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赤あざ(単純性血管腫)の治療なら池袋駅前のだ皮膚科へ|Vビームによるレーザー治療について

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赤あざ(単純性血管腫)にはどうやって対処する?

血管腫は、「血管成分が増殖してできたできもの」という意味の医療用語です。しかし、血管が拡張してできる「血管奇形」も含めた総称として広く用いられています。一般的には、赤く見えることから「赤あざ」と呼ばれています。赤あざになる代表的な皮膚疾患は、「単純性血管腫」や「乳児血管腫(イチゴ状血管腫)」です。

ここでは、単純性血管腫について紹介します。

目次(クリックで開閉)

赤あざ(単純性血管腫)とは?

赤あざの症状

単純性血管腫は生まれつきの境界がはっきりした平坦な赤あざです。自然に消えることはなく、Vビームと呼ばれるレーザーでの治療が有効です。体の成長とともに面積が増えることはありますが、急激に大きくなることはありません。大人になると色が紫っぽくなることや、軽い盛り上がりが出ることがあります。ポートワイン母斑(英語でport-wine stain)と呼ばれることもあります。

皮膚が薄い赤ちゃんや子どもの時のほうがレーザー治療の効果が高くなりますので、治療を希望される場合はなるべく早い治療が望ましいです。

赤あざの治療方法

赤あざ(単純性血管腫)にはVビームという血管を壊すレーザーによる治療が有効です。Vビームはダイレーザーと呼ばれる血管や赤みをターゲットとしたレーザーで、血液に含まれるヘモグロビンに反応することで、血管を縮めたり壊したりする効果があります。

赤あざの治療時期の影響

赤あざ(単純性血管腫)は年齢を問わず治療が可能です。ただ、皮膚が薄い赤ちゃんや子どものうちの方がレーザーの効果が出やすいので、治療する場合は早めからを推奨しています。年齢が進み、紫がかってきたり盛り上がってくるとレーザー治療に反応しにくくなってきます。

赤あざのレーザー治療が受けられない方

以下の方はVビームを使った赤あざ治療が受けられません。

・妊娠している可能性がある方、妊娠中の方

上記以外にも、既往歴、体調、患部の状態などによっては治療が受けられないこともあります。現在治療中の疾患や服用中の薬がある方など、体調が気になる方は医師まで直接ご相談ください。

赤あざのレーザー治療について

当院では0歳から70代まで多くの患者様の赤あざ(単純性血管腫)を治療してきましたので、下の写真で一部の経過をお見せします。過去のデータからも経験からも、赤ちゃんや子どものうちから治療したほうがVビームでの治療効果が上がりやすいですが、大人になってからでも下の写真のように十分薄くすることができます。

赤あざのレーザー治療症例

赤あざ(単純性血管腫)症状例
症状 すでに赤みがかなり薄くなっていて、さらなる改善を目指すためにVビーム2による治療を続けている患者様
治療回数 3ヶ月に1回、合計3回
費用(目安) 保険適用3割負担で1回6,500円程度

回数を重ねれば大人になってからの治療でも十分な効果を出すことができます。

赤あざのVビーム治療は一番範囲が広くて32,000円程度です。高校生以下の場合は都内ですと公費で無償になります。

当院では予約なし受診当日のレーザー治療が可能です。

赤あざ(単純性血管腫)症状例
症状 生まれつきの顔半分の広範囲の赤あざでお悩みだった当院の患者様
治療回数 7回のVビーム2治療
費用(目安) 保険適用で自己負担なし

生後2ヶ月で治療を開始したため、むらなく赤みを消すことができました。小さいうちの方が赤あざのレーザーによる治療効果が高くなります。

赤あざ(単純性血管腫)症状例
症状 生まれつきの右鼻下の赤あざでお悩みだった当院の30代女性の患者様
治療回数 2回のVビーム2照射
費用(目安) 保険適用3割負担で1回6,500円程度

2回のVビーム2照射でここまで赤みが薄くなりました。すでにほとんど目立ちません。

赤あざ(単純性血管腫)症状例
症状 生まれつきの首の赤あざでずっとお悩みだった当院の患者様
治療回数 1年かけて5回のVビーム2治療
費用(目安) 保険適用3割負担で1回10,000円程度

生え際はレーザーが効きにくいのでまだ赤みがありますが、ほかは遠目にはわからないレベルです。

赤あざ(単純性血管腫)症状例
症状 生まれつきの腕の赤あざで治療を行った患者様
治療回数 5回のVビーム2治療
費用(目安) 保険適用3割負担で1回8,000円程度

5回のレーザー治療で単純性血管腫はここまで目立たなくなりました。左上の赤いほくろのように見える老人性血管腫も別にVビーム2で治療してこちらは一回で完全に消えました。

赤あざ(単純性血管腫)症状例
症状 生まれつきの頬の赤あざで治療を行った患者様
治療回数 2回のVビーム2治療
費用(目安) 保険適用3割負担で1回15,000円程度

Vビームでは、たった2回の治療でもここまでよくなります。

赤あざ(単純性血管腫)症状例
症状 腕の赤あざで治療中の患者様
治療回数 6回のVビーム2治療
費用(目安) 保険適用3割負担で1回32,000円程度(写真で見えない腕にも広範囲)

赤あざ(単純性血管腫)は年齢を経るごとに治りにくくなりますが、治療の難しい手や腕の赤あざもここまでVビーム治療で良くなりました。手のひらの赤みはほぼ完全に消えました。

赤あざのレーザー治療の回数と間隔

一般的には4回前後治療すれば十分な効果が出ることが多いです。お子様の場合は治療回数が少なくてすむので、1回で治療終了となったこともありました。部位や元々の範囲によってレーザー治療の回数には個人差があります。

また、3ヶ月に1回は保険適用になりますので、その間隔で治療することが多いです。3ヶ月以上あくと効果が薄れるというわけではなく治療回数が大事になります。スケジュールに合わせた治療が可能です。

赤あざのレーザー治療効果

どのような赤あざでレーザー治療の効果が出やすいですか?

年齢が若く、盛り上がりが少なく、範囲が狭いほど、Vビームでのレーザー治療効果は高くなります。逆に言うと、盛り上がりがある、広範囲、といった条件の赤あざ(単純性血管腫)では治療回数が多くなることが多いです。

範囲の広い症状の場合もレーザー治療での改善は望めます。範囲が狭い場合に比べ治療に時間がかかることが多いですが、根気よく治療すれば広範囲でもほとんど赤みが目立たなくなるまで改善した経験があります。広範囲の場合はそれに応じて治療価格も上がりますが、保険適用で3割負担の場合、32,000円程度が上限になります。

赤あざのレーザー治療のダウンタイム

赤あざ(単純性血管腫)治療の場合はVビームを強く打たなければ治療効果が上がらないので、紫の内出血がでる強さで通常治療を行います。1−2週間は紫斑がでますが、その後には通常紫斑は消えます。

よくある質問

妊娠中ですが赤あざの治療はできますか?
妊娠中はVビームを使った治療ができません。
施術後、日常生活に制限はありますか?
洗顔、入浴、メイクは当日から可能です。
もしも赤みやヒリつきがあるときには、患部をこすらないように注意しましょう。乾燥肌が気になるときには、十分な保湿をしてください。
紫外線を浴びたときには色素沈着の原因になることもあります。外出時には日焼け止めクリームや帽子を使って、紫外線対策を心がけましょう。

またお子さまの場合、施術後に患部を傷つけたときには、色素沈着や傷跡の原因になるかもしれません。患部を傷つけないように注意しましょう。
赤ちゃんに生まれつきの赤あざがあります。治療をした方がいいですか?
生まれつきの平らな赤いあざは、「単純性血管腫」の可能性があります。単純性血管腫は、ほとんどの場合で治療をせずに放置しても自然に消えることはありません。成長するにつれて色が濃くなり、レーザー治療に反応しにくくなっていきます。

額や首の後ろにできた単純性血管腫は「サーモンパッチ」とも呼ばれ、3歳頃までに自然に赤みが薄くなることもあります。しかし大人になっても、赤いあざが消えずに治療が困難となる方も多いため、当院ではできるだけ早期からの治療を推奨しています。
治療中に痛みはありますか?
痛みの感じ方には個人差があるため、必ずしもすべての方に起こるわけではありませんが、Vビームの施術中は、輪ゴムではじかれたような痛みを感じることもあります。Vビームは、冷却しながらレーザーを照射する機能が搭載されています。また当院では、痛みが苦手な方のために塗るタイプとテープタイプの麻酔薬を準備しているため、痛みに配慮した施術が可能です。痛みが不安な方は、お気軽にご相談ください。
血管腫はがんになることはありますか?
「単純性血管腫」は、がんになることはありません。
ただし「血管肉腫」という悪性のがんは、皮膚の赤み、皮膚の盛り上がり、血豆のようなコブなどの特徴があります。主に顔や頭、首などにできることが多く、全身にできる可能性もあります。生まれつきではなく、高齢になってから皮膚に赤あざが出たときには、「血管肉腫」の初期症状である可能性も考えられるため、なるべく早めに当院までご相談ください。
放置していたら、赤あざが大きくなっていました。大きな赤あざでも治療はできますか?
単純性血管腫は、放置していると体の成長に伴って赤あざが大きくなることもあります。Vビームを照射する範囲が広くなると、それだけ繰り返しの施術が必要です。
当院では体の広範囲に赤あざがある場合でも治療が可能です。まずはお気軽にご相談ください。
高齢者ですが、気になる赤あざがあります。治療はできますか?
単純性血管腫は、高齢者よりも子どもの方がVビームの効果を実感しやすい施術です。しかし大人や高齢になってからでも、十分に治療効果は望めます。患部の状態によっては、繰り返しの施術で根気よく治療を続けなければなりません。当院では、赤ちゃんから高齢者まで幅広い年齢層の治療経験があります。まずは気になる赤あざについてご相談ください。
施術をした患部の見た目が気になっています。まだら模様に見えるのですが大丈夫ですか?
Vビームのレーザーは、丸い形で照射されているため、患部によってはレーザー治療後にまだら模様に見えるかもしれません。繰り返し施術を受けることで、全体的に均一な色合いとなっていくので、心配しないでください。
保険適用内で治療を受けたいのですが?
赤あざの場合、「単純性血管腫」、「イチゴ状血管腫」の場合には、Vビームを使った治療に保険が適用されます。保険を適用したVビーム治療の場合、次の施術を受けるまでに、3か月の期間が経過しなければなりません。また都内在住の高校生以下のお子さまは、公費負担となるため自己負担ゼロで治療が受けられます。

現在の気になる症状が保険適用内で治療できるかどうか、不安な方はお気軽にご相談ください。また3割負担で保険適用をした場合の料金表は、以下に記載していますので参考にしてください。

赤あざのレーザー治療の費用

1回あたりの治療費は保険適用で3割負担の場合、6,500円から32,000円程度で治療範囲により費用が異なります。都内の場合、高校生までは公費負担により無償でレーザー治療を受けられます。

範囲と費用の関係は下記の料金表をご参照ください。

料金表(保険適用 3割負担の場合)

照射面積c㎡
10c㎡ 6,510円
20c㎡ 8,010円
30c㎡ 9,510円
40c㎡ 11,010円
50c㎡ 12,510円
60c㎡ 14,010円
70c㎡ 15,510円
80c㎡ 17,010円
90c㎡ 18,510円
100c㎡ 20,010円
110c㎡ 21,510円
120c㎡ 23,010円
130c㎡ 24,510円
140c㎡ 26,010円
150c㎡ 27,510円
160c㎡ 29,010円
170c㎡ 30,510円
180c㎡(上限) 32,010円

赤あざ治療のご相談は池袋駅前のだ皮膚科へ

当院では赤あざ(単純性血管腫)のVビームでの治療経験が多くあり、先の写真でご覧いただいたとおり大きく改善がみられています。他院で治療して改善に乏しかった患者様でも設定を変えてVビーム治療することでさらに赤みを薄くできた経験もあります。赤あざでお悩みの方はご相談ください。受診当日、予約無しでのレーザー治療が可能です。

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