リベルサスとは?ダイエットが期待できる3つの効果と副作用、飲み方などを紹介

「自力でダイエットをしてもなかなか痩せられない」、「食事制限がつらすぎる」といったお悩みはありませんか。

一般的に「痩せるホルモン」と呼ばれているGLP-1の経口薬であるリベルサスは、服用することで食欲がおさえられるため、体重減量の効果が認められています。

リベルサス内服薬は、2型糖尿病に使われている薬です。
2型糖尿病の治療薬にはいくつかの種類があり、リベルサスはGLP-1受容体作動薬というグループに含まれています。

このページでは、リベルサス内服薬について、「効果や体重減量の仕組み」、「副作用」、「効果的な飲み方」などを詳しく紹介します。

リベルサスを服用しているのに効果が出ないときの対処法についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

リベルサスとは?GLP-1の内服薬

リベルサス内服薬は、GLP-1受容体作動薬という種類の薬であり、GLP-1受容体作動薬の中でも、世界で唯一の飲み薬として2021年2月に発売されました。

有効成分として「セマグルチド」が含まれています。
GLP-1受容体作動薬のほとんどが注射剤のタイプです。
しかしリベルサスは使いやすい内服タイプです。

胃腸の働きを調整して食欲を抑えることにくわえて、血糖値を下げる働きがある「インスリン」の分泌を促進する働きがあるため、2型糖尿病の治療薬として使われています。

リベルサスの働きは?ダイエット効果が期待できる作用機序

リベルサスは単独の服用でも体重を減少させる効果が期待できます。
ここではリベルサスの代表的な働きを3つ紹介します。

食欲を抑える

リベルサスを服用して痩せる主なメカニズムです。
胃腸の働きをコントロールして、通常より少ない食事量でも満腹感を実感しやすくなります。
また満腹中枢に働きかけることで、空腹感を減らして食欲も抑えます。

さらに食べ物を吸収するときの速度を遅くし、糖分の吸収を緩やかにするのです。
食後に血糖値が急激に上昇するのを防ぎ、食後の高血糖を低下させる働きもあります。

糖分を消費しやすくする

リベルサスはGLP-1受容体作動薬というタイプの薬です。
GLP-1受容体作動薬とは、GLP-1というホルモンに似た働きをする薬のことです。

もともと私たちの体内に存在しているGLP-1ホルモンは、食事をして血糖値が高くなると小腸から分泌され、膵臓からインスリンを分泌させる働きがあります。

GLP-1の働きによってインスリンの量が増えると、血液中の糖分の量が減ることで血糖値が低下し、筋肉などの細胞ではエネルギー源として糖分を消費しやすくなるのです。

カロリーを燃焼しやすい体質に

若い頃と同じ量を食べているはずなのに「いつの間にか太っていた」、「ダイエットに挑戦しても痩せない」という経験はありませんか。
それはもしかすると、脂肪細胞の働きが加齢によって変化しているのかもしれません。

脂肪細胞には、内臓脂肪や皮下脂肪をため込む「白色脂肪細胞」と、脂肪を燃焼させる働きの「褐色脂肪細胞」があります。
褐色細胞が活発に働くことで、カロリーを燃焼しやすい体になるのですが、褐色脂肪細胞の働きは、加齢や肥満によって低下してしまいます。

つまり加齢によって褐色脂肪細胞の数が減少し、肥満によって内臓脂肪の量が増えてしまうことで、本来であれば脂肪を燃焼させるはずの褐色脂肪細胞の働きが低下してしまうのです。

年を重ねると若い頃と同じ量を食べていても、褐色脂肪細胞の数が減少して働きが低下してしまうため、カロリーを消費しにくい体質になってしまいます。

リベルサスは、この褐色脂肪細胞の働きにアプローチして、カロリーが燃焼しやすい体質を目指しやすくなると考えられています。

リベルサス内服薬の副作用

リベルサス内服薬の代表的な副作用について紹介します。

膵炎(嘔吐を伴う激しい腹痛、背部痛)

嘔吐を伴う激しい腹痛などの症状があらわれることはまれです。
もしも症状があらわれたときには、すぐに服用を中止して当院までご相談ください。

胃腸症状(下痢、便秘、胃のムカつき、おなかのハリ)

リベルサスは、胃腸症状の副作用が出やすい薬です。
これらの副作用は、とくに投与初期に起こりやすいと言われています。
継続して服用することで、胃腸症状の副作用は少しずつおちつくことがほとんどです。
そのため、3mgから投与を開始して1か月後の状態を確認してから、投与量を増量します。

低血糖症状(冷や汗、震え、動悸など)

他の糖尿病薬に比べると、GLP-1受容体作動薬は血糖値が低い場合はインスリンを分泌させません。
そのため、低血糖症状は起こりにくいとされています。

しかし、体重を減らすために過度に食事制限をしながらリベルサスを内服すると、血糖が低下して症状が出るかもしれません。

また、ほかの糖尿病薬と併用すると、服用により低血糖症状が強くでる恐れもあります。
現在服用中の薬がある方は、お薬手帳やお薬の情報がわかるものを持参して医師までお伝えください。

リベルサスの効果的な飲み方は?

リベルサスは、用法・用量を守って正しく服用しましょう。
ここではリベルサスの効果的な飲み方について紹介します。

服用回数は1日1回

体内のホルモンであるGLP-1は、すぐに分解されるため効果は短時間です。
しかしリベルサスは、1日1回の服用で長く効くように、GLP-1の働きを参考にして効き目を改良した薬です。

薬の効き目がきちんと働くように、錠剤を割ったりかみ砕いたりしての服用は避けてください。
もしも割ったりかみ砕いたりして服用してしまうと、効果が正常にあらわれないばかりか、副作用が強くでるかもしれません。

空腹時に飲む

リベルサスを服用するときには、起床時など「空腹の状態で、リベルサス1錠をコップ半分(120mL以下)の水」で服用しましょう。

リベルサスは、胃に入っている食事や飲み物などの成分によって、吸収が悪くなってしまう薬です。
服用後30分以上は飲食を避けてください。
また他に薬を服用する予定があるときには、リベルサスを服用後30分以上経過してから飲みましょう。

お茶やコーヒーによっても影響を受けてしまうため、必ず水で服用しましょう。
また服薬ゼリーを使うことも避けてください。

さらに起床時は、寝起きに水を飲みたい方もいるかもしれません。
この場合も、先に水を飲んでからリベルサスを飲むことは止めましょう。

薬は服用直前に取り出す

リベルサスは、服用する直前にアルミのシートから取り出してください。
湿気や光に弱い薬のため、錠剤がむき出しの状態で保管されていると、薬の効果を発揮できない可能性があるので注意しましょう。

また切り取り線のない部分をハサミで切ってしまうと、錠剤の保存がうまくできないこともあるために避けましょう。

リベルサスの効果を実感できないときには

リベルサスを服用すると、さまざまな働きによって体重減量効果が期待できます。
もしリベルサスを服用しても痩せないときには、以下の点を確認してみましょう。

正しい飲み方を守る

まずは正しい飲み方で服用できているかを確認してみましょう。
リベルサスは服用方法に注意が必要な薬です。

もし誤った方法で服用してしまうと、薬の吸収が悪くなり、期待した効果を実感しにくくなってしまいます。
「リベルサスの効果的な飲み方は?」で紹介した内容を再度確認して、正しく服用しましょう。

生活習慣を見なおす

リベルサス服用中は、基本的に厳しい食事制限やハードな運動の必要はありません。
ただし、リベルサスの服用にあわせて、食事内容や運動量などこれまでの生活習慣を見なおすと体重減少の効果を実感しやすくなります。

継続服用してみる

リベルサスによる体重減少の効果が出るまで、早い人でも1か月、通常の場合は3~4か月であらわれます。
これより短い服用期間の場合に効果を実感できないときには、継続服用することで効果を実感できるようになるかもしれません。

投与量を増やす

リベルサスは、体調にあわせて少しずつ投与量を調整するタイプの薬です。

通常の場合は最初の1か月に3mgを継続服用してから、2か月目には7mgへ増量します。
「服用しているのに効かない」と思ったときには、医師が診察で症状や体調を確認しながら、最大14mgまで増量が可能です。

また3mgでも食欲低下などの効果を実感できた方は、3mgを治療用量として継続して服用することもあります。

リベルサスの3mgや7mgを服用中の方で効果を実感できないときには、投与量を検討するため医師までご相談ください。

自己判断で服用を中止しない

いつから効果が出るのか不安になるかもしれませんが、自己判断で服用を中止するのは避けましょう。
自己判断で服用を中止したときには、リベルサスによって食事量を減らした食習慣に体が慣れていないため、以前の食事量に戻りやすくなり、リバウンドしやすくなります。

リベルサスの効果が出るタイミングには個人差があります。
リベルサスの効果が実感できないときや、服用継続が不安なときには、自己判断で服用を中止する前に、医師までご相談ください。

リベルサス内服を服用できない方

以下の方はリベルサスの服用ができません。

  • 妊娠中、授乳中、妊娠を希望している方
  • 過去に膵炎にかかった方
  • 他の糖尿病治療薬を内服・注射中の方

など

以下の方はリベルサスを服用できない可能性があります。

  • 重度の胃腸障害がある方
  • 胃の摘出術を受けたことがある方

など

以下の方はリベルサスの服用に注意が必要です。

  • 甲状腺機能低下症でホルモン補充療法を行っている方

※内服は可能ですが、血中の甲状腺ホルモン値にリベルサスの影響が出ていないか定期的に測定してください。

リベルサスを服用するためには、医師の診察が必要です。
現在治療中の疾患がある方や服用中の薬がある方、過去に大きな病気を患ったことのある方は、必ず事前に当院までご相談ください。

リベルサスの個人輸入は危険!医師の診察が必要

個人輸入とは、「クリニックや病院で医師の診察を受けずに、海外の流通業者から薬を直接購入する」ことをいいます。

個人輸入の薬は国内向けの薬ではないため、品質や有効性、安全性が保証されておらず、偽造品の可能性も考えられます。

自分の体調にあわせた飲み方も難しく、自己判断で使用したときには、重大な副作用や健康被害の危険性があるのです。

近年ではダイエット効果が期待できる薬の個人輸入によるトラブルが多発しています。

リベルサスを使用したいときには、個人輸入をせずにクリニックを受診して医師の診察を受けましょう。

リベルサスを通販で購入したいときには、当院のオンライン診療をお申し込みください。
医師がオンラインで診察をして、リベルサスを安全に使用できる体調だと判断したときには、リベルサスの服用を開始できます。

リベルサスに関するよくある質問

Q.現在妊娠中(妊娠希望、授乳中)ですが、リベルサスは使えますか?

A. 「妊娠中、授乳中、妊娠を希望している方」、「過去に膵炎にかかった方」、「他の糖尿病治療薬を内服・注射中の方」はリベルサスを使用できません。

Q.リベルサスは保険適用されますか?

A. リベルサスは、一般的には「2型糖尿病」に使われている薬です。
そのため「2型糖尿病」の治療で使うときには保険適用されます。

ただし「肥満治療」の場合には、公的医療保険が適用されない保険適用外使用となるので自費診療です。あらかじめご了承ください。

Q.ダイエットに失敗した経験があります。リベルサスで効果は出ますか?

A. 自力でのダイエットは、過度な食事制限や激しい運動などで体調を崩しやすく、ダイエットの中断や体重のリバウンドなど失敗しやすい方法です。

リベルサス内服薬を利用した減量は、自然に食欲がおさえられるため、過度な食事制限や激しい運動をすることはありません。

そのため、これまで自力でダイエットに挑戦したけれど挫折をしてしまったような方でも、効果を実感しやすい方法といえます。

Q.リベルサスは服用後、いつから体重が減少しますか?

A. リベルサスの効果を実感するタイミングには個人差があります。
体重減少の効果を実感するタイミングとしては、早い人で1か月、通常の場合には3か月~4か月の期間が必要です。
(※「リベルサスの効果を実感できないときには」の項目で詳しく解説しているので参考にしてください。)

リベルサスの服用にあわせて、適度な運動や栄養バランスのとれた食事などの規則正しい生活習慣を心がけることで、リベルサスの効果を高めて、体重減少のタイミングを早められます。

ただし効果がないと自己判断で服用を中止したときには、リバウンドする可能性もあります。
効果が実感できないときには、お気軽に医師までご相談ください。

Q.リベルサスは何日分まで購入できますか?

A. 当院では、院内処方とオンライン診療で対応しています。
初回は30日分の処方としています。
過去にリベルサスを内服した経験がある場合や、2回目以降の処方の場合は90日分までの処方が可能です。

リベルサスの料金

ダイエットを目的としたリベルサス内服薬の使用は、保険適用外使用のため公的医療保険が適用されない自費診療です。
当院では、30日分と90日分の処方日数で対応しています。

<院内価格>

・30日分

3mg錠9,500円 (税込)
7mg錠20,000円 (税込)
14mg錠33,000円 (税込)

<オンライン価格>

診察料と送料込みの料金です。

・30日分

3mg錠10,500円 (税込)
7mg錠21,000円 (税込)
14mg錠34,000円 (税込)

・90日分

3mg錠30,000円 (税込)
7mg錠60,000円 (税込)
14mg錠99,000円 (税込)

※GLP-1受容体作動薬を利用した体重減量について


「未承認医薬品等(異なる目的での使用)」

リベルサスは、医薬品医療機器等法において、「2型糖尿病」の効能・効果で承認されていますが、当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。


「入手経路等」

国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。


「国内の承認医薬品の有無」

国内で「肥満治療」の効能・効果で承認されているGLP-1製剤はありません。


「諸外国における安全性などに係る情報」

リベルサスと同一成分の注射製剤が、米国FDAで肥満治療薬として承認されています。


「リスク、副作用」

本剤の適用は、あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮すること。
悪心、下痢、急性膵炎、嘔吐、嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛、腹痛、食欲減退、浮動性めまい、味覚異常、糖尿病網膜症という副作用が起こる可能性があります。
膵炎の既往、 甲状腺疾患の既往、重度の胃腸障害 (胃潰瘍、炎症性腸疾患など)のある方、低血糖を起こす可能性が高い以下の状態の方、糖尿病の方、妊娠中または 2 か月以内に妊娠を予定される方、授乳中の方は服用できません。

リベルサス内服薬に関するご相談、治療なら池袋駅前のだ皮膚科へ

リベルサスは、2型糖尿病の治療として使われているGLP-1受容体作動薬という種類の薬です。
リベルサスを服用すると、複数のメカニズムによって体重減少効果が認められています。

消化器症状や低血糖症状などの副作用があるため、現在服用中の薬がある方は、必ず事前に医師までご相談ください。

「リベルサスの効果的な飲み方」を正しく守って服用することで、リベルサスの効果を実感しやすくなります。
もし服用後に効果を実感できない場合にも、用量の調節や継続服用などの方法を試すことで、効果を実感できるようになるかもしれません。

リベルサスの効果に不安を感じるときには、自己判断で服用を中止する前に、医師まで直接ご相談ください。

また近年では、ダイエット効果が期待できる薬の個人輸入によるトラブルが多発しています。リベルサスを使用したいときには個人輸入を避け、クリニックを受診して医師の診察を受けてください。

当院では、通常の診療に加えてオンライン診療も行っています。
リベルサス内服薬の服用方法などに不安や疑問があるときには、いつでも池袋駅前のだ皮膚科までご相談ください。

池袋駅前のだ皮膚科はこちら

池袋駅前のだ皮膚科 野田 真史 監修

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