首イボはなぜできる?3つの主な原因と皮膚科の治療法

首にあるイボが気になって、首元の開いた服を着にくいと感じたことはありませんか。
ここでは首イボの種類や主な原因、日常でできる予防・対策方法と皮膚科の治療方法について紹介します。

首イボの種類と見分け方

首にできるイボは、大きさや見た目によって主に3種類に分類できます。

アクロコルドン(スキンタグ)

肌色~茶色のイボです。大きさは約1~2mmで、円形をしています。
少しだけ盛り上がっていることから、上に大きく飛び出していることまであります。
多くのイボが首全体に広がっていることもあります。

軟性線維腫(軟線維腫)

肌色~茶色のイボです。
皮膚の表面から飛び出た形をしています。


スキンタグよりも大型の場合に軟性線維腫と呼びますが、アクロコルドンと同じ種類のできものです。5mm以上で最大5cmを超える大きさになることもあります。

脂漏性角化症(老人性イボ)

茶~黒色のイボです。大きさは1~数mm程度で、皮膚から盛り上がってはいるものの、飛び出さずに平坦に隆起します。
1箇所のこともあれば、10個以上多発することもあります。

首イボができる3つの主な原因

イボそのものができる原因としてよく知られているのが、ウイルス感染によるものです。
しかし首イボの場合には、ウイルスの影響はなく他の人に感染することはありません。
首イボの原因としては主に以下の3つがあります。

紫外線

衣服に隠れにくい場所の首元は、体の中でも紫外線に晒されやすい部位です。
紫外線は肌にメラニン色素を沈着させやすく、バリア機能を低下させて乾燥肌や角質を厚くする症状などを引き起こします。
まるで肌が老化したような状態になり、摩擦などの刺激も受けやすくなるのです。

摩擦

服を脱ぎ着するときや、アクセサリーが擦れるところによくできます。
とくに皮膚が柔らかい部分にできやすく、首以外にもワキや胸、そけい部などにもよく作られます。
頻回な摩擦による刺激は、肌にダメージを与えやすく肌老化の原因にもなりがちです。

加齢

30代頃から症状があらわれやすくなり、ほとんどの場合で年齢を重ねるにつれて数が増えていきます。しかし体質によっては20代でも症状がでる人もいます。

年齢を重ねるにつれて肌の新陳代謝が乱れやすくなると、黒色色素のメラニンも排出されにくくなり、シミとして肌に留まってしまいます。
そして本来であれば、はがれ落ちるべき角質が肌に留まってしまうと、角質が厚くなることで、シミの部分が盛り上がったイボになってしまうのです。

紫外線や摩擦の影響を受け続けた肌は、まるで加齢によって肌が老化したような「肌老化」と呼ばれる状態になることもあります。
そうなると、肌の新陳代謝が低下してダメージを回復しにくくなり、さらに首イボが増える原因になってしまうかもしれません。

首イボの対策・予防方法

首イボが気になる時には、症状を悪化させやすい生活習慣に注意しましょう。
すぐにできる首イボの対策・予防についてオススメの方法を紹介します。

刺激を避ける

ハイネック、襟付きの衣服、マフラーやネックレスといったアイテムは、着用することで肌にとって過度な刺激を与えてしまうかもしれません。


首イボが気になるときには、摩擦による刺激を避けるためにも、これらのアイテムを控えるとよいでしょう。

紫外線対策

紫外線による肌への悪影響を防ぐためにも、紫外線対策は大切です。
UVクリームは小まめに塗り直す、外出時には日傘や幅の広い帽子を利用するなど首にあたる紫外線をなるべく減らすように心がけましょう。

小まめな保湿

肌が乾燥していると、バリア機能の低下によって外部からの刺激を受けやすくなるため注意しましょう。

入浴後の体に水分が付着したままだと、肌が乾燥しやすくなります。
柔らかいタオルですぐに拭き取り、保湿クリームを塗るようにしましょう。
乾燥肌の症状が気になるときには、敏感肌用・乾燥肌用と記載された製品の利用もオススメです。

また秋から冬にかけては空気が乾燥しているため、肌から水分を奪われやすくなります。
室内であれば加湿器を利用するなど、いつも以上に保湿を心がけましょう。

充分な睡眠

睡眠不足が続くと肌の新陳代謝が低下して、首イボなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
なるべくまとまった睡眠時間を確保するように努めましょう。

肌の新陳代謝を促進しているのは、睡眠中に分泌される成長ホルモンの働きによるものです。
入眠してから3時間後に成長ホルモンの分泌量が多くなるため、このタイミングに熟眠できるよう、生活習慣を整えるとよいでしょう。

オススメの方法は、布団に入る2~3時間前に半身浴することです。
体温が下がりはじめると眠気を感じやすくなるため、入浴直後よりも時間が経過してからの方が熟眠しやすくなります。

日常生活における過ごし方を見なおして、首イボが作られにくい肌状態を目指しましょう。

首イボの治療方法

首イボはがんになる可能性の低い良性のできものです。
しかし皮膚に作られたできもののため、放置していても自然に治ることはありません。
首イボの数が多いなど見た目が気になるときには、専門的な治療を受けましょう。

当院では、次のような方法で首イボの治療をしています。

ラジオ波メス

局所麻酔薬を使用してから、ラジオ波を照射できるメスを使ってイボを切除します。
ラジオ波により切除と止血を同時にできるため、切除後の傷口も目立ちにくくなります。

ハサミ

手術用のハサミを使ってイボを根元から切除する方法です。
ハサミでイボがはさめるようなある程度の大きさがあるイボで、盛り上がっているタイプに向いています。

液体窒素

超低温の液体窒素を患部に塗布することで、細胞を破壊する方法です。

イボの数が多いときには、一度の施術ですべてのイボを取り切れないため、複数回の通院が必要です。
また施術後の色素沈着が起こりやすいことから、当院ではラジオ波メスやハサミを使った治療をオススメしています。

症例

「首イボをラジオ波メスで除去した症例」

当院を受診された女性の患者様です。
写真(上)のように、茶色でボツボツとした数の多い首イボでお悩みでした。


「ラジオ波メス」により首イボを除去した結果、施術してから6か月後には写真(下)のような見た目になりました。

(首イボの写真 上:施術前、下:施術後6か月)

首イボはスキンタグとも呼ばれ、年齢とともに少しずつ増えてくる首やワキにできやすいイボです。
見た目が気になるのに加え、炎症を起こしてかゆみを感じる方もいます。
小型のイボも含めて一度に首イボを除去したい場合は、ラジオ波メスがオススメです。

当院では予約なしで受診当日の施術も承っています。
お悩みの際はご相談ください。

  • 治療期間・回数:1回の治療から6ヶ月後
  • 費用:44,000円
  • リスク・副作用:赤み、色素沈着、脱色素、瘢痕

料金

<保険診療>

  • 手術による除去     約7,000~14,000円(税込)
  • 冷凍凝固療法      約700円(税込)
  • できものの拡大鏡検査  約200円(税込)

※3割負担の場合の料金です。

都内在住で中学生までの子どもは公費負担となり実費は0円です。

<自費診療>

  • イボ除去(自費の場合)  

2ミリ以下 2つ 11,000円
3ミリ以上 1つ 11,000円

※治療が複数の場合は、大きさの合算で料金計算します。

首イボに関するご相談、治療なら池袋駅前のだ皮膚科へ

首イボは一つだけのこともあれば、多数できる場合もあります。
見た目が気になるときには、皮膚科で治療を受けてみませんか。

当院では、主に医療用のハサミやラジオ波メスを使った治療をしています。
受診当日の施術にも対応しているので、いつでもご相談ください。

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