リボーン(Gcelle Rebornne)

リボーン(Gcelle Rebornne)の製品パッケージ

「スキンブースターを試してきたけれど、注入後のボコ付きが気になった」
「ハリや弾力の低下に加えて、傷跡やシワ、毛穴など複数の悩みを一度に整えたい」

こんなお悩みはありませんか?
リボーン(Gcelle Rebornne)は、ヒト由来の無細胞真皮基質(hADM)を直接補うスキンブースターで、当院ですでに取り扱っているリトゥオ(Re2O)と同じカテゴリーの注入剤です。

リボーンの大きな特徴は、コラーゲンの微細繊維化技術により平均粒子径が約70μmと細かく設計されている点です。
これにより、注入後の凹凸(ボコ付き)が出にくく、32G・34Gといった細い針でもスムーズに注入できます。
また、ヒアルロン酸やリズネなど他剤とミックスして注入することで、それぞれの薬剤の効果を引き出し合うことが期待できます。

この記事では、リボーン(Gcelle Rebornne)の特徴や効果、リトゥオとの違い、当院での治療プロトコル、副作用・注意点などをご紹介します。

目次

リボーン(Gcelle Rebornne)とは?

細胞外マトリックス(ECM)の構造と役割を示す皮膚層の図

リボーン(Gcelle Rebornne)は、韓国のGC Wellbeing社が開発した、無細胞同種真皮(hADM:human Acellular Dermal Matrix)由来の微粒子パウダーを5mLシリンジに充填した注入剤です。ヒトの皮膚組織から免疫拒絶反応の原因となる細胞成分をすべて除去し、コラーゲンやエラスチンといった真皮の中核となる細胞外マトリックス(ECM)構造のみを残して作られた、生体適合材料です。

肌のハリや弾力を支えているのは、真皮に存在する細胞外マトリックス(ECM)です。

ECMにはコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を含むプロテオグリカンなどが含まれ、肌の構造を内側から支える土台の役割を担っています。

しかし、加齢や紫外線のダメージが蓄積すると、これらの成分は徐々に減少したり変性したりするため、結果としてハリの低下や小ジワ、毛穴の開き、たるみといったエイジングサインにつながってしまいます。

従来のスキンブースターは、組織への刺激や反応を利用して自身のコラーゲン生成を促す仕組みが主流でした。一方のリボーンは、構造成分そのものに直接アプローチし、不足しがちな肌の土台を補うことを目的としている点が特徴です。

注入された成分は、線維芽細胞や免疫細胞が浸潤・増殖するための足場(Scaffold)として機能し、真皮の再構築(リビルディング)をサポートすると考えられています。さらに、ADM内に保存されていた微小血管チャネルが患者の血管系と接続することで、血流が回復し、ADMが患者自身の結合組織に統合されていきます。

リボーンの主な成分構成

リボーンの成分構成(コラーゲン80〜90%、エラスチン1〜3%、プロテオグリカン0.4〜0.6%、その他のECM成分6〜18%)
  • コラーゲン 80〜90%
  • エラスチン 1〜3%
  • プロテオグリカン(ヒアルロン酸を含む) 0.4〜0.6%
  • その他のECM成分 6〜18%

製品スペックは、1本150mg(hADM微粒子パウダー)、平均粒子径約70μm、5mLシリンジ充填、有効期間5年、1〜30℃の室温で保管可能です。

リボーン(Gcelle Rebornne)の効果

リボーンの作用機序(細胞成分の除去→ECM構造の維持→血管新生による組織統合)

リボーンは、真皮のECM構成成分を直接補うことで、さまざまな肌質改善が期待できます。

ハリ・弾力・肌密度の改善

ECMは皮膚の構造を内側から支える土台です。
不足した構造成分をリボーンで補うことで、ハリや弾力、肌密度の改善が期待できます。

毛穴・キメ・なめらかさの改善

真皮の密度が高まることで、毛穴が目立ちにくくなり、キメや肌表面のなめらかさの向上が期待できます。

傷跡・ニキビ跡の改善

hADMはもともと、創傷治癒や瘢痕(傷跡)に対する組織再建に用いられてきた成分です。サブシジョン後の空間や、ニキビ跡の陥凹部に注入することで、新しい組織の足場として機能し、傷跡の改善が期待できます。CO2フラクショナルレーザーとの併用でさらに効果が高まることが報告されています。

小ジワ・乾燥感の軽減

真皮が補強され水分を抱え込みやすい状態へ導かれることで、乾燥による小ジワやちりめん感が目立ちにくくなることが期待できます。

リフトアップ・ボリュームロスの改善

リボーンは、皮下層への注入で土台のボリュームを補うことで、軽度〜中等度のたるみやボリュームロスの改善にも応用できます。高周波(RF)機器との組み合わせでさらに効果が期待できます。

効果が出るタイミングと施術回数

リボーンは微細繊維化されたコラーゲン構造により、注入直後から細胞との接触面積を最大化し、素早い効果が期待できます。さらに、補われた成分が真皮層の再構築を支えるように働き、数週間から数か月をかけて、徐々に肌質の改善へとつながっていくことが期待できます。

目安としては1〜2か月間隔で複数回の施術がおすすめです。お悩みの深さや肌状態により適した回数は異なりますので、診察時に個別にご提案します。

リボーン(Gcelle Rebornne)の特徴

微細繊維化技術による平均粒子径約70μm

コラーゲンの微細繊維化技術と、平均粒子径約70μmの粒度分布グラフ

リボーンは、コラーゲンファイバーの微細繊維化技術により、平均粒子径を約70μmに調整しています。粒度偏析(粒子のバラつき)を最小限に抑える設計のため、注入後に均一なECM環境を構築し、予測可能な施術結果が期待できます。

細い針(32G・34G)でスムーズかつ均一な注入が可能なため、施術の難易度や患者さんの痛みを軽減できるのも特徴です。

高い安全性に配慮した原材料

脱細胞化工法による安全性の確保(DNA含有量50ppm以下、細胞毒性試験 細胞生存率98.9%、H&E染色画像)

リボーンの主要供給元はAATB(American Association of Tissue Banks:米国組織バンク協会)認証を取得しており、厳格なドナースクリーニング(免疫血清学的検査、微生物検査、ドナー病歴・行動歴の精査、必須感染症検査など)を実施しています。FDAのヒト組織規制、EUのヒト組織・細胞指令、AATBの品質基準を満たす組織バンクの原材料のみを使用しています。

界面活性剤フリーの脱細胞化プロセス

元来の皮膚組織の損傷を最小限に抑えた、界面活性剤フリーの脱細胞化プロセスを採用しており、移植拒絶反応の原因となるDNA(核酸)含有量を50ppm以下に厳格に管理しています。細胞毒性試験では細胞生存率98.9%を実証しており、化学的残留物などの毒性物質は含まれていません。

このような肌悩みのある方におすすめ

リボーンは、加齢による肌の変化を感じ始めた方や、これまでのケアで物足りなさを感じていらっしゃる方、複数の悩みを同時に整えたい方に適した施術です。

  • 肌のハリや弾力の低下が気になる
  • 毛穴の開きや、たるみ毛穴を整えたい
  • ニキビ跡や傷跡の凹凸を改善したい
  • 目元・口元の小ジワやちりめんジワが目立つ
  • 頬のコケや、年齢とともに肌のしぼみを感じる
  • シワ、たるみ、毛穴など複数の悩みがある
  • 従来のスキンブースターでボコ付きが気になった
  • 細い針でできるだけ痛みの少ない施術を希望する
  • ヒアルロン酸やリズネなど他剤との併用で効果を高めたい
  • 将来を見据えてエイジングケアを始めたい

リボーン(Gcelle Rebornne)施術の適応部位

お顔全体のコンディションを整える目的から、局所的なお悩みまで、一人ひとりの状態に合わせた部位への注入が可能です。

  • 顔全体(肌質改善)
  • 頬・フェイスライン(たるみ、毛穴)
  • ほうれい線、マリオネットライン
  • 目の下のクマや小ジワ
  • 頬骨下などのくぼみ
  • ニキビ跡・傷跡の陥凹部

リトゥオ(Re2O)との違い

リボーンとリトゥオは、どちらもヒト由来の無細胞真皮基質(hADM)を主成分とするスキンブースターで、肌の土台となるECM成分を直接補うという仕組みは共通しています。一方で、製造メーカーや製剤設計には違いがあります。

リボーン(Gcelle Rebornne)リトゥオ(Re2O)
製造メーカーGC Wellbeing(韓国)L&C Bio(韓国)
主成分hADM(無細胞同種真皮)由来 ECM成分hADM(無細胞同種真皮)由来 ECM成分
平均粒子径約70μm(微細繊維化技術)非公開(リボーンより大きめ)
使用可能な針32G・34Gの細針でもスムーズに注入可主にカニューレ・27Gなど
注入後のボコ付き出にくい出る場合がある
当院の使い方手打ち+トライフィルプロ/他剤(ヒアルロン酸・リズネ等)との混合プロトコル単独使用、サブシジョン併用が中心

リボーンは、粒子が細かく設計されているため、注入後の凹凸が目立ちにくく、目元など皮膚の薄い部位にも応用しやすい点が特徴です。また、ヒアルロン酸やリズネなどの他剤とミックスして注入することで、それぞれの薬剤のメリットを引き出し合うプロトコルが組まれています。

当院でのリボーン治療

当院では、患者さん一人ひとりのお悩みに合わせて、リボーンを単独で使用するのではなく、ヒアルロン酸(非架橋・架橋)やリズネなど他の薬剤とミックスしながら注入するプロトコルを基本としています。それぞれの薬剤が持つメリット(即時的なハリ感、再生促進、保水など)を引き出し合うことで、より良い結果を目指します。

注入方法

当院では、リボーンを以下の3つの方法で注入できます。

  • 手打ち(ニードル、鋭く短い針):32Gの針を用いて皮膚の浅い層へ注入します。目周りや頬の毛穴など肌表面にアプローチするのに適しています。
  • 手打ち(カニューレ、長く鈍い針):23Gもしくは25Gのカニューレを用いて、真皮下から皮下組織へ注入します。ヒアルロン酸などと混ぜて注入する場合に適しています。
  • トライフィルプロ(CO2ガスを同時に注入):目周りやほうれい線、頬などの浅い層に注入し、手打ちよりもさらにシワや毛穴に効果を上げたい場合に適しています。

ほかの注入剤との併用

リボーンは効果を上げるために他の注入剤と混合して同時に注入できるのがメリットです。同時に注入することで複数の注入剤の効果を組み合わせ、毛穴、シワ、肌のハリ、ニキビ跡、傷跡などにさらに効果を上げることができます。

組み合わせ期待できる効果
リボーン+リズネ2ml皮膚の再生を促し、毛穴や肌のハリ、シワなど両者の効果が組み合わさり、即効性が出るとともに、より持続する効果も得られます。
リボーン+架橋ヒアルロン酸2mlリボーンの肌再生効果とヒアルロン酸のボリュームを出す効果を組み合わせ、目の下、頬こけ、ほうれい線、マリオネットラインなどにボリュームを補うとともに、その効果の持続期間が長くなり、同時に皮膚表面の毛穴やシワにもアプローチできます。

他剤との併用のメリット

ヒアルロン酸は単なる希釈剤ではなく、有効成分を組織内へ運ぶキャリアとして、また治療部位全体に均一に拡散させる役割を担っています。さらに、適切な粘度のヒアルロン酸はリボーンのマトリックス生着を助け、効果を高めるとされています。

リズネ(PN製剤)との併用では、肌の再生促進と土台補強の両方を同時にめざすことができます。お悩みや肌状態に応じて、複数の薬剤を組み合わせるプランをご提案します。

副作用・注意点

  • 赤み
  • 腫れ
  • 内出血
  • 注入部位の違和感、軽い凹凸(リトゥオに比べて目立ちにくい設計です)

経過には個人差があるため、施術後は医師の指示に従ってください。

アレルギーのリスクについて

リボーンに用いられるhADMは、免疫反応の原因となる細胞成分を除去する処理(核酸含有量50ppm以下)が施されており、アレルギーが起こりにくいよう配慮されています。細胞毒性試験でも98.9%の細胞生存率を実証しています。

ただし、ヒト由来の生体材料である以上、アレルギーなどの免疫反応のリスクが完全にゼロとは言い切れません。赤み、かゆみ、しこりなど気になる症状が続く場合は、早めに医師へご相談ください。

施術後の注意点

  • 軽い洗顔は施術後数時間以降、シャワーは当日から可能です
  • メイク、日焼け止めは翌日以降を目安にしてください
  • 飲酒、サウナ、長時間の入浴、激しい運動は数日〜1週間ほどお控えください
  • 施術部位を強くこすらず、刺激の強いスキンケアは避けてください

池袋駅前のだ皮膚科のリボーン治療の特徴

池袋駅前のだ皮膚科院長 野田 真史

当院では、皮膚科専門医が診察から施術までを一貫して担当しております。
患者さんの肌の状態を丁寧に見極めたうえで、用いる製剤と施術方法(手打ち/トライフィルプロ)、混合レシピの両面から一人ひとりに適したプランをご提案する体制です。

  • 症状に合わせた製剤の使い分け:リボーン、リトゥオ、ジュベルック、リジュラン、コラージュなど
  • スキンブースター分野での実績:学会講演や技術指導施設としての活動など
  • 複数の注入方法に対応:手打ち(カニューレ)、トライフィルプロなど
  • 便利なアクセスと診療時間:池袋駅東口から徒歩1分、平日夜間・土日も診療

リボーンをはじめとする多彩な製剤を取り揃えているため、お悩みや目的に応じて比較検討し、ご自身の状態により合った選択肢を見つけていただけます。

ご自身に適したスキンブースターがわからず迷われている方も、どうぞお気軽にご相談ください。

料金

リボーン(Gcelle Rebornne)施術は自由診療です。公的医療保険は適用されません。

リボーン(Gcelle Rebornne)
リボーン(Gcelle Rebornne)1本5ml88,000円
リボーン+リズネ2ml121,000円
リボーン+ヒアルロン酸154,000円
トライフィルプロ
各ショット数の価格に追加で22,000円

リボーン(Gcelle Rebornne)に関するよくある質問

リボーンとリトゥオはどう違いますか?

どちらもヒト由来の無細胞真皮基質(hADM)を主成分とするスキンブースターで、肌の土台を補うという基本的な仕組みは共通しています。リボーンは平均粒子径が約70μmと細かく、微細繊維化技術により注入後のボコ付きが出にくい設計です。32G・34Gの細い針でも注入できるため、目元など皮膚の薄い部位への応用や、ヒアルロン酸・リズネとの混合プロトコルに適しています。

リボーンは1回で効果が出ますか?

1回の施術でも、肌のなめらかさやハリ感に変化を感じる方はいらっしゃいます。リボーンは微細繊維化されたコラーゲン構造により、注入直後から細胞との接触面積が最大化されるため、素早い効果が期待できる設計です。より安定した肌質改善をめざす場合は、1〜2か月間隔で複数回の施術をおすすめしています。

リボーンは痛みはありますか?

注射による施術のため、針を刺す際や注入時にチクッとした痛みを感じることがあります。リボーンは平均粒子径が細かく32G・34Gの細い針でも注入できるため、従来のhADM製剤と比べて痛みが軽減されやすい設計です。また、当院ではカニューレ(先端が丸い柔軟な管)を用いた手打ちや、ニードルフリーのトライフィルプロを用いた注入にも対応しています。痛みに不安がある方には麻酔もご用意しています。

リボーンのダウンタイムはどのくらいですか?

施術後に赤み、軽い腫れ、むくみ、内出血が出ることがあります。
多くは数時間〜数日で落ち着きますが、症状によっては1週間前後続く場合もあります。
内出血が出た場合は、1〜2週間ほどで徐々に目立たなくなります。リボーンは粒子が細かいため、注入後の凹凸はリトゥオよりも目立ちにくい傾向があります。

他の注入剤や治療と併用できますか?

可能です。当院ではリボーンを単独で使用するよりも、ヒアルロン酸(非架橋・架橋)やリズネ、リドカインなどとミックスして注入するプロトコルを基本としています。また、傷跡やシワの改善目的でCO2フラクショナルレーザーと、リフティングやボリュームロスの改善目的で高周波(RF)機器と組み合わせることで、相乗効果が期待できます。

リボーン(Gcelle Rebornne)で肌の土台から整えたい方は、池袋駅前のだ皮膚科へ

リボーン(Gcelle Rebornne)は、ヒト由来の細胞外マトリックス成分を直接補い、ハリや弾力、毛穴、傷跡、小ジワ、たるみといった複合的な肌悩みの改善をめざすスキンブースターです。
平均粒子径約70μmの微細繊維化技術により、ボコ付きが少なくスムーズな注入感を実現し、ヒアルロン酸やリズネなど他剤との混合プロトコルでさらに効果を高めることができます。

当院では皮膚科専門医が一人ひとりの肌状態を診察し、リボーン・リトゥオを含む複数の製剤からそれぞれに適した治療プランを提案しております。
肌質の変化についてお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

リボーン(Gcelle Rebornne)について

院長紹介

池袋駅前のだ皮膚科院長 野田 真史
池袋駅前のだ皮膚科院長
野田 真史
池袋駅前のだ皮膚科院長 野田 真史


学歴・資格

東京大学医学部医学科卒業

皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)

医学博士(東京大学大学院医学系研究科)

ニューヨーク州医師免許

ECFMG certificate(アメリカ医師国家試験合格証)

Master in translational science(米国ロックフェラー大学)

米国ロックフェラー大学皮膚科 (Associate Attending Physician)


略歴

2007年
東京大学医学部医学科 卒業
2009年
東京大学医学部附属病院 初期研修修了
2009年 2014年
東京大学皮膚科に入局し、東京大学医学部附属病院、関東労災病院で皮膚科医として勤務
米国Northwestern大学、Thomas Jefferson大学で診療研修
2013年
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医取得
2014年
東京大学大学院医学系研究科卒業、医学博士
米国ロックフェラー大学
Instructor in Clinical Investigation
兼 Associate Attending Physician
ニューヨーク州医師免許を取得し、診療にあたる
湿疹、アトピー性皮膚炎、乾癬、円形脱毛症の研究に従事し、Master in translational science(MSc)取得
2016年
東京大学医学部附属病院 皮膚科 助教
2018年
池袋駅前のだ皮膚科 開院
目次