ワキガの主な原因は、わきのアポクリン汗腺から出た分泌物が皮膚の常在菌に分解され、においのある物質へ変わることです。汗をかくこと自体や、清潔にしていないことだけで起こる悩みではなく、生まれ持った汗腺の働きが深く関係します。
体質にはABCC11遺伝子が関わり、思春期になると性ホルモンの影響でアポクリン汗腺が活発になります。一方、蒸れや汗の量、わき毛に残る汗や皮脂などは、体質そのものを作るというより、においが出やすい環境を作る要因です。
においが気になっても、本人の努力不足だと責める必要はないでしょう。
この記事では、ワキガが生じる流れ、遺伝と思春期の影響、生活の中で強まりやすい条件、受診を考える目安を解説しています。
ワキガの原因は汗と常在菌の組み合わせ
ワキガのにおいは、アポクリン汗腺の分泌物を皮膚の常在菌が分解して生まれます。汗が出た瞬間から強くにおうわけではなく、汗の成分、菌、時間が重なって特有のにおいへ変化します。
アポクリン汗は出た直後には強くにおわない
アポクリン汗腺の分泌物は、出たばかりの段階ではほぼ無臭です。ところが、脂質やたんぱく質などを含むため、皮膚にいる菌にとって分解しやすい材料になります。分解によって揮発しやすいにおい物質が作られると、ワキガ特有のにおいとして感じられます。
作られるにおい物質はひとつではなく、複数の成分が混ざるため、感じ方はさまざまです。同じ人でも、汗をかいてからの時間や衣類の湿り方によってにおいの印象が変わり、日による差も生じます。
衣類へ汗が移った後も、温度と湿気が保たれると菌の働きが続きます。そのため、朝には気にならなくても、通勤や運動の後、夕方ににおいが目立つことがあります。
| 段階 | わきで起きること | においとの関係 |
|---|---|---|
| 分泌 | アポクリン汗が皮膚へ出る | 直後はほぼ無臭 |
| 分解 | 常在菌が汗の成分を分解する | におい物質が作られる |
| こもる | 湿気と温度が保たれる | においを感じやすくなる |
常在菌は誰の皮膚にもいる身近な菌
常在菌とは、健康な皮膚にも普段から存在する菌です。ワキガがある人だけに特別な菌が突然つくわけではなく、菌の種類や割合、汗の成分との組み合わせでにおい方が変わります。
腋臭症では、わきにいる細菌の集まり方が異なることも報告されています。ただし、菌の構成が変わったためににおいが出るのか、汗腺の分泌物によって菌の構成が変わるのかは、まだ一方向に決まっていない段階です。常在菌をすべて悪者とみなし、強い殺菌を繰り返すと皮膚への刺激につながります。
菌の住みやすさは、皮膚の湿度や温度、皮脂の量でも変化します。つまり、においは体質だけ、菌だけとひとつに絞れるものではなく、分泌物と皮膚環境が重なった結果です。
清潔にしていてもにおうのは不思議ではない
入浴しているのににおう場合、洗い方が足りないと考えるのも無理はないでしょう。しかし、体質としてアポクリン汗腺から分泌物が出る限り、清潔にした後も時間がたてば再び分解が始まります。
強くこすったり、刺激の強い洗浄料を何度も使ったりすると、赤みやかゆみが起きやすくなります。汗をやさしく流し、皮膚を乾いた状態に戻す方法なら、肌への負担を抑えながらにおいがこもる時間を短くできます。
2種類の汗腺で汗の目的と中身が変わる
わき汗が多いだけで、ワキガと決まるわけではありません。わきにはエクリン汗腺とアポクリン汗腺があり、ワキガと直接関係するのは主にアポクリン汗腺で、両者は汗の中身も出る場所も異なります。
エクリン汗腺は全身の体温を調節する
エクリン汗腺は手のひらや足の裏を含む、ほぼ全身の皮膚に分布します。暑い日や運動時に水分の多い汗を出し、その汗が蒸発するときに体の熱を逃がします。
エクリン汗は大部分が水で、アポクリン汗よりも菌の材料になる成分が少ない汗です。ただし量が多いとわきが湿り、アポクリン汗の成分や菌が皮膚と衣類に広がります。その結果、においが立ちやすくなり、汗の量とワキガが同じ悩みに感じられることもある点が特徴です。
アポクリン汗腺は限られた部位に集まる
アポクリン汗腺は、わきや乳輪など限られた部位に分布します。わきでは毛穴につながっており、脂質やたんぱく質を含む白く濁った分泌物を出します。分泌を促す神経の働きも、エクリン汗腺と異なる点です。
アポクリン汗腺の数や大きさ、分泌の活発さには個人差があります。数が多いほど材料は増えやすいものの、実際のにおいは常在菌や蒸れなども重なって決まるため、汗腺の数だけで強さを予測することは困難です。
| 比べる点 | エクリン汗腺 | アポクリン汗腺 |
|---|---|---|
| 主な働き | 体温を調節する | 脂質などを含む分泌物を出す |
| 分布 | ほぼ全身 | わきなど限られた部位 |
| 汗の特徴 | 水分が中心 | 脂質やたんぱく質を含む |
| ワキガとの関係 | 蒸れを通じて間接的に関わる | においの材料を供給する |
衣類の黄ばみをアポクリン汗の目安として気にする人もいますが、色だけでワキガは決まりません。皮脂や洗剤の残り、制汗剤の成分や衣類の染料でも色は変わるため、黄ばみと実際のにおいは別の情報です。
汗の量とにおいの強さは同じ尺度で測れない
シャツが濡れるほど汗をかいても、ワキガ特有のにおいが弱い例もあるのが特徴です。反対に、汗染みが目立たなくても、少量のアポクリン汗が分解されてにおいを感じる人もいます。汗の量だけでワキガかどうかを決めると、悩みの種類を取り違えます。
確認したいのは、どの場面で汗が増えるか、衣類に残るにおいがどのようなものか、日常生活でどれほど気になるかです。汗とにおいを分けて記録すると、自分が困っている点を診察でも伝えやすくなります。
遺伝で決まる体質とABCC11遺伝子の関係
家族にも同じにおいの悩みがあるなら、ABCC11遺伝子に関わる体質を受け継いでいる場合があります。生活の乱れだけで体質が作られるわけではなく、ワキガになりやすさは遺伝と深く結びついた体質です。
ABCC11がアポクリン汗の材料を運ぶ
ABCC11遺伝子は、細胞の内側から外側へ特定の物質を運ぶたんぱく質の作り方に関わります。アポクリン汗腺でこのたんぱく質がよく働く型は、においの材料になる成分が分泌されやすい型です。
腋臭症がある人のアポクリン汗腺では、ABCC11たんぱく質が多く現れることが確かめられています。また、ABCC11には複数の変異があり、細胞内での働き方にも違いがあります。ただし、遺伝子の情報だけで個人のにおいの種類や強さまで正確に読める段階には達していないのが現状です。
遺伝的な体質は、本人の清潔さや性格を示すものではありません。家族に同じ悩みがあっても責任の所在を探す話ではなく、生まれ持った体の特徴として扱うと、必要以上の罪悪感を減らせます。
湿った耳垢とアポクリン汗腺が多い体質の関連
ABCC11遺伝子の型と、耳垢が湿っているか乾いているかは対応する関係です。湿った耳垢になりやすい型は、アポクリン汗腺が働きやすい型とも重なるため、ワキガ体質を考える目安になります。
ただし、耳垢の状態だけではワキガを確定できないため、耳の炎症や掃除の直後なども含めて湿り方を見ます。においの感じ方には常在菌や発汗量も関わります。耳垢は診断そのものではなく、体質を考える材料のひとつとして受け止めてください。
| 確かめること | 分かる範囲 | 分からない範囲 |
|---|---|---|
| 家族のにおいの悩み | 遺伝する体質を考える材料 | 本人のにおいの強さ |
| 耳垢の湿り方 | ABCC11の型を考える目安 | ワキガの確定 |
| 遺伝子の型 | なりやすさに関わる体質 | 日ごとのにおいの変化 |
家族と同じでもにおいの強さは変わる
同じ家族の中でも、においの強さや気になり始める時期には幅があります。遺伝するのはアポクリン汗腺が働きやすい体質であり、毎日のにおいが同じ強さになることではないからです。
さらに、ABCC11の型の分布には地域差や民族差があり、腋臭症の頻度も地域によって変わります。特定の地域で調べた割合は、日本で暮らす全世代の割合として扱えない数値です。身近な人との比較より、本人が生活でどの程度困っているかを基準にすると悩みを整理しやすくなります。
思春期からワキガが気になり始める理由
アポクリン汗腺は思春期に成熟し、ワキガのにおいもこの時期から目立つことが多くなります。性ホルモンの影響による体の成長であり、急に不潔になったことが原因ではありません。
性ホルモンが汗腺の成熟を促す
アポクリン汗腺は幼い時期から存在しますが、思春期前は活動が低い状態です。性ホルモンの分泌が増えると汗腺が大きくなり、脂質やたんぱく質を含む分泌物を出す働きが活発になります。そのため、体質が同じでも成長の前後でにおい方が変わります。
始まる時期には個人差があり、周囲より早いか遅いかだけでは、体の異常を示す指標とはいえません。においだけでなく、赤みや痛み、しこり、膿がある場合には、別の皮膚病も確認の対象です。
思春期には周囲の視線を意識しやすく、わずかなにおいでも不安が大きくなる時期です。本人が感じるつらさと周囲が感じるにおいの強さは別に確かめ、学校生活や外出へ影響しているなら相談できる環境を整えます。
緊張した場面でにおいが強まることもある
緊張や興奮は、自律神経を通じて汗の出方に影響する要因です。面接や人前で話す場面にわきが湿りやすい人では、汗によって皮膚の湿度が上がり、においの成分が衣類へ広がりやすくなります。
においを意識するとさらに緊張し、汗が増える循環に入りやすくなります。実際のにおいより強く感じていないか気になる場合は、信頼できる家族に限って確認を頼むか、皮膚科で相談する方法があります。何人にも繰り返し尋ねるより、確認する相手と回数を決めるほうが不安を広げにくい方法です。
大人になってからの変化は時期と症状を確かめる
ワキガ体質が大人になって突然生まれるというより、発汗量、着る物、仕事環境などが変わり、以前より気づきやすくなる場合があります。加えて、衣類の素材や洗濯後の残り香によって、皮膚から出るにおいが強くなったように感じることもあります。
片側だけ急ににおいが変わった、皮膚の変化を伴う、全身の体臭が以前と明らかに違うといった場合は、ワキガ体質だけに結びつけず受診してください。いつから、どの場面で、何をした後に変わったかをメモしておくと診察の助けになります。
生活習慣はワキガの原因よりにおいの強まり方に関わる
食事や服装だけがワキガ体質を作るという説明は正確ではありません。生活習慣は主ににおいの出やすさや残りやすさを変え、蒸れや汗の残り、わき毛や緊張による発汗が重なると、常在菌が分泌物を分解しやすい環境になります。
蒸れとわき毛が汗の残る時間を延ばす
わきは腕と体に挟まれ、温度と湿度が上がりやすい場所です。通気しにくい服や汗を吸ったままの衣類では、皮膚が乾くまでの時間が延び、菌が汗の成分に触れる時間も長くなります。
わき毛が多いと、汗や皮脂、はがれた角質が付着しやすく、におい物質がとどまる面積も増えます。毛を短く整える方法は蒸れを減らす助けになりますが、かみそり負けや毛穴の炎症には注意が要ります。赤みが出た日は制汗剤などの刺激を重ねず、皮膚を休ませる日です。
動物性脂肪の多い食事だけを犯人にしない
肉や乳製品など動物性脂肪の多い食事とにおいの関係は話題になりやすい一方、特定の食品だけでワキガが発症すると断定できる根拠は限られます。体質の土台は遺伝と汗腺の働きにあり、ABCC11遺伝子の型は生まれ持った特徴です。
食後ににおいが強いと感じるなら、食品名、量、発汗の有無を同じ条件で記録すると傾向を確かめられます。極端な食事制限は栄養の偏りを招くため、ひとつの食品を恐れて避け続けるより、主食や野菜、たんぱく源を組み合わせた食事が基本です。
香辛料や飲酒の後に汗が増える人では、食べ物のにおいそのものより、発汗による蒸れが影響している場合もあります。食事だけを記録せず、気温、運動、緊張も一緒に書くと、何が重なった日に気になるのかを整理できます。
| 生活側の要因 | においが強まりやすい理由 | 整え方 |
|---|---|---|
| 蒸れた衣類 | 湿気がこもる | 吸湿性のある衣類へ替える |
| 汗や汚れの残り | 菌が触れる材料が残る | やさしく拭いて乾かす |
| わき毛 | 汗と皮脂がとどまりやすい | 肌を傷めない範囲で整える |
| 緊張による発汗 | 湿度と汗の広がりが増す | 汗を拭ける準備をする |
汗をためない日常の工夫がにおいを軽くする
生活の工夫は体質を消す方法ではなく、汗が菌に分解される時間を短くする方法です。肌を傷めず続けられる範囲から選ぶと、外出先でも取り入れやすくなります。
洗った直後の衣類からにおう場合は、繊維に残った汗や皮脂が関係することもあります。肌を何度も洗う前に、衣類を替えたときの変化を確かめると、皮膚と衣類のどちらから感じるにおいかを分けやすくなります。洗濯方法や着替えを見直す目安にもなる確認です。
- 汗をかいたら清潔な布やシートで押さえ、皮膚を乾かす
- 汗を含んだ肌着は、可能なら乾いた物へ替える
- 入浴時は強くこすらず、洗浄料を十分に流す
- 衣類は通気性と吸湿性を見て選ぶ
制汗剤は汗を抑える目的、デオドラントはにおいを抑える目的で使われ、製品ごとに有効成分が異なります。広い範囲へ何度も重ねると刺激になるため、表示された使い方を守り、赤みやかゆみが出たら使用を止めて皮膚科へ相談してください。
汗の量とワキガは別の悩みとして整理する
汗染みが中心なら多汗、特有のにおいが中心ならワキガと、困り方を分けると相談内容が明確になります。両方が重なる人もおり、汗を減らすことでにおいが広がりにくくなる場合がありますが、アポクリン汗腺の体質を変える作用とは別です。
多汗症は汗の量が生活の負担になる状態
多汗症では、気温や運動だけでは説明しにくい量の汗が出て、着替え、仕事、勉強などに負担が生じます。主にエクリン汗腺から出る汗の問題で、アポクリン汗が材料になるワキガとは分けて考えます。
ただし、わき汗が多いと湿った環境が長く続き、アポクリン汗の成分が皮膚や衣類へ広がりやすい環境です。両方に悩む場合は、汗の量とにおいのどちらが生活をより妨げているかを伝えると、対処の目的が定まりやすくなります。診察時に最初に伝えたい情報です。
生活への負担が続くときは受診も選択肢
においが気になって外出を避ける、仕事や学校で集中しにくい、洗いすぎて皮膚が荒れる状態なら、強さを一人で判断し続けるより受診が役立ちます。皮膚の状態と発汗の様子を確かめることで、ワキガ、多汗、皮膚炎など困りごとの分け方が見えてきます。
- 清潔と乾燥を保っても生活上の負担が続く
- 制汗剤で赤み、かゆみ、痛みが出る
- 片側だけの変化や、しこり、膿を伴う
- においへの不安が強く、確認を繰り返してしまう
受診前にまとめたいのは、気になる時間帯、汗をかく場面、衣類への残り方、使った製品と肌の反応です。客観的な情報がそろうと、本人が感じる負担も含めて相談しやすくなります。
治療は汗とにおいのどちらを抑えたいかで変わる
対処には、皮膚を清潔で乾いた状態に保つ方法から、制汗を目的とした医療まで幅があります。当院では、わき汗を抑える塗り薬とボトックス注射を扱っており、汗の量がにおいを強めている場合に相談できます。
一方、当院では、わきが・多汗症の手術、ミラドライ、イオントフォレーシスを行っていません。診察では、皮膚の炎症や汗の出方、本人が困っている場面を確かめ、扱える方法の範囲と期待できることを説明します。汗を抑える治療は、遺伝子やアポクリン汗腺の体質を変える治療とは目的が異なります。
よくある質問
- ワキガは汗をかく量が多いほど強くなりますか?
-
汗の量とワキガの強さは別の尺度です。多量のエクリン汗は蒸れを作り、においの成分を広げるため、結果として気になりやすくなる場合がありますが、においの材料は主にアポクリン汗腺の分泌物です。
- ワキガは両親から必ず遺伝しますか?
-
ワキガになりやすい体質にはABCC11遺伝子の型が関わりますが、家族と同じ強さでにおうとは限らず、実際に一致しないこともあります。汗腺の働き、常在菌、発汗量、蒸れなども重なることが、同じ家族でも感じ方に幅が出る理由です。
- ワキガは湿った耳垢だけで判断できますか?
-
湿った耳垢はワキガ体質を考える目安のひとつですが、それだけで確定はできず、実際のにおいも判断の対象です。ABCC11遺伝子の型が耳垢とアポクリン汗腺の働きの両方に関係する一方、においには常在菌や蒸れも影響します。
- ワキガは食生活を変えると治りますか?
-
食生活だけで、遺伝的な体質やアポクリン汗腺の働きをなくすことは困難です。動物性脂肪の多い食事だけを原因と決めず、食事と発汗、においの変化を記録し、栄養の偏りを避けることが基本です。
- ワキガが急に強くなったときは受診したほうがよいですか?
-
片側だけ急に変化した場合や、赤み、痛み、しこり、膿を伴う場合は皮膚科へ相談してください。両側の変化でも生活に支障が続くなら、汗とにおいを分けて伝えると困りごとに合う対処を検討しやすくなります。
参考文献
Malik AS, Porter CL, Feldman SR. (2023). Bromhidrosis treatment modalities: A literature review. Journal of the American Academy of Dermatology, 89(1), 81-89. https://doi.org/10.1016/j.jaad.2021.01.030
Toyoda Y, Gomi T, Nakagawa H, Nagakura M, Ishikawa T. (2016). Diagnosis of Human Axillary Osmidrosis by Genotyping of the Human ABCC11 Gene: Clinical Practice and Basic Scientific Evidence. BioMed research international, 2016, 7670483. https://doi.org/10.1155/2016/7670483
Toyoda Y, Takada T, Gomi T, Nakagawa H, Ishikawa T, Suzuki H. (2017). Clinical and Molecular Evidence of ABCC11 Protein Expression in Axillary Apocrine Glands of Patients with Axillary Osmidrosis. International journal of molecular sciences, 18(2). https://doi.org/10.3390/ijms18020417
Semkova K, Gergovska M, Kazandjieva J, Tsankov N. (2015). Hyperhidrosis, bromhidrosis, and chromhidrosis: Fold (intertriginous) dermatoses. Clinics in dermatology, 33(4), 483-91. https://doi.org/10.1016/j.clindermatol.2015.04.013
Zhang L, Cheng J, Wang C, Zhao J, Zhang C, Li H. (2023). Epidemiological analysis of axillary apocrine bromhidrosis in China: a survey from Chinese higher education students. Frontiers in medicine, 10, 1232744. https://doi.org/10.3389/fmed.2023.1232744
Li H, Qin G, Zhang J, Jia X, Ishaq HM, Yang H, Wu S, Xu J. (2022). Axillary fossaa microbial dysbiosis and its relationship with axillary osmidrosis patients. Microbial pathogenesis, 173(Pt A), 105886. https://doi.org/10.1016/j.micpath.2022.105886
Hamada K, Haruyama S, Yamaguchi T, Yamamoto K, Hiromasa K, Yoshioka M, Nishio D, Nakamura M. (2014). What determines human body odour?. Experimental dermatology, 23(5), 316-7. https://doi.org/10.1111/exd.12380
Toyoda Y, Matsuo H, Takada T. (2024). Functional characterization of variants in human ABCC11, an axillary osmidrosis risk factor. Human cell, 37(4), 1070-1079. https://doi.org/10.1007/s13577-024-01074-x
Teerasumran P, Velliou E, Bai S, Cai Q. (2023). Deodorants and antiperspirants: New trends in their active agents and testing methods. International journal of cosmetic science, 45(4), 426-443. https://doi.org/10.1111/ics.12852
Hu Y, Converse C, Lyons MC, Hsu WH. (2018). Neural control of sweat secretion: a review. The British journal of dermatology, 178(6), 1246-1256. https://doi.org/10.1111/bjd.15808




