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老人性血管腫(赤ほくろ)の治療なら池袋駅前のだ皮膚科へ|Vビーム治療や手術除去について

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老人性血管腫(赤ほくろ)

目次(クリックで開閉)

老人性血管腫(赤ほくろ)の原因や特徴

老人性血管腫の原因

老人性血管腫は、毛細血管が増殖してできた良性のできものです。明確な原因はわかっていません。加齢、紫外線、遺伝子などが影響して発生すると考えられています。

老人性血管腫の特徴

高齢者によくみられる症状ですが、20~30代の若年者にみられることも珍しくはありません。ルビー色で、1~5mm程度の大きさをしています。見た目がほくろに似ているため「赤ほくろ」とも呼ばれており、症状は顔、背中、腕などの上半身によくみられます。年齢とともに、数が増えていくかもしれません。ただし、体質によって作られる数は異なります。

できたばかりのものは平坦な形ですが、加齢によって、盛り上がった形になったり、色が濃くなったりすることもあります。通常は痛みなどの自覚症状はありません。しかし衣服の着脱などで患部を傷つけると、出血が止まりにくくなり、痛みを感じるかもしれません。

老人性血管腫(赤ほくろ)の治療方法

老人性血管腫は、飲み薬や塗り薬では効果がみられない疾患です。そのため当院では、以下の方法で治療をしています。

レーザー治療

赤血球に反応する色素レーザーを患部に照射して、問題となっている毛細血管を破壊する治療法です。当院ではVビーム2という厚生労働省が認可した医療機器を使用しています。ほとんどの方は、1回の施術により患部が目立ちにくくなります。しかし患部の状態やお一人おひとりの体質によっては、複数回の施術が必要になるかもしれません。

高周波メス

患部のサイズが大きいものなど、レーザー治療が難しいときにはメスを使った手術が必要です。当院では、サージトロンというラジオ波が照射できる高周波メスを使用しています。

通常のメスに比べると高周波メスは、高周波を照射しながら患部を焼却しているので手術時に出血しにくく、傷跡も小さくなります。患部を切除しながら止血をしており、切除後の縫合や抜糸は不要です。また施術中の痛みを軽減するため、局所麻酔薬を使用します。

老人性血管腫(赤ほくろ)のVビームの治療

Vビーム2の施術に関する注意点とダウンタイム、当院の症例を紹介します

Vビーム2の症例

老人性血管腫(背中)の治療前後
Vビーム2による治療を行った患者様の写真
Vビーム2による治療を行った患者様の写真1

背中に老人性血管腫がある患者様に、Vビーム2を使って治療をした写真です。1回の治療で、2ヶ月後には、赤いほくろのような患部が目立たなくなっています。

施術中の動画も下のリンクで確認できますのでご参照ください

治療期間・回数 :1日、1回
費用(自由診療):11,000円(税込)
リスク・副作用:炎症、赤み、むくみ、内出血、色素沈着、カサブタ、水疱など

老人性血管腫(こめかみ)の治療経過
Vビーム2による治療を行った患者様の写真2

こめかみに老人性血管腫がある患者様に、Vビーム2を使って治療をした写真です。施術前は赤かった患部が、施術直後には血管成分が反応して黒い色へと変化しています。さらに3か月後には、患部が目立たなくなっています。

治療期間・回数 :1日、1回
費用(自由診療):11,000円(税込)
リスク・副作用:炎症、赤み、むくみ、内出血、色素沈着、カサブタ、水疱など

Vビーム2の注意点

  • 施術当日の飲酒、運動はお控えください。
  • 入浴は普段通りに可能です。ただし、熱すぎる温度で入浴するのは避けましょう。
  • スキンケアやメイクは施術直後から可能です。ただし、赤みヒリつきが強いときには患部を避けてください。
  • 強い摩擦やマッサージは、最低1週間はお控えください。
  • 紫外線を必要以上に避ける必要はありませんが、過度な日焼けにより色素沈着が起こることもあります。色素沈着が気になる方は、日焼け止めや帽子などを利用して紫外線対策をしましょう。日焼け止めは施術直後から利用できます。

Vビーム2のダウンタイム

  • 軽度の炎症が起こったときには、皮膚に赤みやむくみが出るかもしれません。赤みは数時間~2日ほど、むくみは2日~5日ほどで症状はおちつきます。
  • 強めの出力でレーザー治療をするため、患部に内出血がみられるかもしれません。通常の場合、1~2週間ほどで症状は和らぎます。
  • 色素沈着(黒ずみ)がみられるかもしれません。通常の場合、3~6か月ほどかけて症状は軽減していきます。
  • カサブタの発生はあまりみられません。もしもカサブタが生じた場合には、メイクはカサブタがとれてから可能です。
  • 水疱の発生はあまりみられません。もしも水疱が生じた場合には、すぐに当院までご相談ください。

ダウンタイムの期間や症状のあらわれ方には、個人差があるため、すべての人で上記のような症状が出るわけではありません。施術後に気になる症状があらわれたときには、お気軽にご相談ください。

老人性血管腫(赤ほくろ)は自然に消えることはある?

通常自然に消えることはありません。症状が気になる方は、まずは病院を受診してレーザーや高周波メスなどの治療を受けるとよいでしょう。

病院を受診せずに自宅で治療をしようと考えても、老人性血管腫の症状に効果のある市販薬は販売されていないため、自力で治すことは難しいでしょう。一般的なイボに効果があるとされる塗り薬や漢方薬なども、老人性血管腫に対して効果は認められていないのです。

もしなんらかの方法により、自己判断で患部をはがそうとしたときには、「傷跡が残る」、「傷口から化膿する」、「出血が止まらない」などの危険性があります。症状が気になる方は、自己判断で行動する前に、当院までお気軽にご相談ください。

老人性血管腫(赤ほくろ)は放っておくと問題になる?

老人性血管腫が大きなトラブルを起こすことはまれですので、出血を繰り返す、など症状がなければ必ずしも除去しなければいけないわけではありません。外見上赤い点が顔や首など服から隠れないところでは目立ちますので、気になる場合はVビームで除去するのがよいでしょう。

老人性血管腫(赤ほくろ)の治療の費用

当院では5個まで11,000円(税込)でVビーム2によるレーザー治療を行っています。通常1回のレーザー治療で治療終了になりますが、2回治療が必要になることもあります。予約なしで受診当日のレーザー治療が可能です。

※5個以上の老人性血管腫でも一度で治療可能です。その場合の費用は個数の合算になりました。たとえば10個治療した場合は22,000円になります

料金表(自費診療)
老人性血管腫 5個まで11,000円(税込)

※すべて税込です。

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共和ビル3階B

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