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トラネキサム酸 |シミ、肝斑の治療のご相談なら池袋駅前のだ皮膚科へ|シミ、肝斑の原因となるメラニンの蓄積の改善や予防に

治療の特色 /Common diseases

トラネキサム酸

トラネキサム酸はシミの中でも女性ホルモンが関係しているとされる「肝斑」の治療に使う薬剤です。プラスミンという物質のはたらきを抑えることで、シミができる原因のメラニンが皮膚にたまることを防ぎます。

トラネキサム酸は内服薬が「トランシーノ」という名前の市販薬もあり有名で、当院では塗り薬と注射施術としても扱っています。内服薬、外用薬、注射ともにリスク少なく色素沈着を治療できます。

いずれも色素沈着に効果があり、効果の面では内服と注射の方が外用よりも効果が高いことが海外の論文で指摘されています(Konisky H et al. J Cosmetic Dermatol 2023)。注射は内服と違い血栓のリスクの心配がないところが利点で、皮膚に刺す痛みがあるところが弱点です。外用は効果は内服や注射に劣りますが、一番簡便で治療を続けやすいところが利点です。

目次(クリックで開閉)

トラネキサム酸の内服薬

「トランサミン」という名前でもよく知られるトラネキサム酸の内服薬は、2~4ヶ月程度の内服で効果を実感できることがあります。当院での推奨量は250mgを1日2回の500mgです。この用量で色素沈着に効果が出ることが指摘されていますので、高用量での長期内服は副作用が増える観点からも推奨していません。

長期間内服しても副作用がほとんどないとされています。ただし、血栓をわずかながらできやすくする可能性は指摘されていますので、喫煙やピル内服中の際は通常内服を控えます。

ある程度の効果が出るまでは長期の内服が可能です。

メラニンが作られるのを防ぐハイドロキノンやアゼライン酸、メラニンを外に排出するトレチノインといった塗り薬と併用することでさらに肝斑に対する効果が上がります。

トラネキサム酸の外用薬

当院では2%のトラネキサム酸ローションを販売しています。透明で化粧水のようなさらっとしたタイプで、化粧水がわりにも使えます。内服薬と併用するとさらに効果を期待できますし、単独での使用も可能です。

ハイドロキノンのように休薬期間が必要なく、トレチノインのように刺激感を感じることも稀ですので、色素沈着に使いやすい外用薬になっています。

トラネキサム酸の局所注射

トラネキサム酸を皮膚の局所に注射することで、肝斑や色素沈着を改善させます。1センチ程度の間隔で、皮膚の色素沈着が気になる部位に細い針を使って細かく打っていきます。痛み以外に大きなリスクがないのが利点です。2-4週に1回で最低3回、理想的には5回程度の治療を推奨しています。

料金

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

自由診療
トラネキサム酸(内服薬)
※用量によるため医師にお尋ねください
月1000円(税込)程度
トラネキサム酸(外用薬)30グラム 3,300円(税込)
トラネキサム酸(局所注射)頬 1回 33,000円(税込)
トラネキサム酸(局所注射)全顔 1回 55,000円(税込)
トレチノイン 5g 3,300円(税込)
ハイドロキノン 5g 1,980円(税込)
アゼライン酸 15g 1,980円(税込)

副作用・注意事項など

禁忌

ハイドロキノン

  • 過去に過敏性症状があらわれた方

副作用

  • 「トラネキサム酸(内服薬)」:血栓、発疹
  • 「トラネキサム酸(内服薬)」:血栓、発疹
  • 「トラネキサム酸(局所注射)」:痛み、赤み、内出血
  • 「ハイドロキノン」:赤み、かゆみ、色素脱失、色素沈着など
  • 「アゼライン酸」:赤み、かゆみ、刺激感など
  • 「トレチノイン」:赤み、かゆみ、落屑、刺激感など

注意事項

ハイドロキノン

  • 治療中は日焼け止めクリームを使うなど日焼け対策をしてください。
  • 紫外線の影響を受けやすい薬のため、6か月使用したときには休薬をします。

  • 傷や腫れ、湿疹、かぶれ等の異常がある部位には使用しないでください。
  • 使用中や使用した肌に日光が当たることで赤み、腫れ、かゆみ、刺激などがあらわれるかもしれません。このような症状があらわれたときには、使用を中止して医師にご相談ください。
  • もし目に入った場合はすぐに水またはぬるま湯で洗い流してください。異常が残る場合は眼科医にご相談ください。

トレチノイン

  • 使用後約2週間で肌に赤みやガサガサがあらわれるかもしれません。さらに使用を続けて2週間後を目安に少しずつ症状がおさまります。
  • 体質によっては赤みやガサガサの強い症状があらわれることもあります。症状によって使用する回数や頻度を減らす、使用を中止するなどの対応が必要なため医師までご相談ください。
  • 体質によっては肌に赤みが残るかもしれません。
  • 治療中は日焼け止めクリームを使うなど日焼け対策をしてください。

トラネキサム酸について

  • 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
    本治療で使用するトラネキサム酸は、医薬品医療機器等法上において国内で承認されていません。
  • 入手経路等
    国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。
  • 国内の承認医薬品等の有無
    国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。
  • 諸外国における安全性などに係る情報
    重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。

ハイドロキノンについて

  • 未承認医薬品等
    ハイドロキノンは、医薬品医療機器等法上において国内で承認されていません。
  • 入手経路等
    国内の医薬品卸業者から購入しています。
  • 国内の承認医薬品等の有無
    同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
  • 諸外国における安全性などに係る情報
    重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。

アゼライン酸について

  • 未承認医薬品等
    アゼライン酸は、医薬品医療機器等法上において国内で承認されていません。
  • 入手経路等
    アゼライン酸は国内の医薬品卸業者より購入しています。
  • 国内の承認医薬品等の有無
    国内で同程度の効能・効果で承認されている国内承認医薬品薬剤はありません。
  • 諸外国における安全性などに係る情報
    アゼライン酸は米国のFDA(食品医薬品局)など諸外国で承認されています。

トレチノインについて

  • 未承認医薬品等
    トレチノインは、医薬品医療機器等法上において国内で承認されていません。
  • 入手経路等
    国内の医薬品卸業者より購入しています。
  • 国内の承認医薬品等の有無
    国内で同程度の効能・効果で承認されている国内承認医薬品薬剤はありません。
  • 諸外国における安全性などに係る情報
    アゼライン酸は米国のFDA(食品医薬品局)など諸外国で承認されています。

個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報はリスクが潜む個人輸入 | あやしいヤクブツ連絡ネットをご覧ください。

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共和ビル3階B

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