
これは体の中からできるタイプのイボで、うつりはしないので見た目以外には問題は起きませんが、見た目に目立つのでとりたいという患者さんの気持ちは強いです。特に数が多い場合にはラジオ波メスで浅く削ってとるときれいに仕上がります。数が少ない場合にはハサミでの切除、液体窒素での治療も行います。
首に2mm程度の小型の肌色や茶色のポツポツが30代を過ぎる頃から増えてきます。首以外にも、まぶた、わきといった体のやわらかいところにできます。体質的にできやすい方、できにくい方がいます。
1つ、2つある程度の方もいれば首に40個、など多発している人もいます。体の中からできるタイプのイボで、うつりはしないので見た目以外には問題は起きませんが、見た目に目立つのでとりたいという患者さんの気持ちは強いです。除去しても年齢とともに新しい首イボが増えていきます。
通常は皮膚の見た目で診断をつけます。小型のウイルス性のイボや老人性イボ(脂漏性角化症)と区別が難しいことがあります。
ラジオ波メス、もしくははさみを使って除去するときれいにとれます。液体窒素を何回か凍らせて除去することもできますが、軽いやけどの反応を起こすために黒い色が数ヶ月残ってしまうことが多いです。