
土日診療あり。JR池袋駅東口徒歩1分。池袋35番出口すぐ
老人性血管腫は赤いほくろのように見える、血管が増殖してできた良性のできものです。通常症状はありませんが、ひっかかって出血することがあります。平坦なことも、軽度盛り上がっていることもあります。年齢とともに数が増えていきます。体質によって数が少ない人も多い人もいます。
Vビームという血管を壊すレーザーで通常傷跡なく治療することができます。1回のレーザー治療で消えることがほとんどですが、血管腫が大型の場合や治療に反応が悪い場合は2回目のレーザー治療を行うことがあります。
ある程度強めの出力でレーザー治療しないと消せないため、レーザー治療部位に1−2週間ほど紫の内出血が出ることがあります。かさぶたや水疱には通常なりません。
当院で背中の老人血管腫に対してVビーム2による治療を行った患者様の写真です。1回のVビーム治療により、赤いほくろのような老人性血管腫が傷跡なく消えています。
施術中の動画も下のリンクで確認できますのでご参照ください。
当院でこめかみの老人性血管腫に対してVビーム2による治療を行った直後と数ヶ月経ったあとの患者様の写真です。最初は赤いほくろのように見えますが、レーザー治療直後には老人性血管腫の血管成分が反応して黒くなり、自然に1回の治療だけでそのまま消えてしまっています。
血管腫が大型の場合はVビームで血管成分をすべて壊すのが難しいことがありますので、その場合は手術で除去することがあります。その場合も高周波メスなどを使って縫わない方法で除去することがほとんどです。飲み薬や塗り薬は効きません。
通常自然に消えることはありません。
老人性血管腫が大きなトラブルを起こすことはまれですので、出血を繰り返す、など症状がなければ必ずしも除去しなければいけないわけではありません。外見上赤い点が顔や首など服から隠れないところでは目立ちますので、気になる場合はVビームで除去するのがよいでしょう。
当院では5個まで11,000円(税込)でVビーム2によるレーザー治療を行っています。通常1回のレーザー治療で治療終了になりますが、2回治療が必要になることもあります。予約なしで受診当日のレーザー治療が可能です。