ヒアルロン酸注射はゴルゴ線やほうれい線、目の下のクマに有効なの?

ゴルゴ線やほうれい線、目の下のクマは年齢よりも老けて見える可能性があるため、悩んでいる方も少なくないでしょう。

今回はゴルゴ線の原因や、当院での施術についてご説明します。

ゴルゴ線とほうれい線

ゴルゴ線は、目頭から頬にある溝の線のことです。
「ゴルゴライン」や「ミッドチークライン」とも呼ばれています。

医学用語ではありませんが、1968年から連載されている「ゴルゴ13」のアニメの主人公の顔に似たような線が由来といわれています。
ゴルゴ線によって顔が老けて見える、疲れたように見えることがあります。

またほうれい線とは、小鼻から口角の外側にできる線のことです。
一般的には、加齢とともに目立ち始めます。
ほうれい線は皮膚の下にある組織のたるみや皮下組織のボリュームが減ること、元々の骨格の影響でできる溝のため、肌のハリが失われて生じるしわとは異なります。

ゴルゴ線と目の下のクマの違い

目の下にできるクマには、主に青クマ、茶クマ、黒クマの3種類があり、黒クマはゴルゴ線と重なることがあります。

黒クマはたるみなどにより目の下にある段差ができて影となり、黒く見えている状態です。
主に加齢によって目の下にある眼窩脂肪の突出が原因とされています。

青クマは皮膚下にある毛細血管が透けてみえている状態です。
元々目立っている方もいますし、目のまわりの皮膚は他の部位と比較して薄く、睡眠不足やパソコンやスマホを長時間使用して目を酷使することなどにより、血行不良となることが原因とされています。

茶クマは、メラニンの色素沈着が生じて茶色くみえている状態です。
目のまわりの皮膚は特に乾燥や刺激、紫外線に弱いため、湿疹など炎症を起こしたことによる色素沈着を生じる場合があります。
また、目の下をこする癖があると摩擦による色素沈着が生じることがあります。
ほかにも目元の保湿が足りない場合やクレンジングによる強い刺激などによって茶クマが生じることがあります。

ゴルゴ線の原因

ゴルゴ線は、生まれつき誰にでもあるものです。
また骨格も関係しているため、遺伝の影響もあるといわれています。
そのほか、ゴルゴ線が目立ってくる原因として、主に以下のようなことが考えられます。

表情筋の低下

主に加齢により表情筋が衰えてたるみが出てくると、ゴルゴ線が目立つことがあります。
またパソコンやスマホなどを長時間使用することにより、普段から無表情でいることが多い場合にも、表情筋の低下を招くと考えられます。

肌のハリの低下

肌のハリはコラーゲンやエラスチン、線維芽細胞によって保たれています。
しかし主に加齢によってコラーゲンなどが減少して肌の弾力が低下すると、ゴルゴ線やほうれい線が目立つことがあります。
皮膚の真皮層にあるコラーゲンの量が減少した場合、肌のハリが少なくなり、皮膚が薄くなってくることでゴルゴ線やほうれい線が目立つようになると考えられます。

脂肪の減少

主に加齢によって皮下脂肪が萎縮してくると、ゴルゴ線が目立つことがあります。
また脂肪の減少によって頬のふくらみが少なくなる場合にも、ゴルゴ線が深く見えることがあります。

ゴルゴ線のセルフケア

セルフケアでゴルゴ線を改善することは難しいとされていますが、基本的な生活習慣の改善やスキンケアは肌トラブルの解消につながります。

食事

栄養バランスのよい食事を心がけ、特にビタミンA・C・Eやタンパク質、イソフラボンを摂取するとよいといわれています。

ビタミンAは皮膚や粘膜の健康をサポートするはたらきがあり、レバー、うなぎ、ほうれん草などに多く含まれています。
ビタミンCは皮膚や細胞内のコラーゲンの合成に必要な栄養素で、いちごやレモン、ブロッコリーなどに多く含まれています。
ビタミンEは抗酸化作用や血行促進作用があります。

また紫外線などから肌を守ってバリア機能を保持するはたらきやメラニンの排出を促進するはたらきがあり、卵やアボカド、かぼちゃなどに多く含まれています。

睡眠

睡眠中に新しい細胞が生成され、成長ホルモンも分泌されます。
睡眠の質を上げる工夫として、起床後は太陽の光を浴びて体内時計をリセットする、睡眠の1時間前からはスマホやPCの使用を控えることなどがあります。
ゴルゴ線をはじめ、肌トラブルを改善するためにも質の良い睡眠環境を整えましょう。

スキンケア・紫外線対策

肌の乾燥は、しわやたるみを招きます。
保湿力の高いスキンケア用品を選び、十分に保湿しましょう。
洗顔後は肌が乾燥しやすい状態になっているため、優しく丁寧に化粧水で保湿した後、乳液やクリームなどを重ねづけすることが大切です。

また紫外線は、コラーゲンやエラスチンを減少させます。
外出する際は日焼け止めを塗る、帽子やサングラス、日傘などを活用して十分な紫外線対策をしましょう。

当院の施術

ゴルゴ線やほうれい線などをセルフケアで改善することは難しいとされています。
セルフケアで改善が見込めない場合は、クリニックでの施術をおすすめします。

ゴルゴ線、ほうれい線

当院では、ゴルゴ線やほうれい線を改善するため、ヒアルロン酸注入をおすすめしています。
ヒアルロン酸はもともと体内に存在している物質で、肌に弾力や柔軟性を与えています。

ゴルゴ線の線に沿うようにヒアルロン酸を注入し、しわを目立たなくします。
またヒアルロン酸注入によって頬に丸みが出るため、女性らしい印象や若々しい印象になります。

加齢に伴うほうれい線の場合には、ヒアルロン酸を注入し、ほうれい線~顎までボリュームアップすることできれいな仕上がりになります。

ヒアルロン酸注射の治療例については以下のページでもご紹介しております。

ヒアルロン酸注射の副作用:腫れやむくみ、内出血、血管閉塞、違和感、痛みなど

目の下のクマ

目の下のメラニンの沈着

茶クマはメラニンの色素沈着が生じてくすんで見えている状態です。
ハイドロキノンは刺激感が少なく使いやすい塗り薬です。
シミの原因となっているメラニン色素の生成を抑制するはたらきがあります。

ハイドロキノンはずっと使い続ける塗り薬ではなく、6ヵ月使用したら一度休薬して他の美白剤を使用します。
ほかにはトレチノインやアゼライン酸などを使うこともあります。

施術としてはピコレーザーを使ったレーザートーニングが有効なことがあります。
低出力のレーザーを照射し、シミを薄くしていく治療です。
ダウンタイムが非常に少ないのが利点で、治療は複数回かかります。

ハイドロキノンの副作用:肌の赤み、色素脱失など
ピコトーニングの副作用:肌の赤み、ヒリヒリ感など

目の下の段差

目の下に段差があると、その部分が影になって黒くクマに見えてしまいます。

  • 目の下が頬よりも凹んでいる場合
  • 目の下の脂肪の房が突出して逆に目の下がふくらんで頬との間に段差ができている場合

があります。

手術で目の下の脂肪をとる脱脂という手術や目の下の余剰な皮膚を除去して縫い合わせる手術がありますが、手術は不安、という方も多いと思います。
ここでは手術以外で目の下の段差やクマを改善する方法を解説します。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸を目の下やほほに注入することで目の下にできたクマの段差による凹みを少なくします。
ヒアルロン酸は効果に即効性が期待でき、すぐに効果を実感しやすいのが利点です。
1年ほどで体に吸収されるため、効果を持続させるには定期的な治療が必要になります。

ヒアルロン酸注射の治療例については以下のページでもご紹介しております。

PRP

PRP療法とは、自身の血液から血小板と血漿のみを採取し、肌の気になる部分に薬剤を注入する再生療法です。
組織の修復能力を利用し、人間がもともともっている自然治癒力によって皮膚の再生を促す効果があるといわれています。
ヒアルロン酸のような即効性はありませんが、3-5回程度、月に1回治療を繰り返すことで、小じわや肌質の改善効果が期待できます。

スネコス

スネコスとは、ヒアルロン酸とアミノ酸を配合した製剤を注入し、肌のハリや弾力を改善する治療です。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進することで、しわやたるみなどの改善が見込めます。
2週間程度の間隔で最低4回の治療が必要となります。

リジュラン

リジュランは成長因子を中心とした成分で、皮膚の細胞を活性化させる治療です。
2週間以上の間隔をあけて、5回以上の治療を推奨しています。

ヒアルロン酸注射の副作用:腫れやむくみ、内出血、血管閉塞、違和感、痛みなど
PRP療法の副作用:赤みや痛み、腫れ、しこりなど
スネコス注射の副作用:内出血、痛みなど
リジュラン注射の副作用:痛みや炎症、内出血など

目の下の静脈による青み

まぶたの皮膚は薄いため、下にある静脈の青みが透けて見えてしまうことで青から紫のクマが目の下にできてしまいます。
静脈による青みを目立たなくするには下記の治療があります。

Vビーム

Vビームは血液中のヘモグロビンに反応し、吸収・凝縮することで、主に赤アザ、ニキビ跡、ケロイド、毛細血管拡張症、赤ら顔などの治療に使用されています。
静脈にも反応させることができるため、目の下の青みを改善できる可能性があります。

レーザー照射の際は周囲の組織へのダメージは少なく、体への影響はないといわれています。
また真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどを生成する線維芽細胞を刺激し、肌のハリやツヤをアップする効果が期待できます。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注射によって目の下にボリュームをもたせ、皮膚下の血管を見えにくくすることで青く見えている状態を改善します。

Vビームの副作用:内出血、肌の赤みや腫れなど
ヒアルロン酸注射の副作用:腫れやむくみ、内出血、血管閉塞、違和感、痛みなど

施術料金

ヒアルロン酸

アラガン社 ボリューマ 1cc
(ほうれい線、鼻、あご)
77,000円(税込)
アラガン社 ボリフト 1cc
(ほほ、眼の下、ひたい)
77,000円(税込)
HUGEL社 チャウム 1cc 55,000円(税込)

ハイドロキノン

ハイドロキノン (5g) 1,980円

ピコトーニング

全顔 14,300円
(肝斑、シミ、2-4週に1回、最低計5回を推奨します)

PRP局所注射

1回 77,000円

リジュラン

1回 33,000円

スネコス

1回 33,000円

Vビーム(目の下の青み)

自費診療の場合 11,000円

※スネコス、リジュランについて

  • 当院で使用しているスネコス、リジュランは、国内では医薬品医療機器等法上、未承認医薬品です。
  • 当院では医師の判断の下、個人輸入しています。医学的知見のない個人輸入は推奨していません。
  • 国内の承認医薬品等の有無について、他に同程度の性能を有する国内承認医療機器はありません。

詳細は、以下のリンクからご覧ください。
個人輸入において注意すべき医薬品等について

ゴルゴ線やほうれい線、目の下のクマに関するご相談、治療なら池袋駅前のだ皮膚科へ

ゴルゴ線やほうれい線、目の下のクマは年齢を感じさせやすく、疲れた印象を与える場合があります。気になる症状がある方は、当院へお気軽にご相談ください。

池袋駅前のだ皮膚科はこちら

池袋駅前のだ皮膚科 野田 真史 監修

タイトルとURLをコピーしました