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Vビーム治療(赤あざ、ニキビ跡治療など)を池袋でするなら池袋駅前のだ皮膚科へ|赤ら顔、しゅさ、血管腫(赤あざ)、ニキビあと、傷あと、妊娠線治療などに

治療の特色 /Common diseases
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Vビームで赤ら顔、毛細血管拡張症や赤あざを治す
酒さ、ニキビ跡の赤み、傷跡やケロイドの赤み、血管腫にも効く赤みのレーザー治療

Vビームは赤みを治療するダイレーザー(pulsed dye laser)の一つで、血液中のヘモグロビンに反応して血管を縮ませたり破壊することで赤みを改善します。血管が拡張したり増殖したりすることで赤みが出る症状であればVビーム治療により改善が期待できるので、酒さによる赤ら顔、ちりちりと表面の毛細血管が開く毛細血管拡張症、生まれつきの血管奇形である赤あざの単純性血管腫、ニキビ跡や傷跡の赤みまで、幅広い赤みを治療できます。

当院ではVビーム2で予約なし、受診当日の治療を行っています。時間予約が可能ですし、スケジュールが合わず予約を取得できなかった場合の通常受診でも診察後にVビーム治療を行えます。

目次(クリックで開閉)

Vビームで効果のある症状

赤ら顔、しゅさ

顔の細かい毛細血管の開きが原因で顔全体にボワッとした赤みが出ると赤ら顔になります。酒さの症状の1つのことも多く、ニキビのような毛穴のボツボツが一緒にあることもありますし、赤ら顔だけのこともあります。血管の開きによるほてりや刺激感が赤みと同時に出ることもあります。


Vビームで血管を縮ませることで、赤ら顔の治療が可能です。ほてりや刺激感も赤みと同時に改善していくことが多いです。

しゅさ

上の症例写真は当院でVビーム2を3回とイベルメクチンクリームで2ヶ月間治療した結果です。顔全体的にあった赤みが減り、同時にほほのぼつぼつがなくなっています。ちりちりした血管拡張、ぼわっとした眉間、鼻、ほほの赤み、ともに治療回数を重ねれば、Vビームで治療できます。3から5回程度で目に見える改善があり、10回程度治療すると赤ら顔だったのかどうかわからなくなるほど改善することも期待できます。治療回数には個人差があります。

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毛細血管拡張症

酒さでなくても体質的に顔の表面の毛細血管拡張が開き、ちりちりと網目のような赤い線がほほや鼻を中心に目立つことがあります。通常無症状です。子どもの頃から目立つこともありますし、日光などの影響で年齢が上がってから症状が出ることもあります。

毛細血管拡張症 毛細血管拡張症

こちらの症例写真は子どもの頃からの毛細血管拡張症で鼻から頬まで広範囲にチリチリと赤い血管が浮き出ていてお悩みだった当院の40代女性の患者様。たった一度のVビーム2によるレーザー治療でここまで血管を目立たなくすることができました!写真はVビーム2照射を1回行い、4ヶ月後の写真です。写真のようにチリチリと目に見えて血管が開いている場合は深めに、出力を上げてVビームを使うとこのように治療効果を上げられます。

小鼻の赤み

鼻の横、鼻下は刺激によりチリチリと血管がひらきやすく、赤みの出やすいところです。脂漏性皮膚炎や湿疹と診断されたものの塗り薬が効かない、かゆみはないのに赤みが続く、という場合は毛細血管拡張が原因の可能性を疑ってください。

小鼻の赤み

こちらの症例写真は30代女性の当院の患者様。鼻下にチリチリとした毛細血管拡張があり、ほほには全体的な赤みがあるのがわかります。Vビーム2をトータル4回、5ヶ月かけて治療することで、

  • 鼻下のチリチリした毛細血管拡張は消失
  • 頬の赤みも改善

とすでにかなりの治療効果。ここでVビーム治療の設定で大事なのは

  • 鼻下はチリチリとしていて太めの血管が開いているので深めに強く照射
  • 頬は全体的に赤くチリチリは目立たないので浅めに弱く照射

と設定を分けてレーザー治療しているところです。鼻下の太い血管は2回のVビーム治療ですでにほぼ消えていました。紫斑はほぼ出ない出力で治療しています。

老人性血管腫(赤ほくろ)

ほくろのように見えるけれど赤みがかった老人性血管腫は体のどこにでも年齢とともにできる赤い点々。Vビームで血管を壊すことで、下リンク先の症例写真のように1回のVビーム治療できれいに治すことができます。

「老人性血管腫」を詳しく見る

赤あざ(単純性血管腫)

生まれつきの赤みで、症状はありませんが消えません。0歳でも、なるべく早くしたほうがレーザーの治療効果が高くなります。皮膚が薄いので赤ちゃんや子どもの時のほうが治療効果が上がりやすいです。大人になると赤ちゃんや子どものときに比べると単純性血管腫はVビーム治療に反応しにくくなりますが、それでも十分な治療効果を出すことが通常できます。お子様では3回程度の治療でほぼ消えてしまうこともあります。大人の場合は4回程度でかなり改善がみられ、10回程度治療するとほぼ消すことも期待できます。高校生以下であれば、保険適用で自己負担無しでの治療が可能です。単純血管腫だけでなく、生後直後にできる乳児血管腫(いちご状血管腫)の治療も保険適用で可能です。

単純血管腫

上の症例写真は生まれつきで腕の広い範囲の赤あざでお悩みだった当院の20代の患者様。1年半かけてVビーム2で4回レーザー治療を行いここまで赤みが消えました。


赤あざの場合は赤ら顔と違い、紫斑が出る強さで打たなければ効果が出ないので、打った直後は紫に反応が出ますが、2週間程度で消えていきます。保険適用で3ヶ月に1回のペースで治療することが多いです。


赤あざは単純性血管腫と呼ばれていて保険適用でVビーム治療できます。この患者様は手まで広範囲に赤みがあり、保険適用で3割負担ですと32,000円程度の費用になります。赤あざは面積次第で6,500円から32,000円程度で治療可能になります。

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ニキビ跡の赤み

ニキビが治ればそのあとの赤みも半年以内にひいてしまうことも多いですが、ニキビの炎症が強いと丸い斑点のように赤みが残ってしまうことがあります。その場合はVビームの治療が有効です。1回で治療終了になる場合もありますし、3−8回程度治療を繰り返すこともあります。

ニキビ跡の赤み

上の症例写真は当院でのイソトレチノイン内服治療開始から2ヶ月後とさらに10ヶ月が経った時点を比較した10代男性の患者様。2ヶ月の時点でもニキビのポツポツはひいてきていましたが、赤みが強く残っていましたのでそこからイソトレチノイン治療と同時にVビーム2による治療を7回併用しました。治療に時間はかかりましたがニキビ自体とニキビあとの赤みを写真のように改善できました。

傷跡、ケロイド

傷跡やケロイドの赤みにもVビームが有効です。傷跡の赤みだけでなく、盛り上がりを改善する作用もあります。2回程度で大きく改善して治療終了にすることもありますし、5回以上治療を重ねることもあり、治療回数には個人差があります。

傷跡、ケロイド

こちらの症例写真はおでこのできものを他院で多数レーザー除去した後に残ってしまったキズあとの赤みで当院を受診した40代女性の患者様。術後1年経っても自然には消えなかった赤みですが、4回のVビーム2によるレーザー治療を当院で行い、3ヶ月でパラパラしたおでこの広範囲にある赤みを消すことができました。


最初の1回は強めに紫斑が出る強さで、そのあと3回は紫斑が出ない強さで治療。キズあとやニキビあとの赤みには浅めにVビームを当てた方が効果が上がりやすいです。レーザーを打つ設定が大事になります。

静脈湖

唇にできる紫や黒のできもので、血管の拡張が原因なのでVビームで治療できます。
症例写真を含め、下記のリンクをご参照ください。

「静脈湖」を詳しく見る

Vビームによる治療の流れ

  1. Vビームは時間予約あり・なしいずれでも当日施術可能

    Vビームは予約なし、受診当日の治療を承っています。初診、再診を問わず診察後のVビーム治療が可能です。施術までの待ち時間は混雑状況次第になりますので、施術ご希望の際はお時間に余裕をもってお越しください。Vビームの施術は時間予約も受け付けています。直近の時間予約枠は埋まっていることも多いですので、スケジュールが合わない際は当日順番待ちまたは直接クリニックまでお越しください。

  2. 診察

    Vビームによるレーザー治療が適切かどうか、診察で判断します。

  3. レーザー治療

    Vビームは麻酔無しでの施術を選択される方が一般的です(8割程度)。お痛みに弱い場合は塗り麻酔やテープ麻酔後の施術が可能です(2割程度の患者様がこちらを選択)。洗顔または化粧落としで化粧や日焼け止めは落としてからの施術になります。事前に化粧や日焼け止めを落としての受診が可能な際はご協力よろしくお願いします。レーザー照射時間は治療面積によりますが、5分前後です。

  4. レーザー治療後

    洗顔、日焼け止め、保湿、化粧など含めて日常生活に制限はありません。ご希望の際は冷却や保湿を施術後に当院のパウダールームで行うことができます。

Vビームの効果、治療経過

Vビームで治療できる症状は毛細血管拡張から赤あざまで幅広く、症状により治療回数が大きく変わってきます。治療回数の目安は下の表の通りになります。

症状 治療回数
赤ら顔、酒さの赤み 5回程度で目に見えて改善、
10回で赤みが目立たない程度に
毛細血管拡張症 1−5回
老人性血管腫(赤ほくろ) 1-2回
赤あざ(単純性血管腫) 3回程度(お子様)、4-10回(大人)
ニキビ跡 3-8回
ケロイド、傷跡 2-5回

「Vビームの効果、治療経過」を詳しく見る

Vビームの設定

Vビームには

  • 出力(J/cm2で表記)
  • パルス幅(msec ミリセカンドで表記)
  • スポット径(mmで表記)

の3つの設定があります。この3つを毎回症状に合わせて設定して治療を行っています。

出力は高いほど効果は上がりますが、上げすぎると紫斑がでたり、紫斑が出たあとに炎症後の色素沈着が残ることがあります。また、さらに上げると水疱やかさぶたになることがあります。そのため、効果が出て紫斑がまったく出ない、もしくは軽度出る程度の出力を使用することが一般的です。症状によって出力は調節し、生まれつきの赤あざの場合は紫斑が出る比較的強い出力を使い、赤ら顔の場合は紫斑が出ない程度の弱めの出力を使います。

パルス幅は0.45, 1.5, 3, 6, 10, 20, 30, 40msecと8段階で調節できます。レーザーが当たっている時間を調節しています。肉眼的にチリチリと線で見える赤い毛細血管を治療する場合は20から40msecと長めのパルス幅を、線では見えないものの全体的に赤ら顔の場合には3から6msecと短めのパルス幅を、と血管径を目安に設定を変えることが一般的です。パルス幅を変えるだけでVビームの効果は大きく変わることがあります。症状に応じて、また治療効果に応じてパルス幅を調節しながら治療しています。

スポット径は5mmから12mmまで、1発でレーザー治療できる範囲を設定できます。スポット径が大きいほどむらなく広範囲を治療できるメリットがあります。老人性血管腫やニキビ跡の赤みなど小さめの病変を治療する場合は5mm程度で小さめのスポット径を選択することが多いです。

Vビームの治療回数と間隔

Vビームを保険適用で使用する場合は3ヶ月に1回の治療になります。自費で使用する場合は、医学的には2週間に1度の頻度で照射することができます。

「Vビームの治療回数と間隔」を詳しく見る

「Vビームの保険適用」を詳しく見る

Vビームのダウンタイム

赤ら顔で顔全体的にVビームを照射する場合には内出血による紫の紫斑が出ない程度で治療するのが一般的です。その場合は3日程度、顔の赤みに反応したむくみがでることがあります。


患者様のご希望次第で治療効果を上げるように強めに打つこともあり、その際には紫斑が出て2週間程度続くことがあります。紫斑がでても2週間もあれば消失します。紫斑がでるかでないかは治療効果とのトレードオフになりますが、紫斑が出ない強さでも回数を重ねれば赤ら顔は適切に治療できます。


生まれつきの赤あざ(単純血管腫)、老人性血管腫、ケロイドでは紫斑が出る程度強くVビーム治療をすることが一般的です。

「Vビームのダウンタイム」を詳しく見る

Vビーム直後の状態

赤ら顔にVビームを打った直後は赤くなり、その後数時間で赤みはひいていくことが多いです。2日ほど赤みが続く場合もありますが、通常はレーザー後の顔のむくみが軽度出る程度です。


赤あざ(単純血管腫)、老人性血管腫、ケロイドにVビームを強く打った跡は紫斑といって、レーザー後の内出血が2週間ほど続きます。

「Vビーム直後の状態」を詳しく見る

治療コストについて

保険適用の場合は下記の表の通り、治療面積によりコストが決まります。3割負担の場合、概ね6,500円から32,000円となっています。都内では高校生以下の場合、治療コストはかかりません。


単純性血管腫、いちご状血管腫(乳児血管腫)は保険適用でVビーム治療ができます。毛細血管拡張症の場合は診察時に保険適用になるかどうかを判断しています。


自費診療の場合は

料金表(自費診療の場合)
鼻のみ 11,000円
頬から下 22,000円
顔全体 33,000円
老人性血管腫 5個まで11,000円
傷跡やケロイド 1個11,000円

を基本としています。こちらに記載場合がない症状の場合は診察時にコストを決定しています。

「料金表(保険適用 3割負担の場合)」

よくある質問

Vビームはどのくらいの間隔で治療を受ければいいですか?
医学的には2週間に1回程度の治療が可能です。自費診療でVビームを使う場合、当院では2週間以上あければ治療を行っています。きっちり2週間おきでなくても、前後しても大丈夫です。1ヶ月や2ヶ月間隔があいても大丈夫ですか、とよく聞かれますが、大きな問題はありません。短い間隔で照射したほうが短期間で効果は出ますが、回数を重ねることの方が治療効果を上げる上では重要です。
保険診療の場合は3ヶ月おきの治療になります。たとえば3月4日に治療をVビームの治療を行った場合は、6月4日以降に次回の治療となります。
Vビームのダウンタイムはどのくらいですか?
Vビームはシミのレーザーとは違い、通常はかさぶたを作らないため、比較的ダウンタイムの少ない施術になります。レーザーの出力や打つ場所により、ダウンタイムは様々です。
副作用で最も多いのは、照射後の赤みと軽いむくみです。特に、ほほなど、顔の広範囲にVビームを照射したときに出やすいです。通常は当日のみもしくは翌日まで程度で、その後は問題ないことが多いです。ただし、個人差があります。出力を上げるほど、むくみは出やすくなります。
強くVビームを打った場合には内出血が出て紫色になります。顔の赤みや血管拡張に打つ場合、当院では通常内出血が出ない程度の強さに調節しています。
生まれつきの赤アザ、血管腫にVビームを打つ際には、内出血が出る程度の強い出力で打たなければ効果を期待できないです。そのため、2週間程度内出血で紫になることをご理解いただき、強めの出力で照射しています。一度は紫色になり目立ちますが、1−2週間ほどで内出血は吸収されて消えていくため心配しなくても大丈夫です。
Vビームのあとお化粧はできますか?
Vビームはシミに対するレーザーと違い、通常はかさぶたができることはありません。レーザーを当てた直後には軽度の赤みとむくみが出る程度ですので、レーザー当日も化粧をして大丈夫です。
Vビームをあてたあとに、紫の内出血はでますか?
Vビーム2になり、以前のVビームに比べると内出血を出さずに高い効果を出せるようになりました。Vビーム後の内出血の写真は有名で、ウェブ上で見ると驚くことがあると思います。当院では、毛細血管拡張、赤ら顔、酒さ、ニキビ跡を治療する場合には紫の内出血が起こりくい設定でレーザー照射をしています。
赤あざ、血管腫、ケロイドの治療を行う場合は、強めの設定でないと効果が出ませんので、1−2週間はレーザーを当てた部分が紫になるのが通常です。自然に吸収されて、そのあとは元に戻ります。

Vビームによるレーザー治療のご相談は池袋駅前のだ皮膚科へ

当院ではVビームで赤ら顔、毛細血管拡張症、赤あざ、ニキビ跡、いずれでも多数の治療経験が多くあり、先の写真でご覧いただいたとおり大きく改善がみられています。お悩みの方はご相談ください。受診当日、予約無しでの治療が可能です。

治療の流れにつきましてはこちらでも写真付きで紹介しています。

https://doctorsfile.jp/h/187786/hr/1/

赤ら顔、酒さについてはこちらの記事で詳しく記載しています。

https://allabout.co.jp/gm/gc/463230/

治療の詳細を動画で解説しています

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