足汗・足の臭い

「足の裏の汗がひどい」「靴の中が蒸れてにおいが気になる」「靴下や靴がすぐ湿ってしまう」など、足の汗やにおいでお悩みではありませんか。

足の裏に必要以上の汗をかく状態を「足底(そくてい)多汗症」といいます。汗そのものに強いにおいはありませんが、汗で蒸れた環境で菌が増えると、においの原因になります。ここでは、足汗・足のにおいの原因と対策、当院の治療について、皮膚科専門医がくわしく解説します。

目次

足汗・足のにおいとは

足底多汗症は、足の裏に必要以上の汗をかく状態です。足は靴や靴下でおおわれて蒸れやすく、汗で湿った環境で皮膚の常在菌が増えると、においが発生します。手のひらの多汗症(手掌多汗症)をあわせもつ方もいます。

においが出るしくみ

汗そのものはほとんど無臭ですが、汗・角質・蒸れによって皮膚の菌が増え、汗や角質を分解することでにおいが生じます。つまり、足のにおい対策には「汗を抑える」ことと「清潔にして菌を増やさない」ことの両方が大切です。

水虫との関係

足が蒸れやすい人は、水虫(足白癬)にもなりやすく、においや皮むけの原因になります。においに加えて、皮むけ・かゆみ・赤みが続く場合は、水虫が関係していることもあります。気になる場合は、水虫(足白癬)のページもあわせてご覧ください。

足汗の原因

原発性の足底多汗症では、汗を出す指令を伝える交感神経が過敏に働くことが関係すると考えられています。緊張や体質が影響し、手のひらの多汗症をあわせもつこともあります。加えて、通気性の悪い靴や、同じ靴を毎日履くことなども、蒸れやにおいを強める要因になります。

自分でできる対策

  • 足を毎日ていねいに洗い、指の間までしっかり乾かす。
  • 同じ靴を毎日履かず、乾かしながらローテーションする。
  • 通気性のよい靴・吸湿性のある靴下(5本指など)を選ぶ。
  • 制汗剤(塩化アルミニウム配合など)を活用する。

セルフケアで十分でない場合や、においが強い場合は、皮膚科にご相談ください。

当院の足汗治療

当院では、汗を抑える治療と、においや水虫への対応を組み合わせて行います。

外用薬(塗り薬)

足の多汗症には、汗腺のはたらきを抑える塩化アルミニウム液などの塗り薬を使います。夜に塗ることで、汗腺の出口をふさぐように働きます。刺激やかぶれが出ることがあります。

ボトックス注射

汗を出す指令を伝える神経の働きをブロックして、足の裏の汗を抑える注射です。効果は数か月(およそ4〜9か月)持続します。塗り薬で十分でない方に向いています。当院では自由診療(自費)で行っています。

においや水虫への対応

においが気になる場合は、汗を抑える治療に加えて、清潔を保つケアをご案内します。皮むけやかゆみなどがあり、水虫が関係している場合は、水虫の検査・治療も行います。

当院では行っていない治療について

足汗には、ほかにイオントフォレーシスなどの方法もありますが、当院では行っていません。当院では、塗り薬・内服薬・ボトックス注射で対応しています。

料金

塗り薬は健康保険が適用されます。ボトックス注射は自由診療(自費)です。

足汗ボトックス(自費)
アラガン社製66,000円(税込)
韓国製(Botulax)33,000円(税込)

塗り薬や水虫の治療は保険診療です。初診料・処方料などがかかります。

よくあるご質問

足のにおいは汗のせいですか?

汗そのものに強いにおいはありませんが、汗で蒸れた環境で菌が増えるとにおいが発生します。汗を抑え、清潔を保つことがにおい対策になります。水虫が原因のこともあります。

水虫と関係がありますか?

足が蒸れやすいと水虫(足白癬)にもなりやすく、においや皮むけの原因になります。皮むけやかゆみがある場合は、水虫の検査・治療も検討します。

どんな治療がありますか?

汗を抑える塗り薬や、ボトックス注射で対応します。においには清潔ケアを、水虫が関係している場合はその治療もあわせて行います。

ボトックスの効果はどのくらい続きますか?

個人差はありますが、数か月(およそ4〜9か月)持続するとされます。効果が薄れてきたら、くり返し受けられます。

足の汗・においは、汗を抑える治療と清潔を保つケアで改善が期待できます。足の汗やにおいでお困りの方は、池袋駅前のだ皮膚科までお気軽にご相談ください。

【池袋駅前のだ皮膚科|野田真史 監修】

院長紹介

池袋駅前のだ皮膚科院長 野田 真史
池袋駅前のだ皮膚科院長
野田 真史
池袋駅前のだ皮膚科院長 野田 真史


学歴・資格

東京大学医学部医学科卒業

皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)

医学博士(東京大学大学院医学系研究科)

ニューヨーク州医師免許

ECFMG certificate(アメリカ医師国家試験合格証)

Master in translational science(米国ロックフェラー大学)

米国ロックフェラー大学皮膚科 (Associate Attending Physician)


略歴

2007年
東京大学医学部医学科 卒業
2009年
東京大学医学部附属病院 初期研修修了
2009年 2014年
東京大学皮膚科に入局し、東京大学医学部附属病院、関東労災病院で皮膚科医として勤務
米国Northwestern大学、Thomas Jefferson大学で診療研修
2013年
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医取得
2014年
東京大学大学院医学系研究科卒業、医学博士
米国ロックフェラー大学
Instructor in Clinical Investigation
兼 Associate Attending Physician
ニューヨーク州医師免許を取得し、診療にあたる
湿疹、アトピー性皮膚炎、乾癬、円形脱毛症の研究に従事し、Master in translational science(MSc)取得
2016年
東京大学医学部附属病院 皮膚科 助教
2018年
池袋駅前のだ皮膚科 開院
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