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脂漏性皮膚炎

頭皮、眉、眉間、鼻周囲といった皮脂が多く分泌される場所でがさがさ、赤みが出るのが脂漏性皮膚炎です。かゆみは強いこともあれば、あまり気にならないこともあります。マラセチアという人の皮膚に常在しているカビの一種が原因の一つと言われています。マラセチアはどんな人の皮膚でも存在しているカビ(真菌)で、普通は皮膚病の原因にはならないです。脂漏性皮膚炎の皮膚でもマラセチアの数は増えていませんが、マラセチアに対する免疫異常になることで皮膚が赤く、がさがさになります。

 

マラセチアが原因となる病気としては「癜風(でんぷう)」、「マラセチア毛包炎」もあり、いずれも湿気の多い夏に胸や背中に出やすいです。

 

脂漏性皮膚炎は乾燥によりガサガサが悪化するため、冬により多くみられます。

 

01
脂漏性皮膚炎の治療法

脂漏性皮膚炎は繰り返す病気で、完全に治療して再発のない状態を保つのが難しいです。ぬり薬はよく聞きますので、処方薬を定期的に使うことでいい状態を保つことができます。

 

ニゾラール(ケトコナゾール、抗真菌剤)

 

ガサガサした症状を抑えるのがニゾラールという塗り薬です。ケトコナゾールというカビ(真菌)を殺す成分が入っています。クリームとローションがニゾラールにはあり、クリームは顔のガサガサに、ローションは頭のガサガサに使います。毎日ぬっても副作用はないので、症状がない状態でもぬって再発を予防するのも有効な治療です。

 

ステロイドのぬり薬

 

ニゾラールは長期間ぬっても副作用が出ないため使いやすいですが、頭や顔の赤みが強いときには炎症を十分に抑えられないです。そのようなときには炎症を抑える作用があるステロイドのぬり薬を一週間程度ぬると効果的です。赤みが治まった時点で長めにぬっても副作用の少ないニゾラールに戻す、という使い方がステロイドを長期間ぬることによる副作用を防ぐ上で効果的です。脂漏性皮膚炎の症状が軽く、赤みが出る度にステロイドを何日かぬれば症状が消える、という場合にはステロイドの塗り薬だけで治療することもできます。

 

プロトピック(成分はタクロリムス)

 

ニゾラールやステロイドのぬり薬では顔の赤みがすぐに再発してしまう、という場合にはプロトピック(タクロリムスという炎症を抑える成分)というアトピー性皮膚炎のために作られたぬり薬が効くこともあります。プロトピックにはステロイドの弱いぬり薬程度(リンデロンV軟膏と同程度)の炎症を抑える効果があります。しかも皮膚が薄くなる、赤みが目立つようになる、といった長期ステロイドを使った時に出現する副作用がありません。塗り始めた最初の一週間程度ヒリヒリした感じがする、というのがプロトピックの弱点ではありますが、通常は長期間ぬっているうちに収まるってきます。顔が赤くなる症状を繰り返す脂漏性皮膚炎にはプロトピックも有効な治療法です。

02
脂漏性皮膚炎はどんな人に多い?

脂漏性皮膚炎をもつ患者さんの典型は、中年男性になります。30代以降で多く、男性が女性よりも多いのが特徴です。

 

03
小児でも脂漏性皮膚炎は起こる?

乳児でも頭皮の脂漏性皮膚炎はよく起こります。頭皮の広い範囲ががさがさして黄色のカサブタが出たり、じゅくじゅくしてきます。6ヶ月から1歳になると自然に消えてしまう場合がほとんどなので症状が軽ければ治療しない場合もあります。頭のガサガサが強いので、赤ちゃん用のシャンプーで毎日洗うといいです。症状が強く自然に治らない場合には大人の脂漏性皮膚炎と同様にニゾラールのローションもしくは弱めのステロイドのローション(キンダロンローションなど)をぬると効果的です。

 


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