【医師解説】ニキビ跡は治らない?赤み・色素沈着・クレーター別の治療法

ニキビは治ったのに「赤み」「茶色み」「へこみ」などが残り、なかなか消えないお悩みをかかえている方は多いのではないでしょうか。

このようなニキビ跡は、ニキビが長引いた後に起こりやすい症状です。

ここでは、ニキビ跡の赤み・色素沈着・クレーターに対して、当院で受けられる治療法を紹介します。

目次

なぜニキビ跡は治らないのか

鏡を見ながら頬のニキビ跡を気にする女性

ニキビは、毛穴に炎症が起こることで発症する皮膚疾患です。炎症が肌の深い部分(真皮層)にまで及ぶと、コラーゲンやエラスチンなどの組織が壊され、肌が自力で修復しきれず、跡が残ってしまうことがあります。

軽度の赤みや色素沈着であれば、時間の経過とともに自然に薄くなる場合もありますが、深いへこみや盛り上がりをセルフケアで改善することは難しいとされています。

ニキビ跡の種類と特徴

頬に指を当てて横を向く女性

ニキビ跡の代表的なタイプ・症状は以下の通りです。

赤み(炎症後紅斑)

ニキビが治った後、一時的に赤みが残ることがあります。3~6カ月ほどで自然に目立たなくなることが多いですが、炎症や毛細血管の拡張が続くと赤みが長引く場合もあります。

頬・額・顎などによく見られる症状です。

茶色い跡(色素沈着)

炎症によってメラニンが過剰に生成されると、肌に茶色いシミのような跡が残ります。これは炎症後色素沈着と呼ばれ、虫刺されややけどの治癒後にも見られることがあります。頬や顎にできやすいのが特徴です。

凹凸(クレーター)

炎症が毛穴の奥にまで達すると、コラーゲンが壊れて皮膚が陥没し、クレーター状のへこみになります。

こめかみや頬に多く見られ、形によって次の3タイプに分類されます。

  • アイスピック型:細く深いすり鉢状のへこみ
  • ボックスカー型:縁が垂直に切り立った四角いへこみ
  • ローリング型:皿状にへこんだ広いへこみ

盛り上がり(ケロイド)

ニキビの炎症後、皮膚の組織が硬く盛り上がることがあります。治癒の過程で皮膚の線維組織が過剰に生成され、瘢痕が厚くなるためです。顎や体にできたニキビで見られやすく、ケロイドのような見た目になることがあります。

セルフケアで改善できるニキビ跡

ソファで頬に両手を当ててほほえむ女性

赤みや色素沈着が軽度で炎症が落ち着いている場合は、自宅でのケアである程度の改善が見込めます。

まずは肌の修復に必要な栄養を意識しましょう。たんぱく質(肉・魚・卵や大豆製品)やビタミンC(キウイ・いちご・みかんなどの柑橘類・赤ピーマン、ブロッコリーなど)、ビタミンB群(レバー・卵・納豆・豆類・まぐろ・ささみなど)を含むバランスのよい食事がおすすめです。

栄養に加え、十分な睡眠も大切です。成人では1日7〜9時間程度の睡眠が目安とされています。

紫外線にあたることや過剰なピーリングは、ニキビ跡を悪化させる原因になります。日焼け対策や適度なスキンケア、保湿を続けて、肌の回復をサポートしましょう。

また、凹みが深いクレーター・時間が経過して固定化した盛り上がり・重度の色素沈着などはセルフケアでの改善が難しいため、医療機関で適切な治療を受けることをおすすめします。

美容皮膚科で行う治療法

クリップボードを持って患者の話を聞く白衣の女性

当院では、ニキビ跡の種類や状態に応じて、以下のような治療を行なっています。

赤みの治療

赤み(炎症後紅斑)は、ニキビの炎症で広がった毛細血管が皮膚の浅いところに残り、その赤色が透けて見えている状態と考えられています。そのため血液中のヘモグロビンに反応するレーザーを当てて、余分な毛細血管に熱を届けて壊し、赤みを少しずつ落ち着かせていきます。

当院では「Vビーム」や「ダーマV」という、血管に反応するレーザーを使用します。

Vビームは595nmの波長がでる色素レーザーで、赤みの原因となる血管だけを選択的に狙いやすいことが特徴です。ダーマVは1064nmと532nmの2つの波長を使い分けることで、表面の赤みからやや深い血管まで幅広い赤みに対応しやすい機器として用いられています。

症状や範囲により異なりますが、2〜4週間おきに3〜8回程度の治療を目安に経過を確認します。

Vビームについて、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ダーマVについて、詳しく知りたい方は「こちら」をご覧ください。

色素沈着の治療

ニキビ跡の色素沈着には、メラニンの生成を抑えたり、排出を促したりする治療が有効です。当院では以下のような方法を組み合わせて行っています。

塗り薬

メラニンに作用する外用薬を処方し、肌の色ムラを少しずつ整えていきます。

トレチノインは表皮の新陳代謝を高め、蓄積したメラニンの排出を促す薬です。

ハイドロキノンやアゼライン酸は、メラニンの元になる働きを抑えることで、新たな色素沈着が生じにくい状態をめざします。

1日1~2回の塗布を目安に、3~6カ月ほど継続しながら様子をみていきます。

ピーリング治療(ミックスピール・リバースピール)

薬剤によって角質除去と有効成分の浸透を同時に行ない、肌のターンオーバーを促進します。

・ミックスピール・マヌカ

グリコール酸・乳酸・サリチル酸などの酸を組み合わせ、肌表面の角質をやさしく除去します。余分な角質がはがれることで、くすみの原因となるメラニンを含んだ角質が排出されやすくなり、併用する成長因子などの成分も浸透しやすい状態に整えます。

・リバースピール

トリクロロ酢酸、乳酸、マンデル酸などを含む多層ピーリングです。表皮だけでなく真皮層まで浸透し、色素沈着により深くアプローチします。

いずれのピーリングも、2~4週おきに5回程度の継続がおすすめです。

ピンクグロー

高濃度グルタチオン、アミノ酸、ビタミン、非架橋ヒアルロン酸、コエンザイム複合体など50種類以上の美肌成分を配合したスキンブースター注射です。肝斑やニキビ跡の色素沈着、全体的なくすみなどに対して、内側からトーンアップをめざします。

両頬や顔全体など、色素沈着が気になる部位に細かく注射し、注入した成分がなじむことで、1~2週間ほどかけて肌の明るさやツヤ感の変化を実感しやすくなります。約2~4週間おきに3~5回程度の継続を目安に行います。

ピンクグローについて、詳しくはこちらをご覧ください。

ダブルトーニング(ピコトーニング+ピコフラクショナル)

ダブルトーニングは、ピコシュアによるトーニングとフラクショナル照射を組み合わせたレーザー治療です。メラニンによるくすみ・肝斑などの色ムラと、毛穴・軽い凹凸といった肌質の両方に働きかけることを目標としています。

ピコトーニングでは、低出力のレーザーを顔全体に照射し、メラニンを少しずつ細かく砕くことで、色ムラや色素沈着を和らげていきます。ピコフラクショナルでは、点状にレーザーを当てて微細なダメージを与え、その修復過程でコラーゲンやエラスチンの産生を促し、ハリや毛穴・小さな凹凸の改善をめざします。

2〜4週間おきに5回以上を目安に継続することで、少しずつ肌の変化を期待しやすくなります。

クレーターの治療

皮膚の凹み(クレーター状のニキビ跡)に対しては、形や深さに応じて、針や機器を用いた治療で瘢痕組織にアプローチします。

キュアジェット

針を使わずに高圧のジェット噴流で薬剤を皮膚内部に送り込むニードルフリーの注入治療です。ジェットの衝撃で、凹みの原因になっている線維化した組織を細かくほぐしながら、薬剤を真皮浅層まで均一に届けます。

コラーゲンの再構築をうながし、アイスピック型や小さめのボックスカー型など、狭い範囲のクレーターをなめらかに整えていきます。月1回のペースで3〜5回程度の治療がおすすめです。

キュアジェットについて、詳しくはこちらをご覧ください。

ダーマペン

髪の毛よりも細い針で肌に小さな穴を開ける治療です。自然治癒力によりニキビ跡の凹みを平らにする効果が期待できます。成長因子の入った薬の「BENEV」を使用します。

施術の目安は月に1回のペースで5回程度、ほかの治療(キュアジェット、サブシジョンなど)との併用も効果的です。

TCAクロス

高濃度トリクロロ酢酸(TCA)をクレーターにピンポイントで塗布する治療です。薬剤を置いた部分は一度白く変化し、そのあと皮膚が再生する過程で新しいコラーゲンが作られ、凹みの底が少しずつ持ち上がっていきます。

深く細いアイスピック型や、小さめのボックスカー型など、ピンポイントのニキビ跡に向いています。月1回のペースで3〜5回の継続を目安とします。

TCAクロスについて、詳しくはこちらをご覧ください。

サブシジョン

へこんだ皮膚の下で土台のようになっている固い瘢痕組織を、専用の針で切り離す治療です。癒着を切ることで、上から引き込まれていた皮膚が持ち上がりやすくなり、時間をかけて凹みをなだらかに整えていきます。必要に応じて切り離したスペースにヒアルロン酸を注入し、内側からボリュームを補う場合もあります。

なだらかなローリング型や、辺縁がくっきりしたボックスカー型のニキビ跡に用いられ、1か月以上の間隔をあけて2〜3回程度が目安です(5回程度の継続が必要な場合もあります)。

サブシジョンについて、詳しくはこちらをご覧ください。

トライフィルプロ

極細の針から炭酸ガスと薬剤を同時に皮膚内部へ注入する治療で、機器を使ったサブシジョンと薬剤導入を一度に行える点が特徴です。とくに強い癒着部分には集中的に炭酸ガスのみを注入し、癒着組織を剥離させるアルファペンモードを追加することもできます。

炭酸ガスが皮膚の中に広がるときの圧力で、瘢痕によって癒着している組織が内側からはがれやすくなり、サブシジョンと同じように凹みの土台をゆるめます。そして真皮層に届けた薬剤や刺激によってコラーゲン産生が高まり、比較的浅めのローリング型・ボックスカー型のニキビ跡を整えていくことをめざします。

月に1回のペースで3〜5回程度の継続をおすすめします。

トライフィルプロについて、詳しくはこちらをご覧ください。

ケロイドの治療

皮膚が盛り上がっている場合、塗り薬や飲み薬だけでの改善は難しく、注入治療が必要になることがあります。ステロイドを患部に直接注射し、場合によってはステロイドやボツリヌストキシンを薬剤にしたキュアジェットを用いることで、炎症を抑えながら硬くなったしこりをやわらげ、傷跡を目立ちにくくしていきます。

月1回のペースで数回継続するのが一般的で、盛り上がりの程度や硬さを見ながら治療内容を調整します。ケロイド部分の赤みが強い場合は、VビームやダーマVによる血管レーザー治療を組み合わせることもあります。

池袋駅前のだ皮膚科のニキビ跡治療の流れ

池袋駅前のだ皮膚科のロゴ

当院では、医師がニキビ跡の状態やこれまでの経過、かゆみの有無などを診察します。

ニキビ跡の種類・深さ・広がりにくわえ、患者さまのご希望も伺ったうえで、レーザー・塗り薬・美容機器など複数の選択肢から、適した治療法を提案します。

当院では高度なニキビ跡治療機器を複数導入しており、症状に応じて複数の施術を組み合わせることも可能です。特定の治療法に興味がある場合は、診察時にご相談ください。ご予算やダウンタイムの希望に合わせてプランをご案内します。

施術をご希望の場合は、洗顔やふき取りの後に治療を行います。痛みが気になる方には、貼るタイプの麻酔なども用意していますので、診察時にお申し出ください。

ニキビ跡は一度の施術で完全に改善するのが難しいケースが多く、症状や治療内容にもよりますが、3回以上の継続的な治療をおすすめしています。

症例

※下記の治療は、個別に記載がない限り、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。費用は税込で表記しています。

右頬にできたニキビ跡の赤みにVビームを使った症例

右頬にできたニキビ跡の赤みにVビームを使った症例
治療内容右頬全体に広がっているニキビ跡の赤みにお悩みだった患者様です。施術前の画像(左)には、広範囲にニキビ跡の赤みが確認できました。Vビーム2の施術を約1か月に1回、7回の施術を繰り返して治療開始から10か月後には画像(右)のように赤みが目立ちにくくなりました。
担当医師コメントニキビ跡の赤みにVビーム2を使うときには、基本的に複数回の治療が必要です。この患者様は7回でしたが、一般的な治療回数の目安は3~5回です。
治療期間・回数約10か月・7回
費用以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。
Vビーム
頬から下1回:22,000円×7回
合計154,000円(税込)
リスク・副作用赤み、むくみ、内出血、水疱など

右頬にできたニキビ跡の凹みにダーマペンを使った症例

右頬にできたニキビ跡の凹みにダーマペンを使った症例
治療内容繰り返すニキビとニキビ跡でお悩みだった20代女性の患者様です。施術前の画像(左)では、右の頬全体に赤みのあるニキビとクレーター状のニキビ跡が確認できます。ダーマペン4による施術を9回受けた3か月後には、画像(右)のようにニキビ・ニキビ跡が目立ちにくくなりました。
担当医師コメント繰り返すニキビとクレーター状のニキビ跡にお悩みだったため、ダーマペン(BENEV)の施術でアプローチしました。クレーターの凹みが目立っていた部分は、9回の施術後は目立ちにくくなりました。また肌のターンオーバーを促進する働きを期待して、トレチノインの塗り薬も併用しました。
治療期間・回数約2年・9回
費用下記の治療は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

ダーマペン4 全顔(BENEV)  38,500円×9回=346,500円(税込)
トレチノインの塗り薬 (5g) 3,300円(税込)
合計349,800円(税込)
リスク・副作用痛み、出血、色素沈着、ほてり、赤み、内出血など

左頬にできた深いニキビ跡の凹みにサブシジョンを使った症例

左頬にできた深いニキビ跡の凹みにサブシジョンを使った症例
治療内容左頬にできた深いニキビ跡の凹みにお悩みだった患者様です。施術前には画像(左)のように複数の部分にでこぼこが目立っています。サブシジョンで2回施術した後は、画像(右)のようにでこぼこが目立ちにくくなりました。
担当医師コメント1回目の施術後に凹みの変化があまり見られなかったため、2回目のサブシジョン施術はヒアルロン酸を併用して治療しました。サブシジョンで肌に穴を開けた後に、やわらかいヒアルロン酸を注入すると、凹んだ皮膚を持ち上げながら皮膚と筋膜が再度癒着するのを防ぐ働きが期待できます。
治療期間・回数約6か月・2回
費用下記の治療は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。
1回目の施術
サブシジョン(2x2cmごとに)1回 22,000円×2回=44,000円(税込)

2回目の施術
サブシジョン(2x2cmごとに)1回 22,000円×2回=44,000円(税込)
ヒアルロン酸併用(1ccまで)1回 22,000円×2回=44,000円(税込)

合計132,000円(税込)
リスク・副作用むくみ、鈍痛、内出血、瘢痕形成、感染

眉間にできたニキビ跡の凹みにTCAクロスを使った症例

眉間にできたニキビ跡の凹みにTCAクロスを使った症例
治療内容40代女性の患者様です。来院時には写真(上)のように眉間にできたニキビ跡の凹みにお悩みでした。TCAクロスを1回施術してから4か月後には、写真(下)のようにニキビ跡の凹みが目立ちにくくなりました。また肌の赤みにお悩みだったため、Vビーム2による施術もしました。
担当医師コメントTCAクロスでニキビ跡のへこみに、Vビーム2で肌の赤みにアプローチした症例です。1回の来院で同時に施術をした結果、来院時の写真(上)に比べて4か月後の写真(下)では、ニキビ跡のへこみと肌の赤みがどちらも目立ちにくくなりました。
治療期間・回数約4か月・1回
費用下記の治療は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

TCAクロス(使用薬剤:トリクロロ酢酸)1回20か所まで 22,000円(税込)
Vビーム2  1回(全顔) 33,000円(税込)

合計金額 55,000円(税込)
リスク・副作用TCAクロス
一時的な肌の白み、カサブタ、赤み、色素沈着、腫れ、乾燥、ヒリヒリ感など
Vビーム2
赤み、むくみ、内出血、水疱など

費用

当院で行っている主なニキビ跡治療の料金です。

※保険表記がないものは、公的医療保険が適用されない自由診療(自費診療)です。

※表示価格は1回あたり・税込の金額です。

Vビーム・ダーマV
狭い範囲(あごのみ、片側の頬のみなど)11,000円(税込)
頬から下の範囲22,000円(税込)
全顔33,000円(税込)
ピーリング
ミックスピールマヌカ 全顔11,000円(税込)
リバースピール 頬22,000円(税込)
リバースピール 全顔33,000円(税込)
塗り薬
トレチノイン 0.025% 5g3,300円(税込)
ハイドロキノン 4%1,980円(税込)
アゼライン酸(AZAクリア) 20% 15g1,980円(税込)
アゼライン酸(AZクリーム)20% 30g3,300円(税込)
ピンクグロー注射
眉間、顎、狭い範囲のニキビ跡22,000円(税込)
肝斑部(両頬)38,500円(税込)
顔全体(広範囲)59,500円(税込)
ダブルピコ
全顔28,600円(税込)
キュアジェット(接触モード)
2×2cm範囲 もしくは5箇所まで33,000円(税込)
サブシジョンと併用の場合 2×2㎝の範囲22,000円(税込)
ダーマペン
鼻のみ22,000円(税込)
両頬のみ27,500円(税込)
全顔38,500円(税込)
サブシジョン
2x2cmの範囲22,000円(税込)
ヒアルロン酸併用(2x2cmの範囲ごとに)22,000円(税込)追加
TCAクロス(使用薬剤:トリクロロ酢酸)
20か所まで22,000円(税込)
トライフィルプロ
ジュベルック・レニスナ 100ショット99,000円(税込)
ジュベルック・レニスナ 150ショット132,000円(税込)
ジュベルック・レニスナ 200ショット165,000円(税込)
アルファペンモード追加33,000円(税込)追加
薬剤変更(リズネ)11,000円(税込)追加
薬剤変更(リジュラン・バイリズン)22,000円(税込)追加

保険診療

下記の料金は、3割負担の場合です。

注射薬
ステロイド(ケナコルト:成分名トリアムシノロンアセトニド)
ケロイド治療約1,000円

よくある質問

「Q&A」と書かれた木製のブロック
ニキビ跡治療はどのくらいの間隔で何回くらい受ければいいですか?

ニキビ跡の症状や重症度によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

治療法目安(頻度・回数)
Vビーム・ダーマV2〜4週間おきに3~8回ほど
トレチノイン1日夜1回塗布を目安に3~6カ月継続
ハイドロキノン1日夜1回塗布を目安に3~6カ月継続
アゼライン酸1日1~2回塗布を目安に3~6カ月継続
ミックスピール・マヌカ2~4週おきに5回程度の継続
リバースピール2~4週おきに5回程度の継続
ピンクグロー2~4週間おきに、3~5回
ダブルトーニング(ピコトーニング+ピコフラクショナル)2~4週間おきに5回以上
キュアジェット月に1回のペースで3~5回の継続
ダーマペン月に1回のペースで5回ほど継続
TCAクロス月に1回のペースで3~5回の継続
サブシジョン1か月以上の間隔をあけて2~3回ほど(5回ほど必要な場合もあり)
トライフィルプロ月に1回のペースで3~5回の継続
ステロイド注射月に1回のペースで3~6回(ケロイドは6回以上)継続
ニキビ跡治療は痛いですか?麻酔はしてもらえますか?

治療内容によっては、ピリピリ感やチクッとした刺激を感じることがあります。施術に応じて、貼る麻酔や局所麻酔を案内できる場合もありますので、心配な方は診察時に医師やスタッフへご相談ください。

治療法痛み・麻酔の目安
Vビーム・ダーマVレーザー照射時にゴムがはじくような痛みがあります。基本的に麻酔しないで照射します。
トレチノイン塗布後にピリピリ感を感じることがあります。
ハイドロキノン塗布後にピリピリ感を感じることがあります。
アゼライン酸塗布後にピリピリ感を感じることがあります。
ミックスピール・マヌカ施術中、ピリピリ感を感じることがあります。
リバースピール施術中、ピリピリ感を感じることがあります。
ピンクグロー針を使うため、チクッとした痛みがあります。痛みが心配な方に貼り麻酔を案内します。
ダブルトーニング(ピコトーニング+ピコフラクショナル)レーザー照射時に軽度の痛みがあります。痛みが心配な方は冷やしながら照射します。痛みに対する不安が強い場合は、麻酔を塗ってから施術します。
キュアジェット細かい粒子が頬にあたる痛みがあります。痛みが心配な方に貼り麻酔を案内します。
ダーマペン麻酔のクリームを塗ってから施術します。
TCAクロス施術後にピリピリ感を感じることがあります。
サブシジョン針を使うため、チクッとした痛みがあります。施術時に局所麻酔を使用します。
トライフィルプロ針を使うため、チクッとした痛みがあります。痛みが心配な方に貼り麻酔を案内します。
ステロイド注射注射のため、チクッとした痛みがあります。

ニキビ跡の治療を考えている方は池袋駅前のだ皮膚科へご相談ください

池袋駅前のだ皮膚科の診察室の医師

当院では、ニキビ跡の種類や重症度、お悩みに応じて、さまざまな施術の中から単独または組み合わせた治療をご提案します。

薬剤も複数の選択肢を用意しており、症状やご希望に合わせてカスタマイズが可能です。

一人ひとりに合わせたオーダーメイドのニキビ跡治療をご希望の方は、どうぞお気軽に池袋駅前のだ皮膚科までご相談ください。

ニキビ跡の治療の詳細はこちら

各治療の副作用や注意事項について

使用・施術後に下記の【副作用】【注意点】にある各症状が3~6カ月以上の長期化、または悪化する場合は医師に相談してください。

Vビーム・ダーマV

【禁忌】

妊娠中の方(禁忌ではないですが、非推奨)、金の糸治療を受けた方

【副作用】

赤み、むくみ、内出血、水疱、色素沈着、色素脱失など

【注意点】

施術後は赤みやむくみが出ることが多く、1~5日ほどでおさまります。内出血・水疱が出た場合は1~2週間で自然に消えていきます。まれに色素沈着、色素脱失が見られますが3~6カ月ほどかけて軽減していきます。(ダーマVの方が色素沈着リスクが高いといわれています。)

施術部位の洗顔・シャワー・保湿・日焼け止め・メイクは当日から可能です。ただし赤みやひりつきが強い場合は施術部位を避けてください。運動・サウナ・エステ・飲酒など、血行が良くなる行為は赤みが落ち着くまで、照射部位のマッサージは1週間ほどお控えください。

ミックスピールマヌカ

【禁忌】
妊娠中の方、過去に同じピーリング剤でかぶれた方、強い炎症部分

【副作用】
赤み、かゆみ、刺激感

【注意点】
施術後に赤みがあらわれ数時間~3日ほどでおさまります。皮がむける場合があります。3~7日ほどでおさまります。

施術部位の洗顔・シャワー・保湿・日焼け止め・メイクは当日から可能です。ただし赤みやひりつきが強い場合は施術部位を避けてください。運動・サウナ・エステ・飲酒など、血行が良くなる行為は当日はお控えください。

リバースピール

【禁忌】
妊娠中の方、過去に同じピーリング剤でかぶれた方、強い炎症部分

【副作用】
赤み、かゆみ、刺激感

【注意点】
施術後に赤みがあらわれ数時間~3日ほどでおさまります。皮がむける場合があります。3~7日ほどでおさまります。

施術部位の洗顔・シャワー・保湿・日焼け止め・メイクは当日から可能です。ただし赤みやひりつきが強い場合は施術部位を避けてください。

運動・サウナ・エステ・飲酒など、血行が良くなる行為は当日はお控えください。

ピンクグロー

【禁忌】
妊娠中・授乳中の方、成分にアレルギーがある方

【副作用】
腫れ、赤み、まれに内出血

【注意点】
洗顔、保湿、シャワーは施術当日から、注射部位の日焼け止め、メイクは翌日から可能です。

直後は注入部に赤みが出ている場合が多いため、洗顔時など患部を強くこすらないようにしてください。

施術当日のサウナ、長い入浴、激しい運動や過度な飲酒は控えてください。

ダブルトーニング(ピコトーニング+ピコフラクショナル)

【禁忌】
妊娠中、てんかんの持病がある方、濃い肝斑がある方

【副作用】
腫れ、赤み、ヒリヒリ感、色素沈着など

【注意点】
洗顔、保湿、シャワー、日焼け止め、メイクは施術直後から可能です。赤みや痛みがあるときには、症状がおちつくまで控えるようにしましょう。

トレチノイン

【禁忌】
妊娠中、授乳中の方、過去に過敏性症状があらわれた方

【副作用】
赤み、かゆみ、落屑、刺激感

【注意点】
使用後肌に赤みやガサガサがあらわれるかもしれませんが、2~4週間を目安に少しずつ症状がおさまります。症状によって使用する回数や頻度を減らす、使用を中止するなどの対応が必要なため、医師までご相談ください。

使用中は日焼け止めクリームを使うなど日焼け対策をしてください。

ハイドロキノン

【禁忌】
妊娠中の方、ハイドロキノン外用剤で過敏性症状・脱色素斑・オクロノーシス(長く塗り続けると色が濃くなる現象)があらわれたことがある方

【副作用】
赤み、かゆみ、色素脱失、色素沈着

【注意点】
医師から指示された使用目安量や回数は守りましょう。自己判断で使用量や回数を増やすと副作用のリスクを高める可能性があります。3カ月以上使っても効果がない場合は中止して、レーザー治療などを検討した方がいいでしょう。治療中は日焼け止めクリームを使うなど日焼け対策をしてください。紫外線の影響を受けやすい薬のため、6カ月使用したときには休薬をします。

アゼライン酸

【禁忌】
アゼライン酸で過去にアレルギー症状を起こしたことのある方

【副作用】
赤み、かゆみ、刺激感など

【注意点】
効果が出るまでの目安は2週間です。自己判断で使用を中止しないでください。

刺激感が気になる方は、症状にあわせて使用する頻度を1日1回や1日おきなどに減らしてください。

キュアジェット

【禁忌】
妊娠中の方、施術部位に傷や強い炎症、感染症の症状がある方、使用薬剤に過敏な方、接触モードの場合は金属アレルギーの方

【副作用】
内出血、赤み、むくみ、色素沈着、ごくまれに硬結(しこり)

【注意点】
施術直後は肌に白いポツポツとした跡や点状出血が見られることがあり、2~3日で治まります。その後、軽度の赤みが2~3週間ほどで色味が落ち着いていきます。

施術部位のシャワー・保湿は当日から、洗顔・日焼け止め・メイク・入浴は翌日から可能です。運動・サウナ・エステ・飲酒など、血行が良くなる行為は当日はお控えください。

ダーマペン

【禁忌】
妊娠中・授乳中の方、金属アレルギーの方、施術部位に感染症の症状がある方、使用薬剤に過敏な方

【副作用】
内出血、赤み、むくみ、色素沈着

【注意点】
施術直後は赤み、腫れがみられ、3~5日ほどで徐々に落ち着いていきます。直後の洗顔は避けてください。シャワー・保湿は当日から、洗顔・日焼け止め・メイク・入浴は翌日から可能です。運動・サウナ・エステ・飲酒など、血行が良くなる行為は当日はお控えください。

TCAクロス

【禁忌】
妊娠中の方

【副作用】
一時的な肌の白み、カサブタ、赤み、色素沈着、瘢痕、ヒリヒリ感など

【注意点】
TCAは施術2時間後に施術部を水で洗い流す必要があります。洗い流すまでは素手で触らないようにご注意ください。直後はヒリヒリ感を感じ、白くなることが多いです。

肌の白みがあらわれた後には、カサブタができることもあります。カサブタは1~2週間で自然にはがれ落ちるため、ムリにはがさないでください。

一時的に赤み、色素沈着が見られることもあり、3~6カ月かけて自然におさまります。

施術部位の洗顔・シャワー・保湿は2時間経過後の当日から、日焼け止め・メイク・入浴は翌日から可能です。運動・サウナ・エステ・飲酒など、血行が良くなる行為は当日はお控えください。

サブシジョン

【禁忌】
妊娠中の方、抗凝固薬(ワーファリンなど)を服用中の方

【副作用】
むくみ、赤み、内出血、感染、瘢痕形成、しこり

【注意点】
施術後、麻酔が切れた後に鈍痛を感じることがあります。施術部位に赤み、内出血が見られることがあり、1~2週間ほどで色味が落ち着いていきます。

施術部位の洗顔・シャワー・保湿は当日から、日焼け止め・メイク・入浴は翌日から可能です。運動・サウナ・エステ・飲酒など、血行が良くなる行為は当日はお控えください。

トライフィルプロ

【禁忌】
妊娠中の方、施術部位に傷や強い炎症、感染症の症状がある方、使用薬剤に過敏な方

【副作用】
赤み、腫れ、むくみ、内出血、色素沈着、点状出血、皮下気腫

【注意点】
施術後は全体的に赤み・腫れが生じ、2〜3日で治まります。吸引した部位で内出血が出る可能性もあり、1〜2週間で自然に消えていきます。直後に肌を触った時プチプチとした触り心地や違和感が出ることもありますが、数時間〜1日で落ち着きます。

施術部位の洗顔・シャワー・保湿は当日から、日焼け止め・メイク・入浴は翌日から可能です。運動・サウナ・エステ・飲酒など、血行が良くなる行為は当日はお控えください。

ステロイド注射

【禁忌】
妊娠中、妊娠の可能性がある方

【副作用】
赤み、内出血、血糖値上昇、皮膚の凹み、生理不順、視力障害

【注意点】
注入部位に赤みが出やすく、数時間~3日でおさまります。

内出血が出た場合は1〜2週間でおさまります。

施術後は、注射部分を強くこすらず、マッサージは1週間ほど避けてください。

入浴、シャワー、保湿は当日から、注射部位のメイク、日焼け止めは翌日から可能です。

未承認医薬品等の表示

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この記事を書いた人

野田真史のアバター 野田真史 池袋駅前のだ皮膚科 院長

医学博士 / 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医

東京大学医学部卒業、同大学院医学博士課程修了。米国ロックフェラー大学への臨床・研究留学、ニューヨーク州医師免許取得を経て、東京大学医学部附属病院助教を務める。2018年、池袋駅前のだ皮膚科を開院。

ニキビやシミといった身近な悩みから難治性の皮膚疾患まで、常に知識を研鑽し、適切な診断・治療を行うことを信条としている。

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