ジュベルック(Juvelook)

ジュベルック(Juvelook)とはPDLLAと呼ばれるポリ乳酸を成分とした注入用の薬剤で、「コラーゲンの生成を促進する働きがあり、肌のハリやニキビ跡、毛穴の開き、シワなど多くの悩みにアプローチできます。ここでは、ジュベルックの特徴や当院で対応できる施術内容、期待できる効果などを紹介します。

当院はジュベルック施術の症例数が豊富で結果も出してきています。そのため院長はジュベルックの開発元の韓国VAIM社から日本のkey opinion leader(KOL、業界のリーダー)と認定され、韓国での研修も受けました。

Certificate of Appointment: Juvelook & LenisnaのKey Opinion LeaderにJapanのDr. Shinji Nodaが任命されたことを示す証明書。Vaim Global CEO Jong-Wang Kim署名。

また、第42回日本美容皮膚科学会総会・学術大会で講演も行いました。

目次

ジュベルック(Juvelook)とは?

ジュベルック(Juvelook)

ジュベルック(Juvelook)とは、主成分がポリ乳酸(PDLLA:Poly-DL-lactic acid)の注入薬剤です。韓国発の注入剤で、ヨーロッパ、アジアを中心に世界的に使われています。ここでは、ジュベルックの効果や向いている肌質・悩みについて解説します。

効果

ジュベルックの働きは、皮膚の浅い層や真皮のコラーゲン生成を促進することです。注入後、PDLLAはハリやボリュームを出し、ニキビ跡や毛穴の開き、小じわ、クマなどの肌の悩みを改善していきます。それに加え、ニキビ跡や傷跡の組織を正常に近づける効果や色素沈着に対する効果も報告されています。

ゆっくりと体内に吸収され、効果は持続的です。ジュベルックのPDLLAは丸形の粒子型、内部は網状構造なので、生体にもなじみやすく、注入後は1年半ほどかけて水と二酸化炭素に分解されていきます。

向いている肌質・悩み

ジュベルック施術が向いている肌質や悩みは、以下のとおりです。

  • 肌のハリ
  • 鼻や頬の毛穴の開き
  • ニキビ跡
  • 傷あとのへこみ
  • 刻まれた深いシワ(ひたい、眉間)
  • 小じわ(目の下、ひたい、首)
  • 目の下のくま、ボリューム改善
  • 首の横じわ

注入後は1~2年かけて、ゆっくりじっくり体内に吸収されるので、持続的な効果が期待できます。

ジュベルックの特徴

ジュベルックには、以下のような特徴があります。

  • 以前の注入製剤に比べて副作用が少ない
  • ヒアルロン酸に比べて効果が長期間持続する
  • 仕上がりが自然
  • 局所注射ができる
  • 科学的データが豊富

ジュベルックのPDLLAの粒子は、形が丸くなるように作られています。そのため周囲の細胞に対して過度な刺激を与えず、肉芽形成やしこり(皮下硬結)といった副作用リスクも少なくなりました。注入後は1~2年かけてゆっくりと、水と二酸化炭素に分解されていきます。そのため従来のヒアルロン製剤とは違い、効果の持続性が期待できるのです。

その効果は多くの科学的な英文論文で報告されています。ジュベルックの手打ち(注射針を使った用手的にジュベルックを細かく打つ方法)を2週間ごとに5回行ったところ、その3か月後に肌のハリ、しわ、色素沈着に効果があったという報告があります。
A collagen biostimulator improves photoaging pigmentation

また、ほかの機器と組み合わせることで効果を発揮できるのもジュベルックの特徴です。高周波を併用したマイクロニードル(ポテンツァ)をジュベルックと組み合わせてニキビ跡に使用した場合の臨床試験結果も報告されています。
Intradermal Injection of Poly-d, l-Lactic Acid Using Microneedle Fractional Radiofrequency for Acne Scars: An Open-Label Prospective Trial

ジュベルックのPDLLAはトウモロコシやジャガイモ、サトウキビなどのデンプンを原料とした抽出エキスを科学的に処理したものです。生体適合性が優れ、安全性が高い製剤とされており、とくに韓国の美容分野で注目を集めています。ジュベルックを注入すると、線維芽細胞の働きが活性し、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分が作られやすくなり、肌に関する悩みを改善しやすくなります。

自身のコラーゲン量を増やし、皮膚の再生能力を活性化させて、健康な肌にさせる機序で働くので、自然な仕上がりを目指せます。

ジュベルックの施術方法

当院では、以下の4つの施術方法で対応しています。

  1. ジュベルック製剤の局所注射による手打ち
  2. トライフィルプロによる注入
  3. キュアジェットによる注入
  4. ポテンツァでの導入

ジュベルックの局所注射による手打ち

医師が手打ちにより、患部にジュベルックを注入します。症状や悩みにあわせて注入量も適切に調整するので、一人ひとりの症状やお悩みに合わせた施術に対応しやすいという特徴があります。1箇所のニキビ跡や傷跡から顔広範囲の注射まで、幅広く対応可能です。

治療回数は通常3回で、1か月ごとの注入を推奨しています。1か月ごとの受診が難しい場合は、間隔は2~3か月などあいても問題ありません。治療効果は早ければ初回の施術から2か月後、3回目の施術の頃に実感できます。効果がさらに上がるのは、3〜6か月くらい経過した頃です。1年半ほどかけて薬剤が分解されていきますので、最後の施術から6か月経ったところでメンテナンスとして4回目の注入を行うことがあります。

リスクとしてあげられるのが、内出血です。特に目周りでは針による内出血が出やすく、出た場合には2週間ほどその狭い部位が紫になりますが、次第に消えていきます。鼻やほほでは内出血は出にくくなっています。

トライフィルプロによる注入

炭酸ガスを使った器械でジュベルックを針で注入していきます。炭酸ガスで広げた皮膚の下の空間に、約1.5ミリの浅い層で均一な量のジュベルックを送り届けることができるのが利点です。手打ちの場合よりも効果が上がりやすく、かつしこりができるリスクをさらに下げることができます。広範囲の毛穴や小じわに特に有効な治療です。

治療回数は3~5回で、1か月ごとの注入を推奨しています。1か月ごとの受診が難しい場合は、間隔は2~3か月などあいても問題ありません。治療効果は早ければ1回で実感できることもあります。効果は3~6か月ほどかけてさらに上がります。

ダウンタイムとしては施術部位に5日前後の内出血が出ることが多いです。目の下の小じわやくまに効果は高いですが、特に内出血が出やすい部位です。

キュアジェットによる注入

針を使わずにジェットの力を使ってジュベルックを皮膚の浅い層に送り届けます。特にニキビ跡や傷跡に有効な治療です。ジェットの力で組織が微細なダメージを受け、それが再生する過程でさらにジュベルックの効果を増幅します。へこんでいる場合、盛り上がっている場合、いずれのニキビ跡や傷跡にも効果を期待できます。

へこみや盛り上がりだけでなく、表面のテクスチャの変化も改善できる可能性があります。へこみが強い場合は、ジュベルックよりもボリュームを出す効果が高いレニスナ(ジュベルックボリューム)を使います。

治療回数は3~5回で、1か月ごとの注入を推奨しています。1か月ごとの受診が難しい場合は、間隔は2~3ヶ月などあいても問題ありません。治療効果は早ければ1回で実感できることもあります。効果は3~6か月ほどかけてさらに上がります。

ダウンタイムとしては施術部位に1週間前後の点状の内出血が出るのが通常です。稀に施術後の赤みが長引く場合があります。

ポテンツァでの注入

ポテンツァのドラッグデリバリーシステムを活用すると、ジュベルックは以下の3つの効果で、肌の悩みを改善に導きます。

  • 創傷治癒効果:マイクロニードルの働き
  • 肌細胞の活性化:RF(高周波)照射の熱
  • コラーゲンの産生促進:肌内部の真皮層へとジュベルックが均一に注入される

ニキビ跡や毛穴、小じわ、肌のハリに効果を期待できるので、肌全体に複数の悩みがある方は、ポテンツァを使った施術がおすすめです。

治療回数は3~5回で、1か月ごとの注入を推奨しています。1か月ごとの受診が難しい場合は、間隔は2~3か月などあいても問題ありません。治療効果は早ければ1回で実感できることもあります。効果は3~6か月ほどかけてさらに上がります。

ダウンタイムとしては施術部位に3日前後の赤みが出るのが通常です。

ジュベルックの施術方法について迷ったときには当院までご連絡ください。現在の肌状態やお悩みなどにあわせて、医師がおすすめの施術方法を提案いたします。

他の施術との違い

ジュベルックとレニスナ(ジュベルックボリューム)、リジュランの違いを下記の表にまとめました。

スクロールできます
ジュベルックレニスナ
(ジュベルックボリューム)
リジュラン
持続期間約2年約2年以上効果が出れば長期
注入できる部位皮膚の浅い部分にある真皮層をターゲット皮膚の深い部分にある真皮下~皮下組織までをターゲット皮膚の浅い部分にある表皮層をターゲット
対応できる症状皮膚表面の悩み:毛穴や小ジワ、刻まれた深いシワ、ニキビ跡、肌のハリ、目の下のクマなど肌のボリュームが不足することで起こる肌悩み肌のハリや小じわ
向いている症状肌のハリニキビ跡毛穴の開きやたるみ小ジワひたい、眉間、バニーラインの刻まれた・深いシワ目の下のクマほうれい線マリオネットライン頬のコケ小じわ肌のハリ

ジュベルックとレニスナ(ジュベルックボリューム)の違い

ジュベルックとレニスナでは、注入できる肌の深さが違います。対応できる症状に違いがあるのはそのためです。ジュベルックは毛穴や小ジワ、刻まれた深いシワ、ニキビ跡、肌のハリといった皮膚表面の悩みに対応しやすい施術です。また、レニスナは頬こけ、ほうれい線、マリオネットラインと肌のボリュームが不足することで起こる肌悩みに対応しやすくなっています。

下記の記事でも説明しています。ぜひ、読んでください。

ジュベルックとレニスナ(ジュベルックボリューム)の違い

ジュベルックとリジュランの違い

リジュランは一般的にはサーモン注射とも呼ばれ、サーモン由来のポリヌクレオチドという成分を含んだ薬剤です。リジュランに含まれているポリヌクレオチドが組織修復作用や抗炎症作用を持っているので、肌状態を整え、肌質を改善する働きが期待できます。

リジュランや目周りの治療に特化したリジュランアイは2週間に1回のペースで4回の施術が最低限推奨です。4回で十分な効果が出ることもありますし、さらに回数を重ねる場合もあります。

たとえば目周りの場合、ボリュームを出す効果はジュベルックの方が高く、くぼみやかげが気になる場合はジュベルックを推奨しています。ボリュームを出さずに小じわや目周りの質感を改善したい場合にはリジュランアイを推奨しています。

症例

眉間の刻まれたシワ(当院)

眉間のシワが深く刻まれてしまいお悩みだった患者様の症例です。ボトックスを1回、ジュベルックを2回注射しただけで2か月後にシワはわからないほどに改善しています。ダウンタイムは打ったその日に少し赤くなる程度でほとんどありませんでした。

眉間の刻まれたシワへの症例
治療内容ジュベルック局所注射、ボトックス注射
治療期間・回数ジュベルックを2回、ボトックスを1回。
施術終了から1か月後の写真
費用ジュベルック(手打ち 狭い範囲):22,000円 × 2
ボトックス(10ユニット):13,200円
リスク・副作用ジュベルック:内出血、赤み、硬結
ボトックス:内出血
担当医師コメントボトックスでシワを寄せる癖や表情ジワはとれるものの、深く刻まれてしまったシワをとるのは難しいので、そんなときに活躍するのがジュベルックです。コラーゲンを作る線維芽細胞を引き付け、組織再生を促します。
・効果が長く持続する
・ダウンタイムが短い
という特徴があります。

目の下のクマ1(当院)

目の下のくぼみ、段差でお悩みだった当院の50代女性の患者様です。1か月おきに2回のジュベルックの手打ちから1か月後にはくぼみが減って段差が目立たなくなり、小じわも減りハリ感が改善しています。

目の下のクマへの症例
目の下のクマへの症例
治療内容ジュベルック局所注射を1か月おきに2回
治療期間・回数約2か月・2回
費用ジュベルック手打ち部分 38,500円 x 2
トータル77,000円
リスク・副作用内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結など
担当医師コメント通常1か月ごとに3回の施術を推奨していますが、2回でもこのように目に見える効果が出ることがあります。

目周りにはリジュランアイやスネコスの施術も当院では行っていますが、ボリュームを出してくぼみを改善する場合にはジュベルックの方が効果が高く回数も少なめで良いです。小じわやハリの改善にはリジュランアイやスネコスもいい施術です。

ジュベルックは皮膚の浅いところに打つとしこりのリスクがありますが、深めに打つことでそのリスクを下げることができます。

目の下のクマ2(当院)

目の下からほほ上部までのくぼみと青クマでお悩みだった当院の患者様です。1か月おきに2回のジュベルックの手打ちから1か月後に、目の下からほほ上部までボリュームが出て自然な感じで目立たなくなっています。

目の下のクマへの症例
治療内容ジュベルック手打ちを目の下に1か月間隔で2回
治療期間・回数約2か月・2回
2回目の施術から1か月後の写真
費用ジュベルック手打ち部分 38,500円 x 2
トータル77,000円
リスク・副作用内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結など
担当医師コメント3回の施術を推奨していましたが、初回から効果を実感し、わずか2回、2か月の経過でも十分な治療効果が出ました。

ジュベルックによりコラーゲンが作られると、ボリュームが出て、目の下やほほの上部に出やすい段差が目立ちにくくなります。年齢とともに目の下からほほにかけての皮下のボリュームは減っていきますので、それを補う手段としてジュベルックは効果を実感しやすい治療です。

ジュベルックにはヒアルロン酸注入ほどの即時効果はありませんが、長期持続する効果が得られます。また、当院でも扱っているスネコスパフォルマやリジュランアイといったほかの注入薬剤よりは、ボリュームを上げる効果が経験的に早めに得られる印象です。

目の下のクマ3(当院)

目の下のくぼみと青クマでお悩みだった当院の患者様です。注入治療、特にジュベルックの手打ちでボリュームが出てくぼみ、青クマともに自然な感じで目立たなくなっています。

写真はビフォー(写真上)から1年10か月経過後の様子(写真下)で、ジュベルック3回の治療から1か月後の様子です。下記3つの治療を行い、治療した医師としてもジュベルックの効果を実感しました。

目の下のクマへの症例
治療内容1.ヒアルロン酸注入
アフター写真の1年10か月前に1回。すでにほぼ吸収されている。

2.リジュランアイ
アフター写真の1年7か月前から5回。最終は1年前。

3.ジュベルック
アフター写真の4か月前から月1で3回。最終は1か月前。
費用ジュベルック手打ち部分 38,500円×3
リジュランアイ 33,000円×5
ボリフト 77,000円
リスク・副作用ジュベルック:内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結
リジュランアイ:内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結
ボリフト:内出血、赤み、痛み、硬結、塞栓
担当医師コメントジュベルックによりコラーゲンが作られると、以下のようなことが起こります。
・ボリュームが出て段差が目立ちにくくなる
・真皮の密度が高くなり、その下の血管が透けにくくなる
ジュベルックの手打ちは月1回のペースで3回治療し、あとはメンテナンスとして、半年後に追加するかどうかを検討するのが一般的なプロトコールです。

オペ後の傷跡(当院)

他院での人柱短縮と目尻のオペ後の傷跡でお悩みだった当院の30代女性の患者様の症例です。目尻は皮膚が薄くなり血管が透けて赤くなった状態、鼻下は小さなへこみが目立つ状態でした。

当院で1か月おきに2回のジュベルック手打ちを行ったところ、2回目の1か月後には薄くなった傷跡の皮膚が正常な状態に近づき、赤みもへこみも大きく改善しました。

オペ後の傷跡への症例
オペ後の傷跡への症例
オペ後の傷跡への症例
治療内容ジュベルック手打ちを目尻と鼻下に、1か月間隔で2回
治療期間・回数約2か月・2回
2回目の施術から1か月後の写真
費用ジュベルック手打ち部分 38,500円 x 2
トータル77,000円
リスク・副作用内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結など
担当医師コメントジュベルックの手打ちはまず3回の施術を推奨していますが、この症例のように2回でも目に見える効果が出ることがあります。

ジュベルックによりコラーゲンが作られると、皮膚の真皮の密度が上がり、薄くなった傷跡の皮膚が正常な状態に近くなり、同時に透けていた血管による赤みが減少しています。ジュベルックはへこみや傷跡の質感を改善させるのがメインの作用です。しかしこの症例のように同時に傷跡による赤みが改善する場合もあります。

傷跡のへこみ(当院)

鼻のほくろを20年前に他院で除去後、へこみが残ったとお悩みだった当院の患者様です。ジュベルックの手打ちで治療してへこみが浅くなっています。写真は治療前(写真左)と4回の治療から6か月後の様子(写真右)です。

傷跡のへこみへの症例
治療内容2か月おきに3回と、その5ヶ月後に4回目でジュベルックを手打ちで注入
治療期間・回数15か月・4回
費用ジュベルック1箇所 11,000円 x 4
リスク・副作用内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結
担当医師コメント傷跡のへこみだけでなく、赤みや表面の質感も改善しているのがわかります。ジュベルックには傷跡のへこみを直すだけでなく、傷跡の組織をより正常に近づける作用があると考えています。

ニキビ跡のへこみ(ネイチャーフォース・ジャパン社提供)

下記症例写真はネイチャーフォース・ジャパン社提供です。

ニキビ跡のへこみへの症例
治療内容ジュベルック局所注射
治療期間・回数3回の施術後の写真
費用1箇所11,000円(税込)x 3回
リスク・副作用痛み、内出血、むくみ、硬結

傷跡のへこみ(ネイチャーフォース・ジャパン社提供)

下記症例写真はネイチャーフォース・ジャパン社提供です。

傷跡のへこみへの症例
治療内容ジュベルック局所注射
治療期間・回数3回の施術後の写真
費用1箇所11,000円(税込)x 3回
リスク・副作用痛み、内出血、むくみ、硬結

よくある質問

ジュベルックは何に効くの?

ジュベルックは、ニキビ跡や傷跡、毛穴の開き、ハリ、小じわ、クマなどの肌の悩みを改善します。

ジュベルックは1回で効果ありますか?

ジュベルックは1回の施術でも、効果を実感できることがありますが、肌のハリやニキビ跡の改善には通常複数回の施術が必要で、当院では最低3回をおすすめしています。1か月間隔で治療を行うと、コラーゲンやエラスチンが徐々に生成され、肌のハリやシワなどの改善を実感しやすく、効果も持続しやすくなります。

ジュベルックとリジュランのどっちがいい?

ニキビ跡や毛穴の開き、ボリューム低下による目の下のくま、という悩みにはジュベルック、目の下のハリや小じわを回復させたい場合にはリジュランがおすすめです。両方とも肌のコラーゲンを増やし、幅広い肌の悩みに対応できますが、主成分や特性、費用などが異なります。

ジュベルックは毛穴に効果がありますか?

ジュベルックには皮膚のハリを出し、毛穴を目立ちにくくする効果があります。ジュベルックを注入すると、線維芽細胞が活性化され、し、コラーゲンやエラスチンが作られやすくなり、肌がふっくらしてくるので、毛穴も目立ちにくくなってくるのです。

副作用・注意点など

禁忌事項

ジュベルックの禁忌は、以下のとおりです。

局所注射

  • 妊娠中の方
  • 授乳中の方

トライフィルプロによる投与

  • 妊娠中の方
  • 患部に強い炎症がある方
  • ヘルペスなどの感染症で治療中の方
  • 使用する薬剤に過敏症がある方
  • 患部に傷がある方

キュアジェットによる投与

  • 妊娠中の方
  • 接触モードの場合は金属アレルギーの方

ポテンツァによる投与

  • 心臓ペースメーカーなど埋め込み型医療機器をご使用の方
  • 心臓疾患の方
  • 出血性疾患の方
  • 施術部位に創傷、重篤な皮膚疾患および感染症がある方
  • 施術部位に金属糸または金属プレート等を入れている方
  • タトゥー、アートメイク上の施術
  • 金属アレルギーがある方(例外あり)
  • 妊娠している方
  • 乳幼児

副作用

ジュベルックの副作用は、以下のとおりです。

局所注射 内出血、赤み、腫れ、むくみ、ごくまれに硬結など
トライフィルプロによる投与 赤み、腫れ、内出血、色素沈着、カサブタ、熱感、針の跡、点状出血、皮下気腫など
キュアジェットによる投与 内出血、赤み、むくみ、塞栓、ごくまれに硬結など
ポテンツァによる投与 乾燥、赤み、むくみ、発疹など

注意点

ジュベルックの注意点は、以下のとおりです。

局所注射

  • 洗顔やメイクについては、施術部位(穴が開いている部分)以外は施術直後からできます。施術部位の洗顔やメイクは、施術翌日から可能です。
  • 施術当日はシャワーが可能です。しかし入浴は翌日からにしましょう。

トライフィルプロによる投与

  • 施術当日の飲酒、激しい運動、サウナ、入浴は避けてください。
  • 施術後は肌の乾燥や日焼けに注意してください。
  • 施術後は24時間が経過するまでメイクは控えましょう。
  • 施術後は12時間が経過するまで洗顔や保湿、日焼け止めは控えてください。

キュアジェットによる投与

  • 施術当日はシャワーが可能です。しかし入浴は翌日からにしましょう。
  • 施術部位のマッサージは1週間後からにしてください。
  • 血行がよくなる行為(スポーツ、エステ、サウナ、大量の飲酒など)については施術翌日以降にしましょう。

ポテンツァによる投与

  • メイクは翌日からにしてください。
  • 痛みを感じるかもしれません。痛みは、ほとんどの場合1~7日でおさまります。
  • 患部に赤みがみられるかもしれません。赤みは、ほとんどの場合、2~3日でおさまります。
  • 患部が腫れるかもしれません。腫れは、ほとんどの場合2~3日でおさまります。
  • 患部にカサブタが作られるかもしれません。カサブタは自然にはがれ落ちるので、無理にはがさないでください。
  • まれに色素沈着が起こることもあります。

未承認医薬品等について

価格

ポテンツァやジュベルックを使う施術は、公的医療保険が適用されない自由診療です。

ジュベルック製剤の局所注射による手打ち
【毛穴、小じわ、クマ、肌質が気になるときに】
ジュベルック顔広範囲77,000円(税込)
ジュベルック局所(ひたい、クマ、鼻、頬)38,500円(税込)
ニキビ跡や傷跡の凹み(1箇所)11,000円(税込)
ニキビ跡や傷跡の凹み(5箇所まで)22,000円(税込)
ジュベルック製剤のトライフィルによる注入
トライフィルプロ(トラネキサム酸 or ジュベルック)
顔や首(100ショット)
99,000円(税込)
ジュベルック製剤のキュアジェットによる注入
<接触モード>※比較的限られた範囲のニキビ跡、傷跡のへこみ、深いシワ(ほうれい線、首、眉間、ひたいなど)に向いた施術です。
キュアジェット(1か所のみ)22,000円(税込)
キュアジェット(ニキビ跡 2×2cmのまとまった範囲もしくは5箇所まで​​)33,000円(税込)
キュアジェット(眉間、ほうれい線のシワ)33,000円(税込)
キュアジェット(額、首の横ジワ)44,000円(税込)
ジュベルック製剤のキュアジェットによる注入
<中空照射モード>※毛穴の悩みや小ジワ、肌のハリなどの肌状態が気になる方に向いた施術です。
ひたい、鼻 33,000円(税込)
頬、首、手背44,000円(税込)
ジュベルック製剤のポテンツァでの注入
【ニキビ跡、毛穴、肌のハリ、小じわが気になるときに】
ジュベルック110,000円(税込)

ジュベルックの施術に興味がある方は、池袋駅前のだ皮膚科へ

ジュベルックは、米国食品医薬品局(FDA)などでは、手術用縫合糸などで承認されている成分です。ニキビ跡や肌のハリなどで悩んでいて、自分の状態に合った治療をしたいという方は、ジュベルックを検討してみてはいかがですか。

当院では、一人ひとりの肌の状態にあわせた施術を提案しています。受診当日、予約無しでの治療が可能です。ジュベルックに関する治療などは、当院までお気軽にご相談ください。

【池袋駅前のだ皮膚科院長| 野田 真史 監修】

関連するコラム

他の治療・症状のコラムをもっと読む

院長紹介

池袋駅前のだ皮膚科院長 野田 真史
池袋駅前のだ皮膚科院長
野田 真史
池袋駅前のだ皮膚科院長 野田 真史


学歴・資格

東京大学医学部医学科卒業

皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)

医学博士(東京大学大学院医学系研究科)

ニューヨーク州医師免許

ECFMG certificate(アメリカ医師国家試験合格証)

Master in translational science(米国ロックフェラー大学)

米国ロックフェラー大学皮膚科 (Associate Attending Physician)


略歴

2007年
東京大学医学部医学科 卒業
2009年
東京大学医学部附属病院 初期研修修了
2009年 2014年
東京大学皮膚科に入局し、東京大学医学部附属病院、関東労災病院で皮膚科医として勤務
米国Northwestern大学、Thomas Jefferson大学で診療研修
2013年
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医取得
2014年
東京大学大学院医学系研究科卒業、医学博士
米国ロックフェラー大学
Instructor in Clinical Investigation
兼 Associate Attending Physician
ニューヨーク州医師免許を取得し、診療にあたる
湿疹、アトピー性皮膚炎、乾癬、円形脱毛症の研究に従事し、Master in translational science(MSc)取得
2016年
東京大学医学部附属病院 皮膚科 助教
2018年
池袋駅前のだ皮膚科 開院
目次