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酒さってどんな病気?赤ら顔の治療法を解説 - 池袋駅前のだ皮膚科

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酒さ(赤ら顔)

酒さは赤ら顔になり、ニキビのようなぼつぼつが同時に出る皮膚の病気です。赤みは鼻、ほほなど顔の中央付近で目立ち、血管が開いてちりちりした赤い線(毛細血管拡張と呼びます)が出ます。ニキビの親戚のような病気で毛穴の炎症によるぼつぼつが目立つ点は同じです。 ニキビと治療の一部も共通ですが、鼻やほほの赤みが強いのが酒さの特徴で、赤みだけでなくほてりや刺激感でお悩みの酒さ患者様も多いです。


酒さの赤ら顔、毛細血管拡張症、ぼつぼつを当院で治療した症例

赤ら顔の症状例

写真は酒さの治療を当院で2ヶ月かけて行った結果です。

  • 赤みにはVビーム2 を3回
  • ボツボツにはイベルメクチンクリームを1日1回で毎日

と治療したところ、見た目にも大きく症状が改善し、わずかな赤みがある程度になりました。最初はほてりや刺激感で悩んでいましたがそれも同時に改善して気にならない程度になっています。


赤ら顔の症状例 赤ら顔の症状例 赤ら顔の症状例 赤ら顔の症状例
  • 毛細血管拡張による赤み
  • 毛穴の炎症によるボツボツ
  • 皮脂が多くゴワゴワした肌質
  • 毛穴の炎症によるボツボツ

という典型的な酒さの症状をお悩みで来院された当院の患者様、トータル9ヶ月の治療でほぼ治癒した状態になりました。


治療内容は

1.Vビーム2を5回 → 目立っていた鼻周りのチリチリした毛細血管拡張と頬の赤みが消失

2.イソトレチノイン20mgを4ヶ月 → ボツボツと毛穴、ゴワゴワした肌質が改善


Vビームは写真のようにチリチリと目に見てわかる血管拡張と、ボワッとした全体的な赤み、両方を治療することができます。


イソトレチノインは酒さのボツボツだけでなく、

  • 目立つ毛穴
  • 過剰な皮脂
  • 酒さ特有のゴワゴワした肌質

のいずれも良くできるので、Vビームと併用して赤みと肌質を両方治療できます。


酒さを早めに治すためにはレーザーや飲み薬、塗り薬を組み合わせた治療が世界的に推奨されています。酒さは日本の保険適用内の治療だけでは治癒が難しいのが現状です。クリニックでは酒さ治療実績が多数あり治療方法も複数用意していますのでお悩みの際はご相談ください。Vビームによるレーザー治療も予約なし、受診当日で承っています。


酒さの原因は?

顔の表面のデモデックス(Demodex)というニキビダニや顔の皮膚表面の免疫異常が原因と言われています。日光や加齢により毛細血管拡張は悪化し赤みは増していきますが、酒さを早い段階で発症することもあり、遺伝的な要因が大きいとされています。


血管が開くような刺激が入ると赤ら顔は悪化します。冬には暖房で寒暖差が大きくなりますので、赤ら顔が悪化します。暖房でほてったように感じることもよくあります。ほかには入浴後、運動後、食後、辛いものを食べる、飲酒後、など血行がよくなる行動をしたあとに赤みが増すので、これらでお悩みの場合は酒さの可能性が高いです。


湿疹やアトピー性皮膚炎でステロイドを長期間塗っていた、ニキビ治療で強めのピーリングやレーザーを続けていた、といったことが酒さの原因になっていることもあります。

「酒さの原因」を詳しく見る

酒さではどんな症状がでる?


医学的には酒さは4つに分類されています。


  • 毛細血管拡張による赤み(telangiectatic)
  • 毛穴のポツポツ(papulopustular)
  • 目の充血や刺激感(ocular)
  • 鼻瘤という鼻のごつごつ感(rhinophyma)

目と鼻の症状はやや特殊なので、基本は赤み・毛細血管拡張と毛穴のポツポツにわければ間違いないです。


症状には個人差があり、血管拡張のほうが目立つ方もいれば、ポツポツがメインの方もいます。この2つは治療の仕方も異なります。


赤ら顔、毛細血管拡張

酒さの赤み、毛細血管拡張は顔の中心に近い部分、鼻、ほほ、あご、眉間に強いことが通常です。目の周りは通常赤みが弱いです。


全体的にぼわっとした赤みだけのこともありますし、肉眼的に赤い線が見えることもあります。日光の影響や年齢で毛細血管拡張は開いていきますので、通常年齢を重ねると症状は悪化します。


症状はないことが多いですが、酒さの肌では刺激感が強いですので、ヒリヒリやほてりを感じることがあります。かゆみが強い場合は、湿疹やアレルギー反応を合併していることもあります。


毛細血管拡張、赤みの治療にはVビームが有効です。

赤ら顔の症状例

子供の頃から赤ら顔でほてりもあった当院の患者様、Vビーム2の治療を10回、根気よく続けることでここまで目立たなくなりました。 今ではお会いしても顔が赤いという印象はなく、寒暖差で冬になると少し赤みが出るということで治療を続けています。 赤みだけでなく、ほてりもVビームの治療で改善しました。Vビームで血管拡張を改善させることで、酒さによるほてりも同時に減っていくのが通常です。


赤ら顔の症状例

他院の治療で治らないと酒さでご来院いただいた40代女性の当院の患者様、レーザー治療と塗り薬、飲み薬を併用した結果、1年以上経った今では赤みもボツボツも目立たない状態まで改善しました。 同時にVビームとアゼライン酸の効果で肌質もキレイになっています。


治療のメニューは

1.Vビーム2を1ヶ月程度の間隔で13回 → 顔の赤みは目立たないほどまで改善

2.アゼライン酸外用 → ポツポツは消えてその後も予防的に毎日塗ることで再発なし

3.治療の初期のみビブラマイシン → ポツポツを早めに除去


酒さは治療に時間がかかりますが、根気よく組み合わせて治療すればここまでよくなります。 この患者様はメトロニダゾール、イベルメクチンも試しましたがアゼライン酸の治療効果が一番高かったので塗り薬はアゼライン酸だけにして、ポツポツが消えたあとも毎日予防も兼ねてぬることでいい肌の状態を維持できています。


毛穴のポツポツ

ニキビのような毛穴のポツポツが赤みと一緒に酒さでは出ます。赤いぽつぽつ、黄色く膿む場合、様々です。 デモデックスというニキビダニがもともとだれでも毛穴には生息していますが、それが過剰に増えるのが酒さの原因の一つと言われています。それを抑える作用があるイベルメクチンクリームは治療として使われています。 ポツポツの治療にはイベルメクチンをはじめとした塗り薬や、ビブラマイシンやイソトレチノインの飲み薬が有効です。


赤ら顔の症状例 赤ら顔の症状例

酒さのボツボツがほほの広範囲にあり、赤ら顔でもお悩みだった当院の患者様、1年以上治療を根気よく続けた結果、ほぼ完治した状態まで改善できました。


治療の内容は

1.Vビーム2を6回 → 赤みは目立たないレベルまで改善

2.イソトレチノインを20mg毎日で4ヶ月、隔日で2ヶ月のトータル6ヶ月 → ボツボツは消失

3.アゼライン酸外用 → 当初ボツボツはこれだけで治療していましたが治りきらなかったのでイソトレチノインを途中で追加


酒さはVビームで赤みを、イソトレチノインでボツボツを同時に治療すると数ある治療の中でも最速で治ることが多いです。 イソトレチノインにも乾燥しやすくなるなど注意点はあるので万能ではないですが、塗り薬だけでボツボツが消えない場合は試す価値があります。


鼻の写真を見るとわかりますが、イソトレチノインは鼻や頬の毛穴を改善する効果があります。 皮脂の分泌を抑えて毛穴の角化を改善するからです。イソトレチノインは同時に酒さ特有の長く続いた炎症によるゴワゴワした肌質を改善する効果もあります。


目の充血、刺激感

酒さの症状が強い方では、目も充血して刺激感が強い方がいます。 酒さ患者様の中には、目の症状がメインで眼の刺激感や涙が止まらないという症状がメインの患者様もいらっしゃいました。ヒアレインやムコスタなどの点眼液を使って症状を緩和します。


鼻瘤

鼻瘤(びりゅう)は鼻に強い赤みやポツポツが続いた人で、鼻がごわごわになって大きくなってしまうことです。長年の皮膚の炎症により、肌の性質が変わってしまっています。 鼻瘤は治療が非常に難しいですが、表面のポツポツや赤みが強い場合には、それを治療することで将来さらに悪化するリスクと、既存の症状の改善を見込めます。初期の鼻瘤では、イソトレチノイン内服での治療が有効です。


酒さの治療

酒さの治療には大きく分けて4つのアプローチがあります。いずれもひとりひとりの症状によって組合わせや治療方針を決めます。

1.塗り薬
2.飲み薬
3.レーザー治療
4.スキンケア
01

酒さの塗り薬

当院では保険外診療で以下の3つを処方しています。

  • メトロニダゾール
  • イベルメクチン
  • アゼライン酸

メトロニダゾールとイベルメクチンは刺激性が極めて少ないので、いずれかを酒さの治療薬として最初に処方することが多いです。過去の論文をみるとイベルメクチンの方がメトロニダゾールよりも有効性が高いというデータですが、どちらが効くかは個人差もあります。経験上、イベルメクチンは典型的な酒さには効果が早く出る印象で、早ければ治療開始後2週間で効果を実感できます。


どの塗り薬も基本的には酒さのポツポツを治療することになります。 アゼライン酸は酒さの赤みを抑えるとの報告もありますが、経験的には赤みを抑える作用は強くありません。 ポツポツを抑えることで間接的にポツポツのせいで出ていた赤みは減りますが、バックグラウンドにある全体的な毛細血管拡張や赤みはVビームによるレーザー治療を併用することを推奨しています。

「酒さの塗り薬」を詳しく見る

02

酒さの飲み薬

酒さの塗り薬としては炎症を抑える作用のある抗生剤、ビブラマイシン(成分はドキシサイクリン doxycycline)が世界的に最もよく使われています。胃のムカムカを感じる副作用がまれに出ますが、それ以外では大きな副作用は通常ありません。


ビブラマイシンと塗り薬でもポツポツが治まらない場合には、重症ニキビ薬としても知られるイソトレチノインの内服が有効です。 イソトレチノインはアキュテイン、ロアキュタン、イソトロインなどの商品名でも知られています。 イソトレチノインはボツボツの多い酒さにはもちろん有効ですし、酒さ特有の皮脂の多くごわごわした肌にも効きますので、少ない量で肌質改善のために内服することもあります。

「酒さの飲み薬」を詳しく見る

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酒さのレーザー治療(Vビーム)

酒さによる赤みには塗り薬や飲み薬よりもレーザーを使い、血管の開きや赤みを抑えるのが有効です。Vビームが皮膚の浅い場所の毛細血管拡張や赤ら顔には効果が高いです。


治療期間の目安


・自費の場合
2週間以上間隔をあけて。5回で効果を実感できる程度、10回で赤みのない状態に近づく

・保険適用の場合
自費と回数は同様だが、3ヶ月に1回のレーザー治療。保険適用になるかどうかは診察時に判断しています


ダウンタイムは2−3日程度の顔の赤みとむくみ程度で、通常の強さでレーザー照射した場合は紫の内出血は出にくいです。

「酒さのレーザー治療」を詳しく見る

04

酒さのスキンケア

酒さでは肌が乾燥しやすくなり、また日光の影響で赤ら顔が悪化します。それを防ぐため、日々のスキンケアが重要になり、次の2つを徹底しましょう。


・日焼け止め
酒さの悪化因子である日光の影響を減らす

・保湿
刺激を受けやすく乾燥しやすい酒さの肌を保護する


日焼け止め


日光の影響で顔の表面の毛細血管は開きますので、日々の日焼け止めを使ったケアが非常に大切です。SPFは30以上あれば大丈夫ですので、肌荒れしにくく、毎日塗りやすい日焼け止めを選びましょう。紫外線散乱剤のみで紫外線吸収剤が入っていない製品は比較的肌が荒れにくいです。 日焼けの影響を避けることは大切ですが、酒さの症状が強く日焼け止めで刺激感を感じる、ボツボツが増えてしまう、ということがあれば症状が改善してから日焼け止めを使用開始してもかまいません。


保湿剤


酒さの皮膚は乾燥しやすく、刺激でがさがさしたり、ひりひりを感じやすい状態になっています。毎日保湿をして、皮膚を保護しましょう。セラミドやヒアルロン酸の入った保湿剤は保湿力が高くおすすめです。ナイアシンアミドやアゼライン酸は酒さの炎症を抑える作用があるので、毎日の保湿に追加する成分として推奨できます。


ヒルドイドはヘパリン類似物質という成分が含まれていて血行をよくする効果があるので、酒さ患者様には一般的に推奨されていません。ワセリンは油分が多く酒さのボツボツを悪化させる可能性がありますので、こちらも一般的には推奨されていませんが、がさがさがメインでぽつぽつが少なく、乾燥が強いタイプの酒さでは効果的なことがあります。


酒さ、赤ら顔治療のご相談は池袋駅前のだ皮膚科へ

当院では酒さの治療経験が多くあり、先の写真でご覧いただいたとおり大きく改善がみられています。酒さは日本の保険適用内治療では治療が難しく、湿疹や脂漏性皮膚炎、ニキビと間違われて治療されていることも少なくありません。お悩みの方はご相談ください。


ほかにも外部の記事で赤ら顔、酒さについて詳しく記載していますので参考にしてください。

https://allabout.co.jp/gm/gc/463230/



東京都豊島区南池袋2-27-5
共和ビル3階B

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