「鼻の毛穴を引き締めたい」「毛穴の黒ずみをきれいにしたい」などのお悩みを抱えていませんか。鼻の毛穴がポツポツと黒く目立っている状態は、いちご鼻と呼ばれ、顔まわりの悩みのひとつとなっています。
今回は、いちご鼻の原因や小鼻の毛穴や黒ずみ、鼻の悩み全般の改善方法などをご説明します。
いちご鼻の原因
いちご鼻とは、鼻の毛穴が黒く目立ち、いちごのように見える状態のことを指します。いちご鼻には、以下のように角栓タイプとメラニンタイプの2種類があります。
角栓タイプ
古い角質や皮脂が酸化し、毛穴に詰まることで生じることがあります。皮脂分泌が過剰になっていることが主な原因と考えられています。肌のベタつき・テカリがある、小鼻や顎などの肌のザラつきが気になるなどが特徴です。
メラニンタイプ
毛穴の入り口で色素沈着を起こして生じることがあります。過剰にメラニンが生成されることで起こると考えられています。角栓を除去しても毛穴の黒ずみが消えない、肌のザラつきが気にならないなどが特徴です。
いちご鼻を改善する方法
洗顔、クレンジング
古い角質や皮脂を洗顔で洗い流します。洗顔料は、防腐剤や香料、合成界面活性剤などの添加物が含まれていないタイプ、クレンジングは合成界面活性剤が含まれていないタイプが存在します。
肌にできるだけ負担をかけないために、成分をよく確認してから購入するとよいでしょう。洗顔やクレンジングは、正しい方法で丁寧に行ってください。
- よく手を洗い、清潔な状態にします。
- 丁寧にクレンジングした後は、ぬるま湯でしっかりすすぎます。
- 洗顔ネットなどで泡立てた泡を肌にのせ、皮脂の多いTゾーンなどから優しく洗います。
- ぬるま湯でしっかり洗い流します。洗い残しはいちご鼻悪化や肌荒れにつながります。
- 清潔なタオルで水分をふき取ります。
生活習慣の改善
普段から炭水化物を多く摂取する場合や、スナック菓子などの糖分や脂質が多い食べ物を好んで食べる場合は皮脂分泌が過剰になり、いちご鼻の悪化につながる可能性があります。
特に肌や粘膜の健康をサポートするビタミンA、糖質や脂質の代謝に関与しているビタミンB群などを多く含む食品を摂るとよいでしょう。
- ビタミンAを多く含む食品…うなぎ、レバー、卵黄など
- ビタミンB群を多く含む食品…ほうれん草、きのこ類、豚肉、魚卵など
また、ホルモンバランスによっても、いちご鼻が悪化する可能性があります。閉経が近づいてホルモンバランスが崩れると、ターンオーバーが低下すると考えられています。十分な睡眠時間をとる、趣味の時間を作るなど、ストレスを解消できる環境づくりが大切です。
鼻の悩みと美容皮膚科での治療法
当院では、鼻全般の悩みについて、以下の治療を行っています。治療の経過や効果には、個人差があります。
鼻の赤み(小鼻の赤み)
Vビームは赤みを治療するダイレーザーのひとつで、ヘモグロビンに反応して血管の破壊や収縮をすることで赤みを改善します。
ダウンタイムとして、肌の赤みや腫れなどが1〜5日程度生じることがあります。反応が強いと紫斑が出現することがありますが、通常は紫斑がでない出力で治療を行います。
紫斑が出現した場合は1~2週間程度続きます。洗顔・メイク・入浴は当日から可能です。
Vビームで鼻の赤みを治療した症例

| 治療内容 | 長年の鼻の赤みでお悩みだった当院の患者様、10回の2年かけたVビーム治療でここまで改善しました。もう赤みはうっすらとしていてほぼ気にならないレベルです。 |
| 治療期間・回数 | 約2年・10回 |
| 費用(税込) | Vビーム 鼻 11,000円×10回 総額 110,000円 |
| リスク・副作用 | 赤み、腫れ、紫斑など |
| 担当医師コメント | この鼻の赤みはいわゆる酒さの赤みで、チリチリとした毛細血管拡張というよりもボワッと全体的に赤いタイプ。 |
鼻や頬の赤みには
- チリチリと目で見て毛細血管の開きが見えるタイプ
- 毛細血管はあまり見えないが全体的に赤いタイプ
がありますがどちらもVビームで治療可能です。
予約なし受診当日のレーザー治療を承っています。お悩みの際はご相談ください。鼻だけであれば1回11,000円でVビーム治療が可能です。
鼻の毛穴・黒ずみ
当院では、ダーマペン、イソトレチノイン内服、トレチノイン外用による治療を行っています。
ダーマペン
ダーマペンは、皮膚に目には見えないくらいの小さな穴をあけ、自然治癒力によって皮膚を再生させる治療法です。
鼻の毛穴・黒ずみにはCLRローションという角栓を溶かす薬液を組み合わせることで、より効果が期待できます。また鼻の毛穴・黒ずみのほか、小じわ、ニキビ跡、色素沈着など肌質改善全般に効果が期待できます。
ダウンタイムとして、針による内出血での肌の赤みが生じることがあります。針の深さにより赤みの出る日数は変わり、通常2−5日で治まります。
施術当日の日焼け止めは控え、帽子やサングラスなどを活用しましょう。メイクは施術24時間後から可能です。
CLRローション併用のダーマペンで鼻の毛穴の黒ずみを治療した症例

| 治療内容 | 写真は鼻の毛穴や黒ずみでお悩みだった当院の患者様、月1で3回ダーマペンによる治療を行い、ここまでキレイになりました。黒ずみや角栓は消えて、毛穴も目立ちにくくなっています。 |
| 治療期間・回数 | 約3か月・3回 |
| 費用(税込) | ダーマペン4 鼻(CLRローション) 22,000円×3回 総額 66,000円 |
| リスク・副作用 | 痛み、出血、色素沈着、ほてり、赤み、内出血など |
ダーマペン単独ではここまで鼻の毛穴や黒ずみ治療はうまくいきませんので、CLRローションというピーリング作用のある角栓を溶かす薬剤を同時に使うと効果的。CLRローションにはサリチル酸などピーリング作用の強い成分が入っています。毛穴治療に特化したダーマペン4の販売元から発売されているオフィシャルの薬剤です。
CLRローションによるダーマペン治療は鼻の場合1回22,000円で、顔全体だと38,500円。1回で治療効果を実感できることもあり、3回前後の施術で写真のような改善が期待できます。毛穴でお悩みの際はご相談ください。
イソトレチノイン内服
ビタミンA誘導体の経口薬で、重度のニキビ治療薬です。海外では塗り薬や抗生剤内服で治療しきれなかった場合の第一選択薬として知られていますが、日本では保険適用外です。
皮脂の分泌を抑えて、毛穴の角化の異常を是正するため、ニキビだけでなく毛穴の開きや黒ずみも同時に改善が期待できます。
副作用として、妊娠中の胎児奇形、皮膚の乾燥感、頭痛、筋肉痛、肝機能異常などが生じることがあります。
トレチノイン外用
表皮のターンオーバーを促進し、古い角化細胞を生まれ変わらせるはたらきがあります。透明感のある肌に導きます。
ダーマペンやイソトレチノイン内服ほど強い効果は実感しにくいですが、毎日外用することで毛穴の改善を望めます。副作用として、レチノイド皮膚炎(肌の赤みやかゆみ、乾燥感)を生じることがあります。
鼻のニキビ跡
ニキビ跡には、赤み・色素沈着・盛り上がり・へこみの4種類があり、最も治療が難しいのが、へこみの治療です。当院の鼻のニキビ跡については、ダーマペン、TCAクロス、サブシジョンという治療を患者さんの肌の状態に応じて行っています。
ダーマペン
鼻の毛穴・黒ずみの治療法と同様、皮膚に微細な穴をあけ、皮膚の再生を促します。
ダウンタイムとして、針による内出血での肌の赤みが生じることがあります。針の深さにより赤みの出る日数は変わり、通常2−5日で治まります。
施術当日の日焼け止めは控え、帽子やサングラスなどを活用しましょう。メイクは施術24時間後から可能です。
TCAクロス
へこみのあるニキビ跡の治療で、高濃度のトリクロロ酢酸の塗布を行います。ダウンタイムとして、施術直後にひりひり感があります。
赤みは1-3ヶ月程度で肌質により赤みの持続期間は異なり、2割程度の患者様で色素沈着を生じることがあります。施術後は紫外線対策を十分に行いましょう。
サブシジョン
深いニキビ跡の治療です。ダウンタイムとして、内出血、肌の赤みや腫れを生じることがありますが、通常1~2週間程度で軽快します。施術当日から洗顔、シャワーが可能で、翌日からはメイクが可能です。
鼻のしみ、そばかす
ピコレーザーで、ピコ秒という非常に短い時間でメラニンを破壊します。ダウンタイムとして、炎症後色素沈着、肌の赤みやかゆみなどを生じることがあります。
施術当日から洗顔・入浴が可能です。妊娠中は治療をお控えください。
ピコシュアで鼻のシミを治療した症例(30代女性)

| 治療内容 | 写真は当院の30代女性の患者様。1回のピコシュアによるシミ取りレーザー治療で細かいシミやくすみがきれいになくなっています。わずか2週間後の経過。シミは消えているのでアフターケアはなし。一回のレーザーでシミ治療終了になりました。 |
| 治療期間・回数 | 1回(治療から2週間後の写真) |
| 費用(税込) | ピコシュア 1cmまで 14,300円 (シミの大きさで変わります) |
| リスク・副作用 | 炎症後色素沈着、赤み、かゆみなど |
料金
当院における施術料金は、以下の通りです。
Vビーム
| 鼻 | 11,000円(税込) |
ダーマペン
| 全顔(BENEV、CLRローション) | 38,500円(税込) |
| 鼻(CLRローション) | 22,000円(税込) |
イソトレチノイン内服
| イソトレチノイン(イソトロ、20mg/日)30日分 | 16,500円(税込) |
トレチノイン外用
| トレチノイン (荒れにくいナノ粒子、5g) | 3,300円(税込) |
TCAクロス
| トリクロロ酢酸 TCAクロス 20箇所まで | 22,000円(税込) |
サブシジョン
| サブシジョン(2x2cm) | 22,000円(税込) |
| サブシジョンにヒアルロン酸追加(2x2cmあたり) | 22,000円(税込) |
ピコレーザー
| 1cmまで | 14,300円(税込) |
| 1.5cmまで | 21,450円(税込) |
| 2cmまで | 28,600円(税込) |
| 2cm以上は1cmごとに | 14,300円(税込)追加 |
鼻は顔のパーツの中でも目立ちやすいため、毛穴や黒ずみ、ニキビ跡などの悩みが尽きないかもしれません。
当院では患者さんのお肌の状態に応じて、一人ひとりに合った治療法をご提案いたします。気になる症状のある方は、お気軽に当院へご相談ください。
未承認医薬品等の表示
Vビームについて
- 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
- Vビーム2は医薬品医療機器等法において、皮膚良性血管病変治療について承認されていますが、その他の目的の使用については国内で承認されていません。
- 入手経路等
- 国内の医薬品卸業者より国内の承認機器を仕入れています。個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報はこちらをご確認ください。
- 国内の承認医薬品の有無
- 国内で同程度の効能・効果で承認されている承認医薬品等はありません。
- 諸外国における安全性などに係る情報
- 米国FDAにて承認されています。
- 医薬品副作用被害救済制度について
- 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
ダーマペン4について
- 未承認医薬品等
- ダーマペン4は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
- 入手経路等
- 当院医師の判断の元、オーストラリアのDermapenWorld社より個人輸入しています。
- 国内の承認機器の有無
- 同一の成分や性能を有する他の国内承認機器等はありません。
- 諸外国における安全性などに係る情報
- 諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません。
CLRローションについて
- 未承認医薬品等
- CLRローションは、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
- 入手経路等
- オーストラリアのDermapenWorld社より個人輸入しています。
- 国内の承認機器の有無
- 国内で同程度の効能・効果で承認されている承認医薬品等はありません。
- 諸外国における安全性等に係る情報
- 諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません。
イソトレチノインについて
- 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
- イソトレチノインは、医薬品医療機器等法上において国内で承認されていません。
- 入手経路等
- インドのCipla社から個人輸入しています。
個人輸入された医薬品等の使用リスクに関する情報はこちらのページ、
イソトレチノインの個人輸入についての厚生労働省の注意喚起はこちらのページをご確認ください。 - 国内の承認医薬品の有無
- 国内で同程度の効能・効果で承認されている国内承認医薬品薬剤はありません。
- 諸外国における安全性などに係る情報
- 米国のFDA(食品医薬品局)など諸外国で承認されています。胎児の催奇形性、鬱、精神病などの精神疾患の副作用も報告されています。
- 医薬品副作用被害救済制度について
- 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
トレチノインについて
- 未承認医薬品等
- トレチノインは、医薬品医療機器等法上において国内で承認されていません。
- 入手経路等
- 国内の医薬品卸業者より購入しています。
- 国内の承認医薬品等の有無
- 国内で同程度の効能・効果で承認されている国内承認医薬品薬剤はありません。
- 諸外国における安全性などに係る情報
- 重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
TCAクロスについて
- 未承認医薬品等
- TCAクロスは医薬品医療機器等法上、承認されていない医薬品です。
- 入手経路等
- 国内メーカーからトリクロロ酢酸溶液を購入しています。
- 国内の承認医薬品等の有無
- 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
- 諸外国における安全性などに係る情報
- 重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
サブシジョンについて
- 未承認医薬品等
- サブシジョンのカニューレは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
- 入手経路等
- 韓国のACE MEDICAL社から個人輸入しています。
- 国内の承認機器の有無
- 同一の成分や性能を有する他の国内承認機器等はありません。
- 諸外国における安全性などに係る情報
- 重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
ヒアルロン酸について
- 未承認医薬品等
- ヒアルロン酸は医薬品医療機器等法上、国内で承認されていません。
- 入手経路
- 国内のAbbvie社から入手、または韓国のHugel社から個人輸入しています。
- 国内の承認機器の有無
- 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
- 諸外国における安全性等に係る情報
- 諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません。
ピコシュアについて
- 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
- ピコシュアは医薬品医療機器等法において、太田母斑、異所性蒙古班の治療について承認されていますが、その他の治療については国内で承認されていません。
- 入手経路等
- 国内の医薬品卸業者より国内の承認機器を仕入れています。
- 国内の承認機器の有無
- 同一の成分や性能を有する他の国内承認機器等はありません。
- 諸外国における安全性などに係る情報
- 米国FDAにて色素性病変(シミ・肝斑等)・しわ・にきび跡に関する承認を受けています。



