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レニスナ(ジュベルックボリューム)なら池袋駅前のだ皮膚科へ|ほうれい線、マリオネットライン、頬のコケなど

治療の特色 /Common diseases

レニスナ(ジュベルックボリューム)

レニスナとはポリ乳酸(PDLLA)製剤で長期的なコラーゲンの生成が期待できる施術です。ほうれい線、マリオネットライン、頬のコケなどの症状改善が期待できます。

レニスナ(ジュベルックボリューム)は、ポリ乳酸(PDLLA)という薬剤を使った施術です。コラーゲンの生成を促進する働きにより、ほうれい線、マリオネットライン、頬のコケ、二キビ跡のへこみ、刻まれたしわ、毛穴(キュアジェット併用の場合)などの症状にアプローチします。

ここではレニスナの特徴、他のポリ乳酸製剤やヒアルロン酸製剤との違い、当院で対応できる施術などを紹介します。

目次(クリックで開閉)

レニスナ(ジュベルックボリューム)とは

レニスナ画像

レニスナ(ジュベルックボリューム)は、「ポリ乳酸(PDLLA:Poly-DL-lactic acid)」の薬剤です。ジュベルック(Juvelook)と主成分が同じであり、ボリュームを補うような働きが期待できるため、韓国ではジュベルックボリュームと呼ばれている施術です。

患部に薬剤を注入することでコラーゲンを作られやすくして、患部のボリュームを増やす働きが期待できます。年齢をかさねるにつれてボリュームが不足しがちな「ほうれい線」、「マリオネットライン」、「頬のコケ」などの肌悩みがある方に向いた施術です。薬剤を肌に注入した後は、1~2年かけてゆっくりと体内に吸収されるため、持続的な効果が期待できます。

日本の厚生労働省にあたる機関の米国食品医薬品局(FDA)や韓国食品医薬品安全省(MFDS)では、PDLLAについて手術用の縫合糸などの用途で承認しており、危険性の低い成分です。(※レニスナの施術は、公的医療保険が適用されない自由診療です。)

レニスナ(ジュベルックボリューム)が向いている症状

  • ほうれい線
  • マリオネットライン
  • 頬のコケ
  • 二キビ跡のへこみ
  • 刻まれたしわ
  • 毛穴(キュアジェット併用の場合)

レニスナ(ジュベルックボリューム)の効果

レニスナは患部に薬剤を注入することで、線維芽細胞を活性化させてコラーゲンを作られやすくする施術です。ジュベルックよりも皮膚の深い層に注入することにより、患部のボリュームを増やす働きが期待できます。肌のたるみが原因で起こっているような「深いシワ(ほうれい線、マリオネットラインなど)」や加齢によって起こる「頬のコケ」にアプローチしやすい施術です。

キュアジェットを併用するとジェットの力で皮膚表層にも少量を分散させてレニスナを使用可能になるため、ニキビ跡のへこみ、刻まれた眉間や額、首のシワ、毛穴の治療としても使うことが可能です。

レニスナ(ジュベルックボリューム)の施術間隔・持続期間・回数

施術間隔・持続期間・維持間隔の回数

※以下の情報は目安です。症状やお悩みなどによって個人差があります。

施術間隔
1か月おきに3回
持続期間
2年
期待した効果を維持したい方
1か月おきに3回注入後、6か月~1年ごとに1回の施術

レニスナは通常1回だけで施術が終了するわけではありません。期待した効果を実感するタイミングは一人ひとりの症状やお悩みによって違いますが、基本的には繰り返しの施術が必要です。持続期間については、薬剤の性質により2年以上になる可能性も考えられますが、現在公表されている研究結果だけでは、どこまで長期の効果が望めるかははっきりしていません。

当院では一人ひとりの肌状態や肌悩みにあわせた施術スケジュールを診察時に提案しています。具体的な施術のスケジュールについては、医師まで直接ご相談ください。

レニスナ(ジュベルックボリューム)の特徴や他の製剤との違い

ここではレニスナの代表的な特徴について、他のポリ乳酸製剤(スカルプトラ、マックーム、ジュベルック)との違いや、ヒアルロン酸製剤との違いを比較しながら紹介します。

スカルプトラやマックームとの違い|副作用が少なく、局所注射ができる

レニスナの成分は「ポリ乳酸(PDLLA:Poly-DL-lactic acid)」です。レニスナと同じカテゴリーのポリ乳酸製剤には、「ポリ乳酸(PLLA:Poly-L-lactic acid)」を使ったスカルプトラとマックームという製剤があります。

スカルプトラは米国でよく使われているフィラー製剤です。皮下組織に注入するとその部分でコラーゲンの生成が促されて、持続的なボリュームアップ効果が期待できます。しかし粒子形がとがった形をしており患部の周囲にある細胞へと強い刺激が伝わることで、副作用の皮下硬結(しこり)が起こりやすいという問題がありました。

マックームは韓国で作られたポテンツァ専用の薬剤です。ポテンツァのドラッグデリバリーシステムを利用した均一な注入が可能で、スカルプトラで起こりやすかった副作用であるしこりはほぼ見られなくなりました。ただし、韓国食品医薬品安全省(MFDS)の認可を受けていないため、注射製剤としての注入はできません。

レニスナはPLLA製剤のスカルプトラやマックームとは違い、粒子径が丸くなるように作られたPDLLA製剤です。周囲の細胞に対する刺激が減り、副作用であるしこりのリスクが非常に少なくなりました。またレニスナは、マックームとは違い局所注射ができるため、気になる部分にだけ局所的な注入ができるようになりました。

ジュベルックとの違い|皮下に注入できる

レニスナはジュベルックとは違い、粒子径が大きく薬剤に含まれる濃度も濃いという特徴があります。ジュベルックは短い針を使って皮膚の浅い層に注入しますが、レニスナはカニューレと呼ばれる長い針を使って皮下の深い層に注入します。レニスナはこの層に注入することで「ほうれい線」や「マリオネットライン」、「頬のコケ」などの加齢によってボリュームが不足しやすい部分に施術できるのです。

ヒアルロン酸製剤との違い|効果が持続しやすい

ヒアルロン酸製剤は注入後に即効性が期待できる成分です。しかし、6か月~1年でほとんどの成分が体に吸収されるため、年に1回を目安にメンテナンスが必要です。

レニスナの主成分であるPDLLAは、肌の内部を刺激して線維芽細胞からコラーゲン生成を促す働きがあり、注入後は1~2年をかけてゆっくりと生体内で水と二酸化炭素に分解されていきます。

ヒアルロン酸に比べてレニスナは、注入後すぐには効果を実感しにくいものの、時間が経過するにつれて少しずつ期待した効果を実感しやすくなります。レニスナの施術は1か月ごとに3回注入してから、期待した効果が出てくるのをゆっくりと待つような施術です。

症例

ほうれい線のお悩みにレニスナで施術した症例1

レニスナ症例画像
治療内容

ほうれい線が気になってきたと受診された当院の40代女性の患者様。レニスナ注入をほうれい線に2回行い、1ヶ月後の写真です。鼻の下から口元までほうれい線が自然に浅くなっています。ほうれい線の鼻下から口元まで、カニューレという鈍く長い針を使って注入しています。

治療期間・回数

約2か月・2回

費用

レニスナは公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

レニスナ(ジュベルックボリューム)1部位 2cc 55,000円(税込)
左右のほうれい線に1ccずつを2回 110,000円(税込)
リスク・副作用

内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結など

担当医師コメント

レニスナは通常1ヶ月に1回程度で3回の注入が推奨ですが、今回のように2回の注入で十分な効果を実感できることもあります。ヒアルロン酸注入のような即効性には欠けますが、より自然な仕上がりになりやすいです。

ほうれい線のお悩みにレニスナで施術した症例2

レニスナ画像
治療内容

他院にてヒアルロン酸の注入を2回受けたけれど、まだほうれい線が気になっていると当院を受診された30代の患者様です。ヒアルロン酸注入後は数か月で効果を実感しにくくなるため、ヒアルロン酸以外の施術を希望されました。レニスナでほうれい線にアプローチした結果、写真(上)の施術前に比べて、施術1か月後の写真(下)では、ほうれい線が目立ちにくくなりました。

治療期間・回数

約1か月・1回

費用

レニスナは公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

レニスナ(ジュベルックボリューム)1部位 2cc 55,000円(税込)
リスク・副作用

内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結など

担当医師コメント

ほうれい線の治療としてはヒアルロン酸注入の方が即時的な効果を実感しやすくなります。ただしヒアルロン酸の場合は6か月~1年で体内に吸収されるため、持続的な効果は実感しにくくなります。そのためヒアルロン酸だけで効果を持続させようとしたときには、定期的なメンテナンスが必要です。

この患者様のようにヒアルロン酸よりも持続期間の長い施術を希望しているときには、レニスナの施術が向いています。この患者様の場合は1回の施術で期待した効果を実感できましたが、1か月おきに3回の施術を繰り返し受けるようにすると、さらに期待した効果を実感しやすくなります。

ほほこけのお悩みにレニスナで施術した症例

レニスナ症例画像
治療内容

頬のこけが気になっていた当院の20代男性の患者様。レニスナ注入を頬に3回行い、1ヶ月後の写真です。ほほが全体的にふっくらしてフェイスラインが凹から凸になり、特に左ほほ輪郭のラインに丸みが出て、右に張り出していたエラがわからなくなっています。もともと20代で若い患者様ですが、見た目の年齢がさらに若くなっています。

治療期間・回数

約3か月・3回

費用

レニスナは公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。

レニスナ(ジュベルックボリューム)1部位 4cc 77,000円(税込)を3回
リスク・副作用

内出血、赤み、むくみ、痛み、硬結など

担当医師コメント

ヒアルロン酸注入とレニスナ注入両方をこの患者様には説明し、レニスナを希望されました。レニスナはヒアルロン酸に比べて即効性はないですが、持続性が高く仕上がりが自然なのが特徴です。レニスナはこの症例のように、1ヶ月に1回で3回の注入が推奨です。

頬こけの範囲が広い場合は、4ccと多めの量の注入が推奨です。

レニスナ(ジュベルックボリューム)の施術の流れ

所要時間は約15分(診察時間を除く)です。

1.医師の診察

現在の肌状態を確認し、お悩みや現在の肌状態などにあわせた治療方法を提案いたします。気になることがあれば、どのようなことでもお気軽にご相談ください。

2.クレンジング・洗顔

メイクをしている方はクレンジングでメイクをしっかり落としてください。施術のために丁寧な洗顔で肌を清潔に保ってください。

3.施術開始

カニューレという先端が丸くなっている長い針を使用して、医師が患部に薬剤を注入します。カニューレの針先は丸くなっているため、血管や神経を傷つけずに挿入できます。施術中の出血は少なく、痛みも感じにくいため、通常は麻酔薬を使用しません。注入時の痛みは通常の針に比べて軽減されていますが、人によっては痛みを感じる方もいます。

4.施術終了

針を挿入した部分以外のメイクは当日から可能です。また針を挿入した部分のメイクは翌日から可能です。洗顔は施術直後からできます。施術当日のシャワーもできます。ただし内出血の悪化を防ぐため、浴槽への入浴や運動は施術翌日からにしましょう。

副作用・注意事項等

禁忌

  • 妊娠中の方、授乳中の方

副作用

内出血、赤み、腫れ、むくみ、ごくまれに硬結など

注意事項

  • 針を挿入した部分以外は、メイクは当日から可能です。また針を挿入した部分のメイクは翌日から可能です。
  • 施術当日はシャワーが可能です。しかし内出血の悪化を防ぐため、入浴は翌日からにしましょう。
  • 洗顔は施術直後からできます。
  • 施術部位のマッサージは、1週間後から可能です。
  • 施術当日は血行がよくなる行為(激しいスポーツ、エステ、サウナ、大量の飲酒など)を控えてください。これらは翌日から可能です。

料金

以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療です。

レニスナ(ジュベルックボリューム)

局所注射
レニスナ(ジュベルックボリューム)1部位 2cc 55,000円(税込)
レニスナ(ジュベルックボリューム)1部位 4cc 77,000円(税込)

未承認医薬品等の表示

レニスナについて

未承認医薬品等

レニスナは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療器機です。

入手経路等

国内のネイチャーフォース社を通して韓国から輸入しています。

国内の承認機器の有無

同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。

諸外国における安全性等に係る情報

米国FDAと韓国KFDAで承認されています。

個人輸入された医薬品等の使用リスクに関する情報はこちらのページをご覧ください。

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共和ビル3階B

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