ニキビは大きく分けて子どもの頃にできる「思春期ニキビ」と、成人してからできる「大人ニキビ」があります。
ここでは、思春期ニキビと大人ニキビの特徴や違い、それぞれに合わせた正しいスキンケア方法などについて紹介します。
思春期ニキビと大人ニキビの特徴・違いとは
ニキビの症状に悩む年齢は、主に小学生・中学生・高校生に起こる「思春期ニキビ」と、成人してから起こる「大人ニキビ」があります。
それぞれの特徴や違いについて確認していきましょう。
思春期ニキビ
小学生から中学生にかけてニキビの症状が発生し、高校生になる頃に症状が悪化しやすくなります。
ニキビがよくできる場所は額や頬、アゴなどで、首、背中などに広がることもあります。
原因は、成長期のホルモンバランスが乱れることにより、皮脂の分泌が過剰になることです。
そのため年齢を重ねてホルモンバランスが安定すると、ニキビの症状は自然に軽快していきます。
大人ニキビ
20代を過ぎてからニキビの症状があらわれます。
思春期ニキビに比べると、ニキビができるのは顔中心で、アゴや口周りなどの乾燥しがちな部位にできやすい傾向があります。
また首・デコルテにかけてニキビができるかもしれません。
原因は、主にライフスタイルが関与しています。
睡眠不足、不規則な食生活、ストレス、誤ったスキンケアなどにより肌のターンオーバーが乱れてしまいます。
そうなると古い角質が肌にたまり、毛穴の詰まりをきっかけにしてニキビが発症するのです。
思春期ニキビと大人ニキビの正しいスキンケア
ここでは、思春期ニキビと大人ニキビの正しいスキンケアについて紹介します。
<思春期ニキビのスキンケア>
丁寧な洗顔
まずは清潔な素肌を保てるように、丁寧な洗顔を行いましょう。
思春期ニキビは、主に過剰な皮脂分泌により起こるため、髪の生え際部分までしっかり洗うとよいでしょう。
皮脂汚れのケア
毛穴に詰まった皮脂は、毛穴を開くと汚れを落としやすくなります。
蒸しタオルでじっくり肌を温めると、熱と蒸気で皮脂汚れのケアができます。
1週間に数回、定期的なケアをしてみましょう。
<大人ニキビのスキンケア>
丁寧な洗顔
丁寧な洗顔は大人ニキビでも大切です。
大人ニキビの場合、口元周辺にニキビができやすいため、アゴまできちんと洗いましょう。
保湿
洗顔後には、すぐに化粧水を使って水分を補いましょう。
補った水分が肌から逃げないように、乳液を忘れずに使いましょう。
定期的なフェイスパックもオススメです。
乾燥肌が進行すると、体の反応として皮脂の分泌が増えることもあります。
脂性肌であっても、肌の内部が乾燥している可能性もあります。
肌状態を整えるため、乳液は忘れずに使いましょう。
ライフスタイルを整える
暴飲暴食や睡眠不足、過度なストレスなどで肌のターンオーバーが乱れると、大人ニキビの原因になってしまいます。
まずはライフスタイルを見直して、規則正しい生活を目指しましょう。
ニキビ肌向け保湿剤!「ベーシックケアAZ」
当院では、ニキビ肌専用保湿剤の「ベーシックケアAZ」を販売しています。
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<ベーシックケアAZの特徴>
主成分に、アゼライン酸、ナイアシンアミド、セラミドを含有した保湿剤ローションです。
乾燥肌や敏感肌の方でも気軽にデイリーケアできるよう成分を調整して配合しています。
過剰な皮脂の分泌を抑えながら保湿するので、思春期ニキビ・大人ニキビのどちらの肌状態にも向いています。
肌くすみや色素沈着のお悩みがある方にもオススメです。
アゼライン酸
ニキビのもとである毛穴の詰まりを解消し、皮脂の分泌を少なくしてニキビの症状の悪化を防ぎます。
抗酸化作用と抗菌作用により炎症を抑えて、赤みやポツポツとした肌状態を改善に導きます。
ナイアシンアミド
セラミドの合成を促進して、肌のバリア機能を整えます。
抗酸化作用、抗菌作用により炎症を抑えて、赤みやポツポツとした肌状態を改善に導きます。
セラミド
ニキビ肌の方に不足しがちな肌成分です。
肌のバリア機能に関与しており、積極的に補いたい成分です。
「ベーシックケアAZ」は、ニキビの各種治療薬と併用できます。
先に「ベーシックケアAZ」を塗った後に、各種治療薬を重ねづけしてください。
料金
院内販売 60g 4,400円(税込)
オンライン販売 60g 4,400円(税込+送料550円)
思春期ニキビと大人ニキビに関するご相談、治療なら池袋駅前のだ皮膚科へ
市販のスキンケア製品で症状がよくならないときには、皮膚科で処方される薬やスキンケア製品の利用がオススメです。
思春期ニキビ・大人ニキビに関する症状があるときには、いつでも池袋駅前のだ皮膚科までご相談ください。