ほうれい線のシワや頬コケに効果的なレ二スナとヒアルロン酸の違いを解説!

「ほうれい線が気になる」「頬の凹みをふっくらさせたい」というお悩みはありませんか。

主に加齢によってシワや頬のコケは生じやすく、年齢を感じさせやすいといわれています。

今回は、シワや頬コケの原因、シワや頬コケに効果的とされる「レニスナ」や「ヒアルロン酸注入」の特徴や違い、副作用や注意点などをご説明します。

シワや頬コケの原因とは?

シワや頬コケが起きる原因として、主に以下のような加齢による変化が考えられます。

皮下脂肪の減少

加齢により、皮下脂肪が下に垂れることや減少する場合があります。皮下脂肪の下垂や減少により、頬のふくらみが少なくなり、頬コケにつながることがあります。

骨密度の変化

加齢によって骨が吸収され、顔の骨も萎縮していきます。こめかみの骨や目のまわりの骨が広がる場合や頬の骨の凹みにつながります。

コラーゲンやエラスチンの減少

加齢や紫外線の影響などによって真皮層にあるコラーゲンやエラスチンが減少すると、頬のハリが失われ、シワや頬コケにつながる可能性があります。

筋力低下

腕や足、背中など、他の部位と同様に顔の筋肉も低下します。表情筋なども加齢によって衰え、筋肉の上層にある皮膚や脂肪などもたるみ、シワや頬コケにつながります。

ほうれい線やゴルゴライン(顔の目の下から頬にかけてできる線)などのシワ、頬コケなどは、レニスナやヒアルロン酸注入によって改善することが可能です。次項から、レニスナとヒアルロン酸の特徴、副作用などをご紹介していきます。

レ二スナの特徴

レニスナは、ポリ乳酸(PDLLA)を主成分とした薬剤です。ジュベルック(Juvelook)も同じポリ乳酸を主成分としていますが、ジュベルックと比較して粒子が大きく、線維芽細胞からコラーゲン生成を促進しやすいため、注入部にボリューム感を与えることが特徴です。このことから、「ジュベルックボリューム」としても知られています。

注入後、1~2年後に水と二酸化炭素に分解されるため、体内へ悪影響を与える可能性が低い薬剤です。コラーゲンの生成を促進することにより、ほうれい線やゴルゴラインなど、顔の深いシワに効果的です。

4週間の間隔をあけて3回の施術後、半年から1年に1回程度の施術を繰り返すことによって、期待した効果を長期間保ちやすくなります。効果のピークを実感できるのは、施術後3~6ヶ月後になります。

ヒアルロン酸の特徴

ヒアルロン酸とは

もともと体内に存在している成分のひとつで、皮膚内では肌にハリやうるおいを与える役割を担っています。肌に存在するコラーゲンと、コラーゲンを結合しているエラスチン、その2つのすき間を埋めるように存在しているのがヒアルロン酸です。肌にうるおいやハリを与え、肌の乾燥も防ぎます。

体内にあるヒアルロン酸の約半分は皮膚に集まっているといわれています。ヒアルロン酸は20代をピークに減少していくとされ、肌の保水力が低下していくと考えられています。

施術に使う架橋ヒアルロン酸とは

施術で使うヒアルロン酸は架橋ヒアルロン酸と呼ばれ、体内に長くとどまるタイプです。ヒアルロン酸自体のボリュームでほうれい線や頬こけを改善するため、即効性があります。1年ほどかけて少しずつ体内へ吸収されるため、1年に1回程度の施術を推奨しています。

当院の治療の特徴

あごやほうれい線の基部など深い場所に注入する場合には硬いヒアルロン酸を、ほほこけやマリオネットラインなど比較的浅い場所に注入する場合には柔らかいヒアルロン酸を、と使い分けています。

当院ではアラガン社の製品を硬い順にボリューマ、ボリフト、ボルベラ、ボライトと4種類扱っています。また、ガルデルマ社のレスチレンやレスチレンリフト、Hugel社のバイリズンも取り扱っています。

レ二スナとヒアルロン酸の違いを比較

レ二スナとヒアルロン酸による症状、効果の持続時間、施術回数、注入後の特徴の違いを表にまとめました。施術を選ぶ際に参考にし、迷う場合は医師にご相談ください。

レニスナヒアルロン酸
症状ほうれい線、頬のコケ、マリオネットライン、こめかみ、ひたい、全体的なたるみ改善ほうれい線、頬のコケ、目の下のクマ、マリオネットライン、唇のボリューム感、こめかみ、ひたい
効果の持続時間約2年1年程度で体内に吸収される
施術回数最初に月1回で3回を推奨。その後は1年に1回程度最初に1回。その後は1年に1回程度
注入後の特徴即時の効果を実感しにくいが、時間経過とともに期待した効果を実感しやすい。一度効果が出ると長期効果が持続しやすい。ボリュームだけでなく、肌のハリ、くすみ、赤みにも効果が出ることあり。多めの量を使用すると全体的なリフトアップ効果も期待できる即効性が期待できる。1年程度で吸収されて効果が少なくなる。

レ二スナとヒアルロン酸の使い分け

持続期間の長い施術が希望の場合にはレニスナがおすすめ

ヒアルロン酸とは異なり皮膚表面にも肌のハリ、小じわや毛穴の改善、色素沈着改善などのジュベルックと同様の効果がでることです。ほほに量を多く使うことで、頬こけが改善するだけではなく、コラーゲンやエラスチンを皮膚に作らせることで肌のハリが出て、リフトアップの効果もあります。

ほうれい線に直接レニスナを注入することで改善できますし、頬に注入してリフトアップを実現し、ほうれい線に直接注入しなくてもほうれい線のしわが目立たなくなることがあります。
※こちらは後ほど症例でも実例をお見せしています。

頬こけやほうれい線を改善するだけでなく、トータルでのリジュベネーション効果を期待したい場合にはレニスナを多めの量で注入するのがおすすめです。

レニスナには即効性がないため、即時効果を出したい場合にはヒアルロン酸での施術が推奨です。逆に、ゆっくりでもいいので持続期間の長い施術が希望の場合にはレニスナが推奨になります。

即時効果を出したい方はヒアルロン酸がおすすめ

ヒアルロン酸の製剤にはさまざまな種類があり、使用する部位や製剤の硬さが異なります。一般的に、硬いヒアルロン酸製剤は、額や顎、ほうれい線基部などに使用され、柔らかいヒアルロン酸製剤は目の下や頬、ほうれい線の浅い層、マリオネットラインなどに使用されています。

ヒアルロン酸はシワで凹んでいる部分に注入してボリュームを補い、周囲の組織との差をなだらかにします。

一方、レニスナは患者さま自身のコラーゲン生成を促進するため、内側から皮膚を持ち上げます。レニスナは広い範囲で改善を望む場合に適していて、ヒアルロン酸は気になっている狭い範囲を治療することも可能です。

ほうれい線を目立たなくしたい場合はどちらが良い?

ほうれい線については、レニスナやヒアルロン酸でボリュームを補い、同時にデンシティで高周波の引き締めを行えばより改善が望めます。また、レニスナを使用する場合、ほうれい線に直接注入せずに、量を多めにこめかみや頬に注入し、全体的なリフトアップを行うことでほうれい線を目立たなくする方法もあります。

ヒアルロン酸は注入し過ぎた場合、不自然なハリや盛り上がりが出ることがあります。注入すればするほど綺麗に仕上がるというわけではないため、適切な部位に適量を注入することが必要です。そのためには、患者さまの理想の状態を医師と相談のうえ、医師の診断に基づいた適切な選択が大切となります。

どちらの施術が良いか迷っている場合は医師にご相談ください。

レニスナが向いている方

  • 効果が出るのがゆっくりでも長期効果が持続する施術を希望
  • ほうれい線やマリオネットラインが気になる
  • おでこ、こめかみ、頬などにボリューム感をもたせたい
  • ゴルゴラインが気になる
  • 頬のコケ、首のシワが気になる
  • 肌にハリやツヤを改善したい
  • 肌のハリやボリュームと同時にくすみや赤みによる色ムラが気になる
  • レーザー治療などの施術で期待した効果を実感できない
  • 自然な仕上がりにしたい

ヒアルロン酸が向いている方

  • 1回ですぐに効果を出したい
  • 頬コケを改善したい
  • ほうれい線やマリオネットラインが気になる
  • 目の下のクマが気になる
  • フェイスラインを整えたい
  • 唇にボリューム感を出したい
  • 初めて注入治療を検討している
  • 施術時間やダウンタイムが短い治療をしたい

実際の事例

以下は、当院で施術した症例です。

レニスナ

頬のボリューム低下や目の下のくまにレニスナ・ジュベルックで施術した症例

頬のこけや目の下のくぼみが気になってきたと受診された当院の60代女性の患者様。レニスナ注入をこめかみと頬、ジュベルック注入を目の下に1ヶ月間隔で3回行い、1ヶ月後の写真。

  • 目の下のくま
  • 頬こけ
  • 全体的なくすみや赤み
  • 肌のハリ

いずれも大きく改善して、見た目が若くなっています。

治療内容レニスナとジュベルック注入を1ヶ月間隔で3回行い、1ヶ月後の写真
費用レニスナ こめかみと頬 4ccずつを3回 77,000円x2を3回ジュベルック 目の下 35000円を3回
リスク・副作用内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結、塞栓
院長コメントほうれい線には直接レニスナを注入していませんが、頬の広範囲に注入したことで、リフトアップの効果が出て、ほうれい線が浅くなっています。多めの量のレニスナを広範囲に使用することで、リフトアップ効果が期待できます。
レニスナやジュベルックはボリュームアップや肌のハリの改善がメインにはなりますが、くすみや赤みが改善する場合もあります。Vビームやピコレーザーはこの症例では使用していません。過去に、ジュベルックを水光注射で注入し、肌の質感やシワだけでなく、色素沈着や赤みが改善したという、この症例と類似の報告があります(Seo SB et al. J Cosmet Dermatol. 2024)。

ほうれい線のお悩みにレニスナで施術した症例1

ほうれい線が気になってきたと受診された当院の30代女性の患者様。レニスナ注入をほうれい線に1回行い、3ヶ月後の写真です。

治療内容レニスナ1ccずつを左右のほうれい線基部から口角外側までカニューレという鈍く長い針を使って注入。
治療期間・回数約3ヶ月・1回
費用レニスナは公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。
レニスナ1箇所2cc 55,000円(税込)
リスク・副作用内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結、塞栓
担当医師コメント鼻の下から口元までほうれい線が自然に浅くなっています。ボリュームだけでなく、口元では刻まれたシワも目立たなくなっています。

ほうれい線のお悩みにレニスナで施術した症例2

治療内容ほうれい線が気になってきたと受診された当院の40代女性の患者様。レニスナ注入をほうれい線に2回行い、1ヶ月後の写真です。鼻の下から口元までほうれい線が自然に浅くなっています。ほうれい線の鼻下から口元まで、カニューレという鈍く長い針を使って注入しています。
治療期間・回数約2か月・2回
費用レニスナは公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。レニスナ(ジュベルックボリューム)1部位 2cc  55,000円(税込)左右のほうれい線に1ccずつを2回でトータル110,000円(税込)
リスク・副作用内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結など
担当医師コメントレニスナは通常1ヶ月に1回程度で3回の注入が推奨ですが、今回のように2回の注入で十分な効果を実感できることもあります。ヒアルロン酸注入のような即効性には欠けますが、より自然な仕上がりになりやすいです。

ほうれい線のお悩みにレニスナで施術した症例3

治療内容他院にてヒアルロン酸の注入を2回受けたけれど、まだほうれい線が気になっていると当院を受診された30代の患者様です。ヒアルロン酸注入後は数か月で効果を実感しにくくなるため、ヒアルロン酸以外の施術を希望されました。レニスナでほうれい線にアプローチした結果、写真(上)の施術前に比べて、施術1か月後の写真(下)では、ほうれい線が目立ちにくくなりました。
治療期間・回数約1か月・1回
費用レニスナは公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。・レニスナ(ジュベルックボリューム)1部位 2cc 55,000円(税込)
リスク・副作用内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結など
担当医師コメントほうれい線の治療としてはヒアルロン酸注入の方が即時的な効果を実感しやすくなります。ただしヒアルロン酸の場合は6か月~1年で体内に吸収されるため、持続的な効果は実感しにくくなります。そのためヒアルロン酸だけで効果を持続させようとしたときには、定期的なメンテナンスが必要です。
この患者様のようにヒアルロン酸よりも持続期間の長い施術を希望しているときには、レニスナの施術が向いています。この患者様の場合は1回の施術で期待した効果を実感できましたが、1か月おきに3回の施術を繰り返し受けるようにすると、さらに期待した効果を実感しやすくなります。

ほほこけのお悩みにレニスナで施術した症例

治療内容頬のこけが気になっていた当院の20代男性の患者様。レニスナ注入を頬に3回行い、1ヶ月後の写真です。ほほが全体的にふっくらしてフェイスラインが凹から凸になり、特に左ほほ輪郭のラインに丸みが出て、右に張り出していたエラがわからなくなっています。もともと20代で若い患者様ですが、見た目の年齢がさらに若くなっています。
治療期間・回数約3か月・3回
費用レニスナは公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。レニスナ(ジュベルックボリューム)1部位 4cc  77,000円(税込)を3回
リスク・副作用内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結など
担当医師コメントヒアルロン酸注入とレニスナ注入両方をこの患者様には説明し、レニスナを希望されました。レニスナはヒアルロン酸に比べて即効性はないですが、持続性が高く仕上がりが自然なのが特徴です。レニスナはこの症例のように、1ヶ月に1回で3回の注入が推奨です。
頬こけの範囲が広い場合は、4ccと多めの量の注入が推奨です。

ヒアルロン酸

目の下~ホホ(ゴルゴ線)

当院での症例写真1

目の下のクマでお悩みだった当院の患者様ですが少量のヒアルロン酸注入で段差や影が目立たなくなっています。

治療内容目の下から頬上部にかけてボリフトを、カニューレという長く鈍い針を用いて注入
治療期間・回数1回の施術から2ヶ月後の写真
費用ボリフト1本 77,000円
リスク・副作用赤み、むくみ、痛み、内出血、硬結、塞栓など
担当医師コメントヒアルロン酸注入により
・目の下と頬にボリュームを補うことで段差を目立たなくする・皮膚の下に透ける静脈と皮膚表面の距離が離れて青黒さが目立たなくなるの2つの効果が期待できます。脱脂や脂肪注入など、より外科的な治療もありますが、クマの程度によってはヒアルロン酸注入でまず治療するのが適している場合があります。

当院での症例写真2

最近クマが目立ってきたと治療ご希望の20代女性の患者様。当院の治療から1週間後の写真ですが少量のヒアルロン酸注入でこのように目立たなくすることができます。

治療内容頬上部のくぼみや段差のある部分に、鋭い針を用いて深めに注入
治療期間・回数1回の注入から1週間
費用この症例ではHugel社のヒアルロン酸(現在当院では使用していない製品ですが、バイリズンやボライトで現在は治療可能)
リスク・副作用赤み、むくみ、痛み、内出血、硬結、塞栓など
担当医師コメントクマの原因はさまざまで、今回の患者様では
・ホホのボリュームが減ってきたことによる段差(特に右側)・皮膚が薄いのでその下の静脈が紫に透けて見えるの2つがメインです。
ヒアルロン酸でボリュームを出して、下の静脈からの距離を離すことで両方同時に治療を行いました。
クマの原因は大きく分けて3つで・段差 → ジュベルック、ヒアルロン酸注入や脱脂(脱脂は当院では扱っていません)・静脈による青さ → ジュベルック、ヒアルロン酸注入やVビーム・メラニンによる色素沈着 → ハイドロキノンなどの塗り薬やレーザー
と原因によって治療が変わります。

当院での症例写真3

周りの人から疲れてる?と普段から尋ねられてしまうとクマでお悩みだった当院の患者様。ヒアルロン酸とピコレーザーの治療を同日に行い、2週間後にここまで目立ちにくくなりました。

治療内容目の下から頬上部にかけてボリフトを、カニューレという長く鈍い針を用いて注入ピコスポット顔広範囲
治療期間・回数両者を同日に施術し、2週間後
費用ボリフト1本 77,000円
ピコスポット顔広範囲 88,000円
リスク・副作用ボリフト:赤み、むくみ、痛み、内出血、硬結、塞栓などピコスポット:赤み、むくみ、痛み、痂皮、色素沈着、色素脱失、水疱
担当医師コメント・目の下から頬にヒアルロン酸を注入
 →ボリュームが減って段差になっていた部分を改善・目の下の細かく多数あるシミをピコレーザーで一掃
 →色むらのない肌に
ヒアルロン酸は体に徐々に吸収されていきますが、一年程度効果が持続します。シミに関しては一度の治療で消えましたので治療終了。目の際でもレーザー治療可能です。
クマは段差や色むらなど原因は人それぞれですが、治療の組み合わせで改善できます。

ほうれい線

当院での症例写真1

30歳前半の女性でほうれい線が気になりましたという相談をいただきました。写真は施術前と施術直後です。

治療内容0.2ccずつ少量のヒアルロン酸を骨膜上の深いところに鋭い針で注入
治療期間・回数1回の注入直後
費用この症例ではHugel社のヒアルロン酸(現在当院では使用していない製品ですが、ボリューマで現在は治療可能)
リスク・副作用赤み、むくみ、痛み、内出血、硬結、塞栓など
担当医師コメント特に鼻の横のほうれい線の上の方が深く目立っていましたので、0.2ccずつ少量のヒアルロン酸をほうれい線基部の深い骨膜上の場所に注入することで鼻下の印象がだいぶ変わりました。
実際の施術動画についても下記のリンクからご覧ください。https://youtu.be/vfJjWeS9-0o
動画では右は終わって左側の注入だけ紹介しています。骨膜上の深いところに少量のヒアルロン酸を注入。年齢やほうれい線の深さで注入する範囲や量は使い分けています。

当院での症例写真2

20代前半の男性で、左右でトータル1.0ccのヒアルロン酸の注入でほうれい線が浅くなっているのがわかります。

治療内容鋭い針でヒアルロン酸注入を1回行い、1ヶ月後
治療期間・回数ボリフト1ccを注入して1ヶ月
費用ボリフト1️本 77,000円
リスク・副作用赤み、むくみ、痛み、内出血、硬結、塞栓など
担当医師コメント頬の組織のボリュームが大きいことでほうれい線が目立ち気にされていた当院の患者様。左右でトータル1.0ccのヒアルロン酸の注入でほうれい線が浅くなっているのがわかります。
最近は男性の患者様も多く、男女問わずヒアルロン酸注入は有効です。

各治療の副作用

治療の効果や経過には個人差があります。気になる症状があらわれた場合には、すみやかに医師へ相談しましょう。

レニスナ
赤み、むくみ、痛み、内出血、硬結、塞栓など

注入時に痛みがあります。まれに1週間ほど腫れがでる方がいます。
針の挿入部位を除いて、当日からメイクが可能です。挿入した部位は、翌日から可能です。
施術当日は、激しい運動や過度の飲酒などはお控えください。

禁忌:妊娠中、授乳中の方

ヒアルロン酸
赤み、むくみ、痛み、内出血、硬結、塞栓など

施術後、赤みや腫れが2日程度続くことがあります。
挿入した針が細い毛細血管にあたることで、内出血を生じることがあります。
まれに注入したヒアルロン酸が詰まり、血行不良を生じ、かさぶたや水疱、膿をもったボツボツなどができる場合があります。
塞栓を疑う膿をもった黄色いぼつぼつや赤みが出現した場合は、ヒアルロニダーゼと呼ばれるヒアルロン酸を溶かす酵素を注入してヒアルロン酸を溶解します。

禁忌:妊娠中、授乳中の方

料金

以下の施術は、自由診療(自費)となります。

レニスナ(ジュベルックボリューム)1部位 2cc 55,000円(税込)
レニスナ(ジュベルックボリューム)1部位 4cc77,000円(税込)

ヒアルロン酸

アラガン社 ボリューマ 1cc
(ほうれい線、あご)
77,000円(税込)
アラガン社 ボリフト 1cc
(ホホ、眼の下、ひたい)
77,000円(税込)
アラガン社 ボライト 1cc
(ひたい、ほほ、首の浅いシワ)
77,000円(税込)
HUGEL社 バイリズン 1cc
(ひたい、ほほ、首の浅いシワ)
77,000円(税込)

シワや頬コケにお悩みの方は、池袋駅前のだ皮膚科へ

シワや頬コケは、主に加齢や紫外線などの影響によって皮下脂肪の減少や筋力低下、コラーゲン・エラスチンの減少など、さまざまな要因が重なって生じるといわれています。シワや頬コケはレニスナやヒアルロン酸注入により、肌の内側からボリューム感を与える施術が効果的とされています。ほうれい線やマリオネットラインなど、気になるシワや頬コケがある方は当院へお気軽にご相談ください。

池袋駅前のだ皮膚科院長| 野田 真史 監修

<レ二スナについて>

・未承認医薬品等
レニスナは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療器機です。
・入手経路等
国内のネイチャーフォース社を通して韓国から輸入しています。
・国内の承認機器の有無
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
米国FDAと韓国KFDAで承認されています。