやすく、肌に赤みが出やすい部分です。原因はさまざまですが、脂漏性皮膚炎や湿疹だと診断されたものの「塗り薬が効かない」、「かゆみはないのに赤みが続く」という場合は毛細血管拡張が原因で起こっていることもあります。

「Vビームにより鼻下の毛細血管拡張症にアプローチした症例」を見る

老人性血管腫(赤ほくろ)

赤いほくろのように見える老人性血管腫は、毛細血管が増殖して作られた良性のできものです。明確な原因はわかっていませんが、加齢や紫外線、遺伝などが影響していると考えられています。高齢者に症状がよく見られるため、老人性血管腫と呼ばれていますが、20~30代の若年者に症状があらわれることもあります。全身どこにでもできる可能性はありますが、とくに上半身(顔、背中、腕など)によく見られます。

「老人性血管腫をVビームで治療した症例」を見る

赤あざ(単純性血管腫、乳児血管腫)

生まれつきもしくは生まれてすぐからはっきりと見えている赤あざです。平坦で生まれつきある単純性血管腫は放置していても自然に消えることはありません。体が成長するにつれて、患部の見た目が紫色へと変化して、盛り上がったり面積が増えたりするかもしれません。子どもの頃は皮膚が薄くレーザーの治療効果がより強く期待できるため、生まれたばかりの赤ちゃんでも治療を希望するときにはなるべく早く開始するとよいでしょう。

生まれてすぐ出現して徐々に大きくなる乳児血管腫は数年かけて自然に消えることが多いですが、早めにVビームで血管の増殖を抑えたほうが、消退後の跡が残りにくいとされています。

「単純性血管腫をVビームで治療した症例」を見る

ニキビ跡の赤み

ほとんどの場合、ニキビが治れば肌の赤みも半年ほどでおさまります。ただしニキビの炎症が強いときや、繰り返しできるニキビで肌へのダメージが大きいときには、肌に赤みが残ってしまうかもしれません。

「ニキビ跡の赤みをVビームで治療した症例」を見る

傷跡、ケロイド

傷を治すための炎症が過剰に起こってしまうと、赤みのある傷跡や赤く盛り上がるケロイドが残ってしまうかもしれません。一般的な傷以外にも、ピアスを開けたときの穴や、クラゲに刺された傷などをきっかけにして起こります。妊娠や高血圧、体質などにより症状が悪化すると考えられています。自覚症状としては痛みやかゆみなどです。

「傷跡をVビームで治療した症例」を見る

静脈湖

静脈が拡張することで起こる紫や黒のできものです。唇によくあらわれるため、かむと出血や痛みがあるかもしれません。静脈が血栓などで詰まってしまうと、急に痛みが出ることもあります。

「静脈湖をVビームで治療した症例」を見る

Vビームで効果を実感するタイミング

効果を実感するタイミングは一人ひとりで異なります。ここでは効果を実感するタイミングの目安となる治療回数について症状ごとに紹介します。

症状 治療回数
赤ら顔、酒さの赤み 5~10回
毛細血管拡張症 1~5回
老人性血管腫(赤ほくろ) 1~2回
赤あざ(単純性血管腫、乳児血管腫) 3回(子ども)、4~10回(大人)
ニキビ跡の赤み 3~8回
傷跡、ケロイド 2~10回
ウイルス性イボ 5回前後
静脈湖 1~2回

Vビームの施術頻度は保険適用の場合は3か月、保険適用外(自費診療)の場合は2~4週間です。具体的な治療スケジュールについては、診察時に医師までご相談ください。

症例

「Vビームにより赤ら顔・酒さにアプローチした症例」

赤ら顔、酒さ
治療内容

顔全体にある肌の赤みと頬のポツポツとした症状にお悩みだった患者様です。ほてりや刺激感などの自覚症状もあり、受診時には画像(左)のように赤みやポツポツが広がっていました。当院でVビーム2とイベルメクチンクリームで治療をした結果、2か月後には写真(右)のように赤みやポツポツが目立ちにくくなりました。

治療期間・回数

約2か月・3回

費用

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

治療内容 料金
Vビーム 全顔 33,000円×3回=
99,000円(税込)
イベルメクチンクリーム(30g) 4,400円(税込)
合計費用 103,400円(税込)
リスク・副作用

Vビーム:赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

イベルメクチンクリーム:赤み、かゆみ

担当医師コメント

この患者様のように、Vビームはぼんやりとした赤みに効果が期待できる施術です。イベルメクチンクリームは酒さの原因であるニキビダニに効果が期待できる塗り薬で、とくにポツポツとした症状にアプローチします。1日1回患部に塗布する使い方で、薬による刺激感も通常ありません。

「Vビームにより赤ら顔にアプローチした症例」

赤ら顔
治療内容

写真は赤ら顔でお悩みだった当院の患者様で、1年5ヶ月かけて5回Vビーム2で治療したところ、写真のように赤みは目立たなくなりました。

治療期間・回数

約1年5ヶ月・5回

費用

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

治療内容 料金
Vビーム 全顔 33,000円×5回=
165,000円(税込)
リスク・副作用

Vビーム:赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

担当医師コメント

全体的な赤ら顔が目立たなくなっています。パルス幅低めで細い血管をターゲットにした打ち方にして、かつ出力を抑えて紫斑が出ないようにVビームを設定していい結果を出すことができました。Vビームの効果は出力以外にもパルス幅で効果が大きく変わることがあり、最初の設定が重要です。設定にはおおまかな目安はある一方で、絶対にこの設定が効く、というのがないため毎回効果を見ながら微調整しています。

「Vビームにより赤ら顔とアトピー性皮膚炎の混在にアプローチした症例」

アトピー性皮膚炎
治療内容

幼少時からアトピー性皮膚炎があり、3年前から赤ら顔がステロイドやコレクチムを塗っても治らなくなったと受診した患者様。塗り薬で治らない毛細血管拡張による赤ら顔と判断してVビーム2で7回治療したところ、治療開始から1年9ヶ月後にはここまで赤みがきれいにとれました。

治療期間・回数

約1年9ヶ月・7回

費用

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

治療内容 料金
Vビーム 全顔 33,000円×7回=
231,000円(税込)
リスク・副作用

Vビーム:赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

担当医師コメント

アトピー性皮膚炎があると慢性的な炎症と、長期間のステロイド外用剤の使用の2つにより、赤ら顔になっている場合が多いです。この患者様のように塗り薬で赤みがとれない場合は、アトピー性皮膚炎による炎症だけでなく、毛細血管拡張により赤ら顔になっていますので、Vビームが有効です。また、この患者様でそうだったように、Vビームで顔のアトピー性皮膚炎自体も改善することがあります。

「Vビームにより鼻と頬にある毛細血管拡張症にアプローチした症例」

毛細血管拡張症 毛細血管拡張症
治療内容

幼い頃から肌の赤みにお悩みだった患者様です。受診時の画像(左)を見ると、鼻から頬にかけてチリチリとした赤い血管が見えています。当院でVビーム2の施術を1回した結果、4か月後には気になる症状が目立たなくなりました。

治療期間・回数

約4か月・1回

費用

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

治療内容 料金
Vビーム ほほから下 22,000円(税込)
リスク・副作用

赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

担当医師コメント

この患者様のようにチリチリとした赤い血管が見えている場合には、レーザーのパルス幅や出力を高めて太い血管を狙うようにVビームを照射することで、治療効果を上げることができます。

「Vビームにより鼻下の毛細血管拡張症にアプローチした症例」

小鼻の赤み
治療内容

鼻の下に血管が見えているとお悩みだった患者様です。受診時の画像(上)を見ると、鼻下にはチリチリとした赤い血管が浮き出ており、頬全体には肌の赤みが出ています。当院でVビーム2の施術を4回した結果、5か月後には画像(下)のように気になる症状が目立たなくなりました。

治療期間・回数

約5か月・4回

費用

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

治療内容 料金
Vビーム 全顔 33,000円×4回=
132,000円(税込)
リスク・副作用

赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

担当医師コメント

鼻の下は太めの血管が拡張していたために、太い血管を効率よく治療できるようパルス幅と出力を上げて治療しました。頬は赤みが目立っていましたが、血管はあまり目立っていなかったため、パルス幅と出力を下げた設定で施術しました。患部や症状にあわせてパルス幅や出力といった照射設定を調整することにより、期待した効果を実感しやすくなります。

「Vビームにより老人性血管腫にアプローチした症例」

老人性血管腫
治療内容

背中に老人性血管腫がある患者様に、Vビーム2を使って治療をした写真です。1回の治療で、2か月後には、赤いほくろのような患部が目立たなくなっています。

治療期間・回数

1日・1回

費用

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

治療内容 料金
Vビーム 老人性血管腫 5か所まで 11,000円(税込)
リスク・副作用

赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

担当医師コメント

老人性血管腫は、飲み薬や塗り薬では効果が見られない疾患です。また、ラジオ波メスなどを使用して手術で除去することも可能ですが、傷跡のリスクが高くなります。老人性血管腫にVビームを使用したときには、ほとんどの方は1回の施術により患部が消失します。大型の場合や盛り上がりが強い場合は2~3回の施術が必要になることがあります。

「Vビームにより単純性血管腫にアプローチした症例」

単純血管腫
治療内容

右腕上腕から手首にかけて広範囲にある赤あざでお悩みだった患者様です。赤あざは生まれつきのものであり、単純性血管腫と診断したため、保険適用内で治療をしました。受診時の画像(左)には赤~紫色の症状が広範囲に出ていました。当院でVビーム2の施術を4回した結果、1年6か月後には画像(右)のように気になる症状が目立たなくなりました。

治療期間・回数

約1年6か月・4回

費用

以下は保険適用内(3割負担)の施術です。保険適用の場合は3か月に1回の頻度で治療が受けられます。

治療内容 料金
Vビーム2 180c㎡(上限) 32,010円×4回=
128,040円(税込)
リスク・副作用

赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

担当医師コメント

赤あざは赤ら顔と違い、紫斑が出るぐらいの強いパワーで照射しなければ期待した効果を実感しにくくなります。そのため施術直後は打ち身のように肌が紫色に変化しますが、ほとんどの場合は2週間程度で症状がおさまります。強く照射するために一時的に色素沈着が出現することがありますが、通常3ヶ月程度で目立たなくなります。単純性血管腫の場合は保険適用でVビームの治療が受けられます。

「Vビームとイソトレチノインによりニキビ跡の赤みにアプローチした症例」

ニキビ跡の赤み
治療内容

右頬全体に広がるニキビ跡の赤みにお悩みだった患者様です。当院ではイソトレチノインの内服治療とVビーム2の施術を7回しました。画像(左)は、イソトレチノインの内服治療を2か月したときの状態です。イソトレチノインの内服により、もともとあったニキビのポツポツとした症状は目立たなくなりましたが、肌に赤みのあるニキビ跡が残っていました。イソトレチノインの内服治療を継続しながら、Vビーム2による施術を7回した結果、8か月後には画像(右)のように気になる症状が目立たなくなりました。

治療期間・回数

約10か月・7回

費用

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

治療内容 料金
Vビーム 全顔 33,000円×3回=
99,000円(税込)
イソトレチノイン20mg 30日分 16,500円×10か月=
165,000円(税込)
合計費用 264,000円(税込)
リスク・副作用

Vビーム:赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

イソトレチノイン:肌の乾燥、採血異常、催奇形性、関節痛・筋肉痛・骨痛、脱毛、頭痛、うつ病など

担当医師コメント

ニキビ自体はイソトレチノイン内服だけで十分な効果を実現できることがほとんどですが、それだけでは赤みが残ることがあります。ニキビ後の赤みは炎症後紅斑(PIE; post-inflammatory erythema)とも呼ばれ、Vビームによる治療が有効です。

「Vビームにより傷跡の赤みにアプローチした症例」

傷跡、ケロイド
治療内容

他院で数多くあったおでこのできものをレーザーで除去した後に、傷跡の赤みが残ってしまったとお悩みだった患者様です。受診時の画像(上)には、術後1年経っても自然には消えなかった赤みが見られます。当院ではVビーム2による施術を4回した結果、3か月後には画像(下)のように気になる症状が目立たなくなりました。

治療期間・回数

約3か月・4回

費用

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

治療内容 料金
Vビーム ひたい 11,000×4回=
44,000円(税込)
リスク・副作用

赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

担当医師コメント

1回目の施術では紫斑が出るぐらいの強い照射パワーで、残りの3回は紫斑が出ないぐらいの弱めの照射パワーで施術しました。傷跡やニキビ跡の赤みには、皮膚の浅い部分をターゲットとして弱めの照射パワーで繰り返し施術すると、期待した効果を実感しやすくなります。

「Vビームによりケロイドの赤みにアプローチした症例」

ケロイドの赤み
治療内容

デコルテに20年以上前からある赤いケロイドを当院で治療しました。時間はかかりましたが、Vビームとステロイドの注射で4年後には赤みは完全に消えて、大きさや盛り上がりも大きく縮小。

治療期間・回数

約4年・12回
そのうち9回はステロイド局所注射をケロイドの盛り上がりに対して併用

費用

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

治療内容 料金
Vビーム ケロイド 11,000×12回=
132,000円(税込)
ステロイド局所注射 3,300×12回=
39,600円(税込)
リスク・副作用

Vビーム:赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

ステロイド局所注射:赤み、内出血、陥凹など

担当医師コメント

傷跡の表面の質感を完全に消すことはできませんが、赤みについては写真のようにVビームで消えることもあります。また、Vビームには赤みだけではなく、ケロイドを平坦にする効果も回数を重ねれば期待できます。ケロイドの隆起についてはステロイド局所注射を併用すると効果を実感しやすいです。Vビームが必要な回数については個人差があり、3回で十分なこともあれば、10回以上かかることもあります。

「Vビームにより静脈湖にアプローチした症例」

静脈湖
治療内容

静脈湖に対して1回のVビーム照射を行い、6ヶ月後には消失しています。

治療期間・回数

約6か月・1回

費用

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

治療内容 料金
静脈湖 1か所 16,500円(税込)
リスク・副作用

赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

担当医師コメント

静脈湖は盛り上がりがあり深いところまで血管があるため、パルス幅と出力を上げ、2回連続でレーザー照射することで効果を上げています。写真のように1回で完全に消えることもありますし、大型の場合は2~3回レーザー治療が必要なこともあります。

「Vビームによりかかとのウイルス性イボを除去した症例」

ウイルス性イボ
治療内容

他院で液体窒素による冷凍凝固療法を何度も受けたけれど症状が改善しないと当院を受診された患者様です。画像(左)のように右足のかかとにウイルス性イボが確認できました。当院ではVビームで月に1回合計5回の治療をし、施術後には画像(右)のように施術による傷跡や再発は確認されず治療終了をしました。
(患部には生まれつきの赤アザもあるため別途治療中です)

治療期間・回数

約5か月・5回

費用

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

治療内容 料金
Vビーム かかと 11,000円×5回=
55,000円(税込)
リスク・副作用

赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

担当医師コメント

ウイルス性イボにVビームを当てると、レーザーによる皮膚の熱変性でイボがとれると考えられています。「液体窒素による冷凍凝固療法」や「手術によるイボの除去(当院の場合はラジオ波メスによる除去)」と比べると日本では珍しい方法ですが、海外では10年前から使われている治療方法です。

Vビームによる治療の流れ

ここでは当院のVビームについて、治療の流れを紹介します。

1.受付・予約

Vビームの施術については、予約不要で受診当日の施術を受けられます。予約なしで施術をご希望の方は、当日の受診予定人数にあわせた待ち時間が必要です。お時間に余裕をもってご来院ください。

また待ち時間を短くしたいときには、時間予約も受け付けています。直近の時間帯については予約が終了している場合もあります。もしスケジュールがあわないときには、直接クリニックまでお越しください。

2.カウンセリング・医師の診察

現在の肌状態やお悩み、ご希望などにあわせた施術を提案いたします。Vビームの施術が向いていると診察結果により医師が判断したときには、施術範囲や施術回数、治療内容、スケジュールや治療費などの詳細についても決定します。

3.洗顔・クレンジング

顔に施術をするときには、洗顔やクレンジングが必要です。メイクをしている場合は、クレンジングでしっかりとメイクを落としてください。メイクを使用していない場合でも、肌についた皮脂や汚れを落とすために洗顔しましょう。

4.麻酔薬の使用

Vビームは通常麻酔薬なしで施術を行います。もし痛みに弱いときには、ご希望にあわせて麻酔クリームや麻酔テープを使用できます。麻酔薬の効き目があらわれるまで塗り麻酔は約15分、テープ麻酔は約60分お待ちください。麻酔薬により血管が収縮してVビームの効果が落ちる場合があります。

5.施術開始

Vビーム2で患部にレーザーを照射します。施術する範囲によって治療時間は異なります。目安となる施術時間は約5分です。

6.施術終了

施術直後から、いつも通りのスキンケアやメイクができます。他の注意点についてはこちらをご覧ください

Vビームのダウンタイム

ここではVビームの代表的なダウンタイムについて紹介します。

赤み、むくみ

施術当日に赤みやむくみが出るかもしれません。赤みが出たときには、ほとんどの場合は数時間でおさまります。むくみは2~5日ほどでおさまります。

内出血

赤ら顔の施術では、照射パワーを弱くしたレーザーを顔全体に照射するため、内出血は起こりにくくなります。また、老人性血管腫や静脈湖、毛細血管拡張症の場合はパルス幅をあげて太い血管を狙った照射方法を使うため、こちらでも紫斑は出にくいです。ただし赤あざ(単純性血管腫)の場合には、パルス幅を小さく、かつVビームの照射パワーを強く設定するため、皮膚表面にある血管が破壊されて内出血が起こります。内出血が強く出ると、一時的に色素沈着が出現する場合がありますが、通常3ヶ月以内に落ち着きます。

レーザーを照射した直後に内出血が出ることもあります。ほとんどの場合、1~2週間で症状はおさまります。

上記以外にも施術後に気になる症状が続いているときにはお気軽にご相談ください。

副作用・注意事項等

禁忌

  • 妊娠中の方(禁忌ではないが推奨していない)
  • 金の糸治療を受けた方

副作用

赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

注意事項等

  • 施術当日の飲酒、運動はお控えください。
  • 入浴は普段通りに可能です。ただし、熱すぎる温度で入浴するのは避けましょう。
  • スキンケアやメイクは施術直後から可能です。ただし、赤みやヒリつきが強いときには患部を避けてください。
  • 強い摩擦やマッサージは1週間ほどお控えください。
  • 紫外線を必要以上に避ける必要はありませんが、過度な日焼けにより色素沈着が起こることもあります。色素沈着が気になる方は、日焼け止めや帽子などを利用して紫外線対策をしましょう。日焼け止めは施術直後から利用できます。
  • 施術当日に赤みやむくみが出るかもしれません。赤みが出たときには、ほとんどの場合は数時間でおさまります。むくみは2~5日ほどでおさまります。
  • レーザーを照射した直後に内出血が出ることもあります。ほとんどの場合、1~2週間で症状はおさまります。
  • 色素沈着(黒ずみ)が見られるかもしれません。通常の場合、3~6か月ほどかけて症状は軽減していきます。
  • カサブタの発生はあまり見られません。もしもカサブタが生じた場合には、メイクはカサブタがとれてから可能です。
  • 水疱の発生はあまり見られません。もしも水疱が生じた場合には、すぐに当院までご相談ください。

料金

保険適用で治療が受けられるのは、主に「単純性血管腫」と「いちご状血管腫(乳児血管腫)」です。「毛細血管拡張症」の場合は、診察時に保険適用の可否を医師が判断しています。

保険診療

当院では、都内在住で高校生までのお子さまについては、公費負担により自己負担0円で治療が受けられます。

保険診療 料金
初診料 約900円
再診料 約400円
Vビーム 約6,500円~32,000円

Vビームを照射する範囲によって、以下のように料金が異なります。

照射面積c㎡ 料金
10c㎡ 6,510円
20c㎡ 8,010円
30c㎡ 9,510円
40c㎡ 11,010円
50c㎡ 12,510円
60c㎡ 14,010円
70c㎡ 15,510円
80c㎡ 17,010円
90c㎡ 18,510円
100c㎡ 20,010円
110c㎡ 21,510円
120c㎡ 23,010円
130c㎡ 24,510円
140c㎡ 26,010円
150c㎡ 27,510円
160c㎡ 160c㎡
170c㎡ 30,510円
180c㎡(上限) 32,010円

自費診療

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

Vビーム
・全顔 33,000円(税込)
・頬 22,000円(税込)
・頬から下 22,000円(税込)
・鼻 11,000円(税込)
・老人性血管腫 5か所まで 11,000円(税込)
・傷跡やケロイド 1か所 11,000円(税込)
・ウイルス性イボ 1か所 11,000円(税込)
・静脈湖 1か所  16,500円(税込)

よくある質問

どのくらいの間隔でVビームの治療を受ければいいですか?
目安となるVビームの施術頻度は、保険適用の場合は3か月、保険適用外(自費診療)の場合は2~4週間です。もしスケジュールに余裕がなければ、それ以上に間隔があいても大きな問題はありません。短い間隔で施術を受けると期待した効果を実感しやすくなります。しかし間隔が長くなっても、施術を繰り返すことで期待した施術効果を実感しやすくなります。
メイクはいつからできますか?
施術当日もメイクができます。ただし施術直後には軽度の赤みとむくみが出るかもしれません。気になるときには、症状が出ている部分を避けてメイクをしてください。
施術後に内出血は起こりますか?
当院では「毛細血管拡張」、「赤ら顔・酒さ」、「ニキビ跡」を治療するときには、内出血が起こりくいように照射パワーを弱くしてレーザー照射をしています。赤あざの治療をするときは、強めの設定でなければ期待した効果を実感しにくくなります。そのためレーザーを当てた部分に内出血が起こります。ほとんどの場合は、1~2週間で症状はおさまります。
Vビームはどのような設定ができる機械ですか?照射パワーの設定はどうやって決めていますか?

Vビームは「出力(J/cm2)」、「パルス幅(msec)」、「スポット径(mm)」が設定できる機種です。当院では一人ひとりの症状にあわせて細かく設定して治療しています。

「出力(J/cm2)」とは、レーザーの照射パワーのことです。この数値が高いほど期待した効果を実感しやすくなります。ただし出力を高くすると、内出血や色素沈着、水疱、カサブタといった副作用が起こりやすくなります。そのため、基本的にはこれらの副作用が出にくい程度の強さで出力を設定します。

しかし赤あざ(単純性血管腫)や毛細血管拡張症、老人性血管腫(赤ほくろ)、ケロイドなどは、期待した効果を実感しやすくするために、内出血が出るぐらいの強い出力に設定して施術しています。

「パルス幅(msec)」とは、レーザーを照射する時間のことです。Vビームでは8段階のレベル(0.45, 1.5, 3, 6, 10, 20, 30, 40msec)が調整できます。当院では患部の血管サイズを目安にして設定を調整しています。たとえば全体的に赤ら顔が目立っているときには3~6msecと短めのパルス幅を使用しています。またチリチリとした見た目の毛細血管を治療する場合は、20~40msecと長めのパルス幅を使用しています。

「スポット径(mm)」とは、レーザーを照射する範囲のことです。Vビームでは5~12mmまでの範囲を設定できます。スポット径が小さいほど狭い範囲を施術できます。たとえば老人性血管腫やニキビ跡の赤みなどの小さい患部を治療するときは、5mmほどのスポット径で施術しています。

未承認医薬品等の表示

<Vビーム2について>

・未承認医薬品等(異なる目的での使用)

Vビーム2は医薬品医療機器等法において、その他の目皮膚良性血管病変治療について承認されていますが、その他の目的の使用については国内で承認されていません。

・入手経路等

国内の医薬品卸業者より国内の承認機器を仕入れています。

・国内の承認医薬品の有無

国内で同程度の効能・効果で承認されている承認医薬品等はありません。

・諸外国における安全性などに係る情報

米国FDAにて承認されています。

Vビームによるレーザー治療のご相談は池袋駅前のだ皮膚科へ

当院ではVビームで赤ら顔、毛細血管拡張症、赤あざ、ニキビ跡、いずれでも多数の治療経験が多くあり、先の写真でご覧いただいたとおり大きく改善がみられています。お悩みの方はご相談ください。受診当日、予約無しでの治療が可能です。

治療の流れにつきましてはこちらでも写真付きで紹介しています。

https://doctorsfile.jp/h/187786/hr/1/

赤ら顔、酒さについてはこちらの記事で詳しく記載しています。

https://allabout.co.jp/gm/gc/463230/

治療の詳細を動画で解説しています

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共和ビル3階B

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