【ニキビ跡治療】キュアジェットとトライフィルプロのどちらがおすすめ?効果や特徴の違いを解説

「ニキビ跡をきれいにしたい…でも、どの治療が良いのかわからない」
このようなお悩みはありませんか?

今回は、当院で扱っている2つのニキビ跡治療「キュアジェット」と「トライフィルプロ」の違いを詳しく解説します。

毛穴開きやクレーターなど肌トラブルの治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

キュアジェットとトライフィルプロの違いとは?

キュアジェットトライフィルプロ
機器針を使わないマイクロサブシジョン(ジェット噴射)細い針+炭酸ガスによるマイクロサブシジョン
作用高圧ジェットで真皮浅層に微細断裂+薬剤注入炭酸ガスで皮膚浅層を剥離+薬剤注入
痛み・ダウンタイム針ではないので少なめ・数時間から5日で調節可能(毛穴や肌質の中空)1−2週間(ニキビ跡に直接)針を刺す痛みと炭酸ガスで皮膚が伸展する痛み施術直後の腫れと5日前後の点状の内出血あり
対象の症状接射:小型のニキビ跡のへこみ(アイスピックやボックスカー、小型のローリング)、オペ後や水痘後の傷跡、首や額の横ジワ中空:毛穴、肌のハリ、小じわなどニキビ跡のへこみ(浅めのローリング型メイン、アイスピックやボックスカーにも使用)肌のトーンアップ、毛穴、シワ、肌のハリ

どちらも、皮膚のごく浅い層の組織再生を促すマイクロサブシジョンと、薬剤の同時注入が可能な施術です。

サブシジョンは針を用いてニキビ跡や傷跡の硬い組織を切ることでひきつれを解除してへこみを改善する施術で、当院でニキビ跡治療としてよく用いています。

それよりも浅い層を軽く断裂させる作用がトライフィルプロの炭酸ガス注入とキュアジェットのジェット注入にはあるのでマイクロサブシジョンと呼ばれています。

ただし、アプローチ方法や得意なニキビ跡のタイプが異なるため、肌の状態や目的によって選択肢が変わります。

施術方法の違い

キュアジェット

針を使わず、ジェットの圧力によって薬剤を真皮層へ拡散注入する施術です。微細な断裂(マイクロサブシジョン)を皮膚の浅層に生じさせることで、肌の再構築を促します。

また、非接触での「中空モード」も搭載されており、金属アレルギーのある方や痛みに敏感な方にも適しています。中空モードの場合にはダウンタイムを肌からの距離で調節できるので、数時間で赤みがひく程度から、5日程度赤みが残る程度まで希望に合わせて施術できます。

肌質改善であればダウンタイムがほぼ出ない強さで十分ですし、鼻や頬の毛穴治療であれば出血や赤みが出る程度強めの治療が推奨です。

トライフィルプロ

炭酸ガスを細い針で注入し、皮膚の浅層を微細に剥離させながら薬剤を均一に届ける施術です。炭酸ガス自体の作用として血流改善とコラーゲン増生があり、肌のトーンアップとともにハリ、小じわ、毛穴の改善を期待できます。

また、炭酸ガス注入による組織への軽いダメージと組織再生(マイクロサブシジョン効果)によってコラーゲンやエラスチンの生成を促すことで、肌のハリや弾力アップにもつながります。

注入後、さらに炭酸ガスを送ることで薬剤を広く分散させ、効果のムラを防ぎます。

また、炭酸ガスは0.1ccごと、薬剤の注入量は0.01ccごとに細かく調整可能なため、一人ひとりの肌状態や使用する薬剤に合わせた施術が可能です。

効果・実感スピード

キュアジェット

高圧ジェットの力で肌の浅い層に微細な断裂を生じさせることで、薬剤による効果と物理的な真皮再生の両方を促します。

薬剤の効果が1-2年ほどで緩やかに弱まる可能性はありますが、ジェットによる皮膚再生効果は長期間持続します。そのため、手打ちよりも持続性が高く、繰り返すごとに肌質の改善を実感しやすい治療です。

トライフィルプロ

炭酸ガスの注入によって、施術部位の酸素量と血流を増加させ、コラーゲン組織を再構築することで、肌の修復力を高める効果が期待できます。

皮膚下の組織を切り離し(マイクロサブシジョン)、同時に薬剤を注入することで、

  • 炭酸ガスの生理学的作用(血流・酸素量の向上とコラーゲン組織の再構築)
  • 炭酸ガス注入による機械的作用(組織の断裂と再生による組織再構築)
  • 薬剤の作用(成長因子・コラーゲン産生の促進)

という3つの相乗効果により、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。

とくにニキビ跡のへこみ、深いしわ、毛穴の開き、目の下のクマといった複合的なお悩みにも適しています。

ダウンタイム・痛み

キュアジェット(針なし・ジェット噴射+薬剤注入)

キュアジェットは、針を使わずに高圧ジェットで薬剤を皮膚に届けるため、施術時の痛みが少なく、ダウンタイムも比較的短いのが特徴です。

使用モードや出力によって、ダウンタイムや効果の深さが異なります。

モード肌のお悩み、目的ダウンタイムの期間症状
中空照射・弱めリジュベネーション、うるおい、ハリほぼなし〜2〜3日程度(軽度の赤み・むくみ)肌に触れず照射。ダウンタイムがほとんどない
中空照射・強め毛穴改善、小ジワ約5日程度少し赤みが出る場合あり
接触照射(直接)ニキビ跡のへこみ、傷跡、刻まれたシワ約1〜2週間点状の内出血あり

針を使わないため、「パチパチ」とした軽い刺激で、注射より痛みはかなり軽減されます。

照射範囲が狭ければ麻酔なしで受けられることが多く、鼻まわりなど痛みに敏感な部位ではテープ麻酔を併用することもあります。

トライフィルプロ(針あり・炭酸ガス+薬剤注入)

トライフィルプロは、細い針を使用して炭酸ガスと薬剤を皮膚内部に注入する施術です。

施術時にやや刺激を感じることがありますが、テープ麻酔を使うと痛みは軽減されます。

ダウンタイムの目安は約5日間です。

ただし、目元や首などのデリケートな部位では、内出血がでやすく、1〜2週間程度かかることもあります。

また、吸引により丸く内出血が出る場合がありますが、吸引圧は調整可能です。心配な点がある方は、医師へご相談ください。

キュアジェットとトライフィルプロの共通点

どちらも機械による「マイクロサブシジョンによる組織再生」と「薬剤注入」を同時におこなえる施術です。従来の手打ちよりも均一な効果が得られやすく、器械による組織再生で持続期間が長くなり、比較的ダウンタイムが短いのも共通点といえます。

また、他のニキビ跡治療(サブシジョンなど)との併用も可能で、組み合わせによって相乗効果が期待できます。キュアジェットとトライフィルプロを同日に組み合わせることで、より満足度の高い治療結果につながるケースもあります。

たとえば、局所の深いアイスピックやボックスカー型のニキビ跡はキュアジェットで先に治療し、そのあとにその部位もトライフィルプロによる治療を重ねてさらに効果を増すと同時に、顔全体を治療して毛穴や肌質にも効果を出す、などです。

それぞれどんなニキビ跡に向いている?

キュアジェットに適したケース

  • ボックスカー型
    ( 四角く深いくぼみ。皮膚が垂直に引き込まれているタイプ)
  • 小型ローリング型
    (ゆるやかな波状のくぼみで比較的浅いタイプ)
  • アイスピック型
    (深くて細い針穴状のくぼみ。治りにくいタイプだがアプローチ可能)
  • ファンデーションで隠れないニキビ跡、毛穴の開き
  • 小じわ・ハリの低下

トライフィルプロに適したケース

  • 浅めで広範囲のローリング型
    (波打つような凹みが複数にわたって連続しているタイプ)
    ボックスカー型
    (比較的浅めのものであれば対応可能)
  • アイスピック型
    (状態に応じて対応可能なケースもあり)
  • 小じわ・毛穴の開き・肌のハリ低下
  • 目の下のクマ

治療できる肌の深さの違い

キュアジェット

  • ジェットの出力を調整することで、深さ0.5〜2.5mmまで薬剤を正確に届けられます。
  • ごく少量の薬剤を拡散させて注入するため、真皮層のごく浅い部位にもアプローチ可能です。
  • 注入量が少量のため、ジュベルックボリューム(レニスナ)など、通常は深層注入が必要な薬剤も浅い層に安全に使用できる点が特徴です。

トライフィルプロ

  • 針の深さは約1.5mmで、吸引器に付属のストッパーによって一定の深さに安定してアプローチできます。
  • 真皮中層までの浅めの凹みに向いており、ローリング型のような広範囲に広がるニキビ跡の治療に適しています。
  • 炭酸ガスによる組織のリモデリング作用により、肌色のトーンアップを促し、皮膚表面のなめらかさを整える効果も期待できます。

当院のニキビ跡治療の特徴

ニキビ跡にはさまざまなタイプがあり、凹みの深さ・広がり・形状が混在しているケースも少なくありません。

当院では、日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医が一人ひとりの肌状態を丁寧に診察し、最適な治療を提案します。「キュアジェット」や「トライフィルプロ」は、治療の目的や肌の特徴に応じて柔軟に使い分け・併用が可能です。

①小型のニキビ跡(浅め・深め)→キュアジェット

  • 真皮層(0.5〜2.5mm)までの深達が可能
  • ボックスカー型・アイスピック型のような凹みに適応
  • 痛みに敏感な方やダウンタイムを抑えたい方にも
  • 中空モードなら、肌表層のハリ・小ジワ改善にも有効

②広範囲の浅くなだらかなニキビ跡→トライフィルプロ

  • 皮膚浅層~中層(約1.5mm)にアプローチ
  • 炭酸ガス+薬剤注入によるリモデリング(再構築)効果
  • 毛穴の開き・小ジワ・全体的な肌質改善にも対応

③広範囲の深いニキビ跡→組み合わせ治療

深い凹みと浅い凹凸が混在している場合には、癒着を解除するためのサブシジョン治療に加え、皮膚の表層から真皮層への施術を組み合わせると、より効果が期待できます。

たとえば、以下のような施術の併用が望ましいです。

  • 癒着解除:サブシジョン(カニューレ)±ヒアルロン酸で皮膚を持ち上げ
  • 表層の凹み:キュアジェットで薬剤を拡散注入
  • 広範囲の肌質改善:トライフィルプロでリモデリング


当院では、使用する薬剤も患者様のご希望や肌状態に応じて調整可能です。詳しくは診察にてご相談ください。

キュアジェットで使用可能な薬剤トライフィルプロで使用可能な薬剤
・ジュベルックボリューム(レニスナ
・リズネ・エクソソーム・ヒアルロン酸(バイリズン)・ボトックス・ゴウリ
・ジュベルック・リジュラン・リズネ・ヒアルロン酸(バイリズン)

キュアジェットとトライフィルプロについて、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

キュアジェット:https://tokyoderm.com/list/6/34.htm

トライフィルプロ:https://tokyoderm.com/list/6/32.htm

当院のニキビ跡治療症例

キュアジェット

ニキビ跡のへこみに対する当院での症例1(サブシジョンとの併用)

写真は頬にある10年前からあるニキビ跡の凹みを治療したいと当院を受診した20代女性の患者様。

長く鈍い針、カニューレを使ったサブシジョンとレニスナ(ジュベルックボリューム)併用のキュアジェットを行い、その1カ月後にへこみは大きく改善しています。

へこみだけでなく赤みも目立たなくなりました。

治療内容カニューレを使ったサブシジョンとレニスナ(ジュベルックボリューム)併用のキュアジェットを1回
治療期間・回数約1カ月・1回
費用サブシジョン2x2cm 22,000円 x 2
レニスナを使ったキュアジェットをサブシジョンと併用
サブシジョンに追加で2x2cm 22,000円 x 2
リスク・副作用内出血、感染、赤み、むくみ、痛み、硬結など
担当医師コメント過去に他院でダーマペン5回、ポテンツァ1回を行ったものの満足いく効果が得られなかったとのことで、喜んでいただけました。
今回のサブシジョンではヒアルロン酸は併用していません。
・なだらかで面でへこんだ深めのニキビ跡→サブシジョン
・小型でなだらかもしくはカクカクした表面的なニキビ跡→キュアジェット
と2つの治療を同日に行うことで早めに効果を出すことができました。
サブシジョンは皮膚の下から、キュアジェットは皮膚の上から、なので異なる深さのレイヤーをターゲットにして、お互いプラスの効果を期待できます。
キュアジェットの併用薬剤は今回のようにレニスナ(ジュベルックボリューム)が推奨です。キュアジェットでごく少量を皮膚表層に使う場合は、手打ちの場合と違って浅い層にレニスナを使ってもしこりのリスクは極めて低くなります。キュアジェットの発祥地、韓国でもレニスナ併用がメジャーです。
赤みもへこみと一緒に減っていますが、ジュベルックは赤みにも効果が出ることがあると言われていますので、キュアジェットとレニスナの効果で瘢痕自体が改善し、同時に赤みも減ったのだと理解しています。

ニキビ跡のへこみに対する当院での症例2(キュアジェット単独)

写真は頬にある学生の頃からのニキビ跡のへこみを治療したいと当院を受診した60代女性の患者様。

ボックスカー型で4ミリ程度までのくっきりしたへこみが多かったため、キュアジェットを選択して2−3カ月ごとに3回治療したところ、最後の治療から3カ月後には写真のようにへこみは全体的に目立たない程度になりました。

治療内容レニスナ併用のキュアジェットで3回
治療期間・回数約8カ月・3回
費用レニスナ併用のキュアジェット 66,000円を3回
リスク・副作用内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結など
担当医師コメントローリング型のニキビ跡が混在していると前の症例のようにサブシジョンを同日に併用した方が効果が上がりますが、今回のように小型でくっきりしたニキビ跡のみであればキュアジェット単独で良い結果が出ています。
ジェットの注入による皮膚表層の組織再生(マイクロサブシジョン)注入されたレニスナによるコラーゲンやエラスチンの形成という2つの効果でリスクやダウンタイム少なく、大きな効果を狙えます。
施術直後にはかなりの赤みが出ますが、通常は1−2週間でひいてしまいます。

トライフィルプロ

トライフィルプロの症例1

数年前からニキビ跡でお悩みで、他院でダーマペン6回行ったがまだクレーターが目立つと受診された20代女性の患者様。

当院でジュベルック併用のトライフィルプロを1-2カ月間隔で3回行い、最後の治療から2カ月後の写真です。

1−2ミリで深いアイスピック型、浅めでなだらなかローリング型のニキビ跡はほぼ消えて、縁取りがはっきりした3ミリほどのボックスカー型のへこみも2枚目の拡大写真でわかるように相当浅くなっています。

治療内容ジュベルック併用でトライフィルプロの施術を100ショットで眉間やほほの広範囲に3回行い、2カ月後の写真
治療期間・回数約6カ月・3回
費用ジュベルック併用トライフィル 99,000円
100ショットトータル3回で総額297,000円
リスク・副作用赤み、むくみ、内出血
担当医師コメント薬剤は3回ともジュベルックを選択しました。ジュベルックにはコラーゲンやエラスチンの生成を促し、ニキビ跡や毛穴、肌のハリを改善する作用があり、トライフィルプロの炭酸ガスによる組織再生を促す効果と併せて、さらに効果的治療できます。
全員の患者様にトライフィルプロだけでここまでのニキビ跡に対する効果が出るわけではありませんが、毛穴や小じわと同時にニキビ跡をここまで改善できることがあるというのがこの器械の優れたところです。
かつリスクやダウンタイムが少ないのがトライフィルプロの利点です。

ニキビ跡のへこみに対する当院での症例2

ニキビ跡のへこみが気になりご来院いただいた20代女性の患者様の症例です。

頬を中心にボックスカー型とローリング型が多発していたため、ジュベルック併用のトライフィルプロで治療を開始。1カ月間隔で3回施術し、3回目はヒアルロン酸を使ったサブシジョンを併用したところ、その7カ月後にはここまで改善しました。

治療内容ジュベルック併用のトライフィルプロで治療を開始。1カ月間隔で3回施術し、3回目はヒアルロン酸を使ったサブシジョンを併用、約7カ月
費用ジュベルック併用トライフィル 100ショット 99,000円をトータル3回 297,000円(税込)
ヒアルロン酸併用のサブシジョン 2cm四方2箇所分 88,000円(税込)
総額 385,000円(税込)
リスク・副作用トライフィルプロ:赤み、むくみ、内出血
ヒアルロン酸併用のサブシジョン:むくみ、鈍痛、内出血、瘢痕形成、硬結、色素沈着、感染、塞栓
担当医師コメントクレーターの凹凸だけでなく、
・毛穴の開き
・肌のハリ
・肌の色調
いずれも大きく改善しているのがわかります。

写真はトライフィルプロ2回目の施術前と3回治療終了から7カ月後です。

トライフィルプロは吸引カップ付きのオートモードのみで毎回100ショットで2パスを目安に施術しました。

トライフィルプロは多くの患者様で写真のような肌のトーンアップ作用が出ます。他の施術と比べてもここまで例外なくトーンアップすることはないので、トライフィルの炭酸ガス注入による作用が大きいと考えています。

ニキビ跡はもちろん毛穴、肌のハリも治療の過程で大きく改善しました。

サブシジョン単独では肌の表面は改善効果がないので、トライフィルプロはニキビ跡と同時に毛穴やシワ、肌質も気になっている場合には非常にいい選択肢です。今回のようにサブシジョンと組み合わせるとさらにへこみの治療効果も高くなります。

よくある質問

Q.トライフィルプロは何回くらいで効果が出ますか?

A.目安は1カ月に1回の頻度で3回です。1回でも肌のハリ改善を実感できることは多いですが、大きな変化を出すことは難しいです。

3回行えば毛穴、ニキビ跡、肌のトーンと改善を実感できることが多くなります。3回で効果があれば5回などそのまま治療を継続するとさらに効果は大きくなります。

治療間隔は1カ月でなく2~3カ月程度空いても問題ありませんので、ご自身の生活リズムやスケジュールに合わせて調整していただけます。

Q.キュアジェットの施術間隔はどのくらいですか?

A.1カ月に1回を目安に3~5回の施術がおすすめです。

たとえばゴウリを薬剤として使用した中空照射は1回でも効果を実感できることがありますが、基本3回は治療を継続することで目に見える効果を出せるようになります。

トライフィルプロ同様、施術間隔に多少余裕を持っても効果への影響は少ないです。

Q.キュアジェットの施術後、メイクはいつからできますか?

A.施術していない部位は当日から洗顔・メイクが可能です。

一方、施術部位はデリケートな状態のため、翌日からの洗顔・メイクを推奨しています。

ニキビ跡の凹凸にお悩みの方は、池袋駅前のだ皮膚科へ

キュアジェットとトライフィルプロは、どちらもマイクロサブシジョン効果と薬剤注入を同時におこなえる施術です。肌の内側から癒着をほぐし、コラーゲン生成を促すことで、ニキビ跡や毛穴、小ジワの改善を目指します。

いずれの治療でも、薬剤単独の手打ちよりもデバイスの組織再生効果によって効果の持続期間を伸ばすことが可能です。

当院では、肌状態やお悩みに合わせて、単独または組み合わせた治療をご提案。薬剤も複数の選択肢からカスタマイズ可能です。

一人ひとりに合わせたオーダーメイドのニキビ跡治療をご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。

【池袋駅前のだ皮膚科院長|野田 真史監修】

トライフィルプロの副作用と注意点

副作用・リスク

  • 赤み、腫れ
  • 内出血
  • 色素沈着
  • カサブタ
  • 熱感
  • 針の跡、点状出血
  • 皮下気腫 

注意点

  • 当日の飲酒・激しい運動・長時間の入浴・サウナは控えてください。
  • 洗顔や保湿は当日から可能です。
  • メイクは翌日以降、または24時間後からが目安です。

禁忌

  • 妊娠中の方
  • 患部に強い炎症がある方
  • ヘルペスなどの感染症で治療中の方
  • 使用する薬剤に過敏症の既往がある方
  • 患部に傷がある方

キュアジェットの副作用と注意点

副作用・リスク

  • 内出血
  • 赤み
  • むくみ
  • 色素沈着
  • ごくまれに硬結(しこり)

注意点

  • 施術直後は、肌に白いポツポツや一時的な出血が見られることがあります。
  • 施術部位は翌日から洗顔・メイクOKです。
  • 当日はシャワーのみ可、入浴は翌日以降にしましょう。
  • 施術部位のマッサージは1週間後から可能です。
  • 血行が良くなる行為(運動・サウナ・エステ・大量飲酒など)は、施術翌日以降に控えましょう。

ダウンタイムは、ほとんどの方が1週間前後で落ち着きますが、内出血や赤みが2週間ほど続くこともあります。1カ月以上症状が続く場合は、遠慮なくご相談ください。

禁忌

  • 妊娠中の方

<キュアジェットについて>
・未承認医薬品等
キュアジェットは、医薬品医療機器等法上において国内で承認されていません。

・入手経路等
韓国のバズバイオメディック会社から個人輸入しています。

・国内の承認医薬品などの有無
国内で同程度の効能・効果で承認されている国内承認医療機器はありません。

・諸外国における安全性等に関する情報
韓国KFDAの承認を受けており、注射式シリンジ/液状の薬液を磁力やバネで噴霧し、皮膚に通して注入する装置として安全性が認められています。

・医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

<トライフィルプロについて>

・未承認医薬品等
トライフィルプロは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。

・入手経路等
メトラス社経由にて入手しています。

・国内の承認医薬品等の有無
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。

・諸外国における安全性等に関する情報
トライフィルプロは、韓国食品医薬品安全省(MFDS)の承認を受けています。

・医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。