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乾癬(かんせん)の治療なら池袋駅前のだ皮膚科へ|頭皮、肘や膝の表側にできやすく、がさがさした赤い慢性的な皮膚疾患の症状と治療について

よくみる病気 /Common diseases

乾癬(かんせん)

東大病院で勤務していたときには乾癬外来を担当し、乾癬の患者さんに最新の注射薬をはじめとして紫外線治療、飲み薬と塗り薬を組み合わせて、軽症から重症まで様々な程度の乾癬の患者さんを治療していました。当院でも半身に広く紫外線を当てられる「ナローバンドUVB」、一部だけの乾癬の症状に対する「エキシマレーザー」の両者を組み合わせて専門的な保険診療を行います。2016年に発売されたばかりの最新の内服薬「オテズラ」も長期処方できるようになりましたので、患者さんの通いやすい池袋の立地で乾癬の患者さんに適切な保険診療を提供することができると自負しています。最重症の乾癬患者さんは適切に大学病院へ紹介し、注射による治療を検討してもらいます。

アメリカ留学中には乾癬とアトピー性皮膚炎の違いを研究していましたので、乾癬の専門家として2017年の第32回日本乾癬学会学術大会ではパネリストとして登壇しています。

http://jspr32.jp/program.html

乾癬の病状についてはAll Aboutにも寄稿しましたので、参考にしてください。

https://allabout.co.jp/gm/gc/456042/

乾癬は、皮膚が赤くなりがさがさする病気としてはアトピー性皮膚炎の次に多いものです。湿疹やアトピー性皮膚炎と区別がつきにくい場合もあるのですが、頭皮、肘や膝の表側にできやすく、がさがさした赤い部分と周りの境界がはっきりしています。顔、首や肘や膝の裏側にできやすく、また周りとの境界がはっきりしないことも多いアトピー性皮膚炎とは対照的です。

かゆみはあることもないこともあります。

アトピー性皮膚炎は子どもの頃から始まることが多いですが、乾癬は大人になってから出現することが多いです。

目次(クリックで開閉)
01

乾癬の治療

乾癬の治療にはまずぬり薬を使います。ビタミンDのぬり薬(オキサロール、ドボネックス、ボンアルファハイ)もしくはステロイドのぬり薬(デルモベート、アンテベート、フルメタなど)です。どちらが効くかは患者さんによって違いますが、長い間使うのであればビタミンDの方が、副作用が毎日使っても出にくい分使いやすいです。強いステロイドのぬり薬は効き目が高いので、悪化した時に使うことが多いです。

このビタミンDとステロイドの混ざったぬり薬である「ドボベット、マーデュオックス」も発売されています。1日1回塗るだけでビタミンDとステロイドの塗り薬両方の効果が期待できるので、それぞれ別に塗るよりも塗りやすく、効果が上がりやすいです。

02

乾癬の紫外線療法

ぬり薬が治療の基本になるのですが、範囲が広い場合、ぬり薬で効果が充分でない時には紫外線を当てて治療します。ナローバンドUVB、エキシマレーザーといった紫外線を当てる装置を使います。回数を重ねればほぼ確実に効果が出て、がさがさが減り、赤みが落ち着いていきます。最低で週1回、できれば週に2回通って紫外線を当てると効果が出やすいです。保険適応で治療できるすぐれた方法です。

03

乾癬の飲み薬

「チガソン」、「ネオーラル」、「オテズラ」といった以前から使われてきた飲み薬に加えて、「ソーティクツ」という新しい治療薬が使えるようになりました。塗り薬や紫外線で治りにくい場合に使用を検討します。事前に検査が必要なことがありますので、内服薬を処方する場合は大学病院などと連携して治療します。

04

乾癬の注射薬

2010年以降に使われるようになった新しいタイプの薬で、「レミケード」、「ヒュミラ」、「ステラーラ」 、「コセンティクス」、「ルミセフ」、「トルツ」と多くの注射薬が発売されています。これからも数は増える予定です。特定の乾癬の原因物質を抑えることで効果を発揮するため、効果は高く、副作用は少ないです。定期的にレントゲンや採血を行わなければならないため、ほとんどの皮膚科クリニックでは現在使われておらず、大きな病院を定期的に受診しなければならない点が難点です。重症の乾癬の場合は当院から東京大学医学部附属病院、帝京大学医学部附属病院、日本大学医学部附属板橋病院に紹介し、これらの注射薬を検討してもらいます。

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