毎日しっかりスキンケアをしているのに、なぜか気になる肌トラブルが続いているというお悩みはありませんか。
それはもしかすると、スキンケアの方法が間違っているのかもしれません。
とくに30代を過ぎてから肌トラブルが続いているという方は、年齢による肌の変化ににより、今までのスキンケアが合わなくなっている可能性も。
いつもしているスキンケアが正しいケアなのかをぜひチェックしてみましょう。
ここでは間違ったスキンケアと正しいスキンケアの方法や、肌状態が変化しやすい30代以降のスキンケアについて紹介します。
間違ったスキンケア
毎日のスキンケアは、健康的な素肌を手に入れるために大切です。
しかし間違ったスキンケアをしてしまうとそれだけ肌に負担をかけてしまい、肌荒れしやすくなってしまいます。
ここでは間違えやすいスキンケアの方法について代表的なものを紹介します。
洗いすぎ
肌組織はいくつかの層に分類されており、一番外側にある角質層には、さまざまな刺激から肌を守って水分を外に逃がさないようなバリアとしての働き（バリア機能）があります。
しかし必要以上に洗浄を繰り返してしまうと、それだけ角質を物理的に取り除いてしまいバリア機能の低下につながります。
バリア機能が低下することで外からの刺激を受けやすくなり、肌が荒れやすくなるため注意しましょう。
洗顔料を十分に泡立てていない
洗顔料の泡立ちが少ないときには、手と肌の摩擦が大きくなり、肌へ強い刺激が加わってしまいます。
肌への刺激を減らすためにも、弾力のある柔らかい泡をたっぷりと泡立ててから洗顔するようにしましょう。
ピーリングのやりすぎ
適度なピーリングは、肌に蓄積した角質を取り除いてくれます。
ただしピーリングをやりすぎてしまうと必要以上に角質を除去することになり、肌にとって大切なターンオーバーのリズムを乱してしまうかもしれません。
熱いお湯での洗顔
熱いお湯を使った洗顔は、過度に皮脂を落としやすく、乾燥肌の原因になってしまいます。
とくに入浴と洗顔を一緒にするという方は、お湯の温度に注意しましょう。
洗顔時には肌の保湿を考えて33～35℃のぬるま湯を使うとよいでしょう。
肌を強くたたいてパッティングする
肌の奥へ成分を浸透させたいと考えて、強い力でパッティングしているという方もいることでしょう。
実はこの方法は肌に炎症が起こりやすくなってしまうため、肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。
炎症が起こった肌は、黒色メラニン色素が作られやすくなり、シミが濃くなったり肌全体がくすみやすくなったりするかもしれません。
30代以降はスキンケア方法の見直しが必要
j肌の状態は、年齢によって変化します。
特に、お肌の曲がり角と言われる30代以降になると、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなります。
ここでは年齢を重ねた肌に起こりやすい症状や注意点について紹介します。
ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーは、加齢によって少しずつ必要な日数が長くなっていきます。
たとえば20代には約28日かかっていたものが、30代になると約45日かかることが分かっています。
ターンオーバーが遅くなると新しい皮膚が作られにくくなり、古い皮膚である角質が肌に蓄積しやすくなります。
そのため、ニキビやシミ・そばかすなどの肌悩みが起こりやすくなってしまうのです。
ホルモンバランスを整える
30代になってから、妊娠や出産といったライフイベントを迎える方もいることでしょう。
また働き盛りの方は不規則な睡眠や強いストレスを感じているという方もいるはずです。
このような生活習慣は、ホルモンバランスの乱れにつながりやすく、肌のハリや弾力が低下しやすくなります。
水分と油分のバランスに気をつける
水分や油分のバランスが整った肌状態は、肌トラブルが起こりにくい理想的な肌状態だといえるでしょう。
しかし年齢によって肌のバリア機能が低下してしまうと、外部からの刺激に弱くなり、肌の水分量が低下しやすくなります。
また肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されてしまうことで、混合肌のような状態になる可能性もあります。
肌が刺激を受けやすくなる
年齢を重ねるにつれて、角質層にあるセラミドという成分が減少しやすくなります。
セラミドが不足すると肌のバリア機能が低下しやすくなり、外部の刺激から肌を守る働きが低下して、肌荒れやシワの原因になってしまいます。
正しいスキンケアの順番と方法
肌トラブルが続いているときには、正しいスキンケア方法ができているかをチェックしてみましょう。スキンケアは1日2回、起床時と就寝前にするのが基本です。
ここではスキンケアの順番と方法について紹介します。
クレンジング
クレンジングの目的はメイクを落とすことです。
メイクをした日は、忘れずにクレンジングをしましょう。
まずは手を洗って綺麗にしてから、清潔な手にクレンジング料を取りだして使うのがポイントです。
クレンジング料がメイクになじんでから、ぬるま湯で優しく洗い流しましょう。
化粧水
洗顔後は肌が乾燥しにくいように、5分以内を目安として、なるべくすぐに化粧水を塗りましょう。
手のひらやコットンを使って、優しい力で肌になじませましょう。
美容液
商品によっては化粧水の前に使うタイプもありますが、一般的な美容液は化粧水の後に使用します。
30代以降の肌悩みには、肌状態にあわせた美容液を選ぶことも大切です。
保湿成分や美白成分など、自分の肌にとって必要な成分が含まれている美容液を選びましょう。
乳液
クリームと同じく、乳液にも肌に補った水分を蒸発させない役割があります。
ただし一般的には、クリームよりも乳液の方が保湿成分の配合量が多くなります。
肌にうるおいを与えたいときには乳液を、うるおいを閉じ込めたいときにはクリームを選ぶとよいでしょう。
また乾燥肌や敏感肌の方は乳液とクリームを併用し、脂性肌やニキビ肌の方は乳液のみ使用するなど肌状態にあわせた使い分けも大切です。
クリーム
クリームには化粧水や美容液で肌に補った水分を蒸発させない役割があります。
とくに乾燥が気になる部分には、重ね塗りをして丁寧にケアしましょう。
＜ニキビ・酒さ用に特化した保湿剤 ベーシックケアAZ＞
スキンケア製品の使い方や選び方に悩んだときには、ぜひ当院までご相談ください。
当院ではニキビ・酒さの肌に合うように調整したの保湿剤「ベーシックケアAZ」を販売しています。
ニキビ・酒さだけでなく乾燥肌や敏感肌の方でも気軽にデイリーケアできるような成分を調整して配合しており、肌状態に関わらずご使用いただけます。
また肌に負担となる各種添加物は含んでいません。
ベーシックケアAZについての詳しい情報は、下記のリンク先をご確認ください。
30代以降の肌におすすめのスキンケア
ここでは30代を過ぎてからのスキンケアについて、とくに押さえておきたいポイントを紹介します。
刺激に注意して優しくさわる
30代の肌は20代よりも乾燥を感じやすくなります。
乾燥肌になると、摩擦など外部からの刺激を受けやすい状態になりがちです。
そのため乾燥肌が気になるときでも、触りすぎには注意が必要です。
スキンケアでは、肌を優しく触れるように心がけましょう。
美容液を取り入れる
今のスキンケアに物足りなさを感じているときや、各種肌悩みがあるときには、それぞれの悩みにあわせた美容液を取り入れてみましょう。
美容液にはシミやシワなどの気になる症状にあわせた成分が入っているタイプや、肌状態を整えるタイプがあります。
ご自身にとってデイリーケアしやすい製品を選ぶとよいでしょう。
メイクは自分の肌状態にあったものを選ぶ
30代になると、化粧のノリが悪くなってきたと感じることがあるかもしれません。
このようなときには、自分の肌にあった化粧品を使えているかを確認してみましょう。
以前は問題なく使えていたような化粧品でも、肌にあっていないときにはさまざまな症状が起こりやすくなります。
たとえば化粧品を使うことでニキビや吹き出物、かゆみ、ヒリヒリ感といった肌トラブルが起こってしまったときには、化粧品の使用をやめて当院までご相談ください。
クリニックで施術を受ける
繰り返し起こる肌トラブルに悩んでいるときには、専門的な治療を受ける時期にあるのかもしれません。
当院では現在の肌状態や肌悩みを確認して、健康的な素肌を目指せるように一人ひとりにあわせた施術を提案しています。
スキンケアや化粧品を見なおしても肌トラブルが続いているときには、ぜひお気軽にご相談ください。
スキンケアについてのお悩みがある方は、池袋駅前のだ皮膚科へ
間違ったスキンケアを続けてしまうと、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなります。
健康的な肌状態を目指すためにも、まずは毎日のスキンケアを見なおしてみましょう。
とくに30代以降になると、気になる肌トラブルが起こりやすくなります。
正しいスキンケア方法で肌の対策をしましょう。
自宅でさまざまな対策をしても肌悩みが解消されないときには、ぜひ当院までご相談ください。
当院では複数の施術により、一人ひとりの肌悩みにあわせた治療をしています。
ご興味のある方は、いつでもお気軽にご相談ください。
