冷凍凝固は皮膚のできものを凍らせて除去する方法です。皮膚の組織を凍らせることで表面のできものが壊れ、かさぶたになって剥がれ落ちます。ウイルス性イボの治療として有名ですが、ほかにも
- 首イボ(アクロコルドン、スキンタグ)
- 老人性イボ(脂漏性角化症)
などに使われます。週に1回は保険適応で行うことができます。通常複数回の治療が必要になりますので、1週間~2週間おきの治療を行います。
当院ではスプレータイプの冷凍凝固をメインで行います。場所と大きさに寄っては綿棒やピンセットによる冷凍凝固を選択し、それぞれの患者さんに適した治療を行います。
低温やけどのような反応がおきますので血豆や水ぶくれになることがありますが、自然に吸収されてかさぶたのようになり剥がれ落ちるので心配ありません。
ウイルス性イボ以外の場合はラジオ波メスを用いた方が一回の治療できれいに治ることが多いので、当院ではそちらを推奨しています。